日にち 1月26日(練習会)&1月27日(マスターズ第2戦)
天候:晴れ
移動手段:ジムニー
所要時間:1:30分
雪質:ベタ雪
ゲレンデコンディション:並
レースタイム:49:45秒(1本目)/ 46.69秒(2本目) トップとの差、約7秒
久々に晴れたスキー場でのスキーは楽しい。でも雪質はあんまりになるので、寒い寒い日のスキーの方が案外好きかも。
さて、マスターズに参加している選手のためのポール練習会があると聞いて、参加してきた。普段あまり外部の人と交流しない仕事をやっているだけに、このようなコミュニティーに参加するだけで非常に緊張してしまう僕だが、図々しい僕でもある。礼儀を踏まえればなんとかなるぜ、俺は大人だぜ。
少し遅れて会場につくと、参加者がすでにポールをゲレンデにセッティングしていて、一体どの人が練習会を取り仕切っているのかさっぱりわからん。スキーってみんなヘルメットにゴーグルしてるんでさっぱり顔もわからん。年齢も雰囲気も体格もヒントになるものがまるでない。
というわけでそこにいた人に適当に声をかける。代表者の名前を聞き出す。そして挨拶に行く。なんとなく練習会の流れをつかむ。そして練習会にじわりと参加。
午前中の前半を終え、ポールのセッティングを変えると言う。僕も率先してポールを抜いたり立てたりするお手伝いを買って出るが、なんとなく浮いているのは気のせいだろうか。バイトとかでも新人って浮いているけど、まさにあんな感じの僕である。マスターたちがなんとなく僕に冷たい、、、。気のせい!?
2本目のセッティングを終え、みなスタート地点に集まってくるが、なぜだか誰もスタートしようとしない。これは日本人流の遠慮のカタマリか。どうぞ、どうぞ、お先へどうぞ。ってやつか。それなら僕が先に行こうかなってわけで、「すいません、先行ってもいいですか?」と先頭付近にいたおじいさんマスターに声をかけると、
「年寄りが先じゃああああ!」と怒鳴れる。
41歳、新人マスターである僕はそれはもう「ひぃいいいい」となって列最後尾へ。
ハニートラップならぬ、じじいトラップ。完全に引っかかった俺。悲しい。
それでも気を取り直し、後半の練習を黙々とこなした。
途中、滋賀県から参加している関西弁で話すノリのいいマスターに声をかけられ、何本かリフトに一緒に乗って、スキーに関するよもやま話で盛り上がり、「これでもう1人じゃないんだ」と、新人バイトがバイト先で友だちを作った時のような安堵感に包まれる41歳の新人マスターであった。
日付変わって金曜日。マスターズ第2戦。
白峰に通うのが正直しんどいが、7戦すべてに参加すると決めた僕はこの日も朝からせっせと早起きをして、くねくねの山道をひた走った。
40代の参加は今回は僕のみ。不戦勝の40代優勝。これでまた閉会式にタイムを発表されて恥をかくだろう。こうなったらがんばってタイムを縮めるべ!
そんな勢いでスタートした僕の1本目はなかなか良い滑りだったが、レース後半で体が大きく流され危うくコースアウトしそうに。強引にコースに戻ったけれどタイムはそのロスが大きく響いてトップとの差は7秒差。前回の12秒差よりも少し縮んだけれど、悔やまれるレース内容となった。
昨日の練習会で友だちになった滋賀県マスターにタイムを聞いてみると、スキー歴5年の彼は僕よりも4秒も速くて、「昔、レースに参加してたんすよ」と見栄を切った昨日の自分がひどく恥ずかしくなった。
「すげえっすね!」
笑って恥をごまかすおいら。
当分は滋賀県マスターとの戦いになりそうである。
次回のレースは1月31日!
乞うご期待、みんな!!