スキーブログ2017-18 21th-24th Run @白峰、たいら、セイモア、and Iox アローザ

21th 白峰:マスターズ第2戦(第1戦は大雪のため中止)トップとの差、3秒42

22th たいら フリー滑走

23th セイモア フリー滑走

24th iox  フリー滑走

 

そして、試合がやってきた。今季通算2シーズン目にして、初の30秒台(39秒95)を出したものの、またいろんな課題が見える結果となるレースだった。

 

問題その①:

レース開始までに体が温まらず、調子のいい滑りができない。調子のいい滑りは決まって滑り込んだお昼頃にやってくる。

 

問題その②:

コースのライン取りがまったくできていない。いつもなんとなくただコース内を滑っている。

 

問題その③:

スタートダッシュが遅い。スケーテイングもお嬢様風で、のんびりしている。最初のターンの荷重も乗れていないので、一回加圧が抜けて、再度踏み直すので、ストレス度が高い。

 

などなど。それから白峰のアップ用のゲレンデの斜度が急すぎるので、どうしてもズラしたターンになりがちで、カービングの感覚を取り戻せないままレースに突入するなど。前回のブログで完璧なターンを手に入れたなどとほざいていたけど、完璧なターンは斜度のゆるい、圧雪された場所だけの話でした。すいません!

 

さて、そんなわけなので、週末は滑りを補正するために、たいらスキー場に出かけ、急斜面での練習に励んだが、いまいち感覚がつかめず。日曜日にはセイモアに出かけたが、大雪、吹雪、深雪で、まったく練習にならなかったので、ビールを飲んで山頂のゲレンデに行ったら、いい塩梅で楽しくなってしまった。

 

非圧雪は今まで敬遠していたのだけど、それなりに踏み固められてボコボコになった急斜面をがんばってカービングすることの楽しさに目覚めた僕は、ボール投げを何度もせがむ犬のように、同じことを何度も要求する子供のように、何度も何度も山頂に向かうリフトに乗って、快感を心ゆくまで味わったのでした。

 

セイモアは死人がよく出るスキー場。設計はあの三浦雄一郎氏。三浦雄一郎氏だけに難関コースを作ったのか、遭難者、激突者がやたらと多い。スキー場の雰囲気もそのせいか、どこか暗い。

 

この日もスノーボーダーがリフト下の木に激突して、動けなくなっていた。パトロールが駆けつけ、担架が運ばれ、スノーモービルが駆け寄り、、、。下半身不随とかになってなきゃいいけど、遠目からやばそうな感じだった。

 

いったいいつから大雪なのか記憶に残らないほどずっと雪が降り続き、今週はもう雪地獄。英語教室を開いていても、車で来る生徒は結局渋滞や立ち往生やスタックなどの危険があるので、どんどんキャンセルをしてもらい、おかげで?僕は平日のioxに行くことができたのだけど、僕、もうioxには行かない。ごめんね、iox。

やっぱりあの滑走距離に対して何度もゴンドラに乗るのははっきり言って苦痛でしかなかった。そして、相乗りするヒトリストヒトリストの無言のゴンドラ内も結構きつかった。バーンは柔らかく、カービングもさほど力を入れずとも曲がるし、練習となる急斜面がまったくない。せっかく1日券を購入したのに、10時から滑って13時に帰る決意となった。

 

そして今、このブログを書いている。ioxに行かずにたいらに行けばよかった。やはり浮気はよくないね。

 

週末は、初の岩岳。日曜日にHead Cupという大回転のレースに参加し、前日はHead主催のレーシングキャンプに参加!!さて、強者どもに紛れ込んで修行してくるかな。

 

 



 

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2シーズン目のマスターズ。初めての30秒台だったが、こんなもんじゃねえ^^

 

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勝手にホームゲレンデと呼んでいるが、リフト全長500メートルは、かなりの修行度。

反動で翌日は興奮を求めセイモアへ。

 

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セイモア山頂にて。崖のようなスキー場。だがなぜか楽しい。

 

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景色は最高のiox。雪の砺波平野。
 

 

さて、もうすでに2月も半ばに向かっているよ。3月は後半からアイスランドに行くので、今シーズンはすでにもう1ヶ月しかないよ。そう思うと涙が出るよ。明日のことを考えつつ、今を生きるよ。By べん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スキーブログ2017-18 17th, 18th, 19th and 20th Run @iox, シャルマン, 栂池高原

1/17 iox アローザ 基本練習

1/21 シャルマン火打 ポール練習

1/27, 1/28 栂池高原 フリー滑走

 

28日の朝、早めにゴンドラに乗って栂池の朝一番のゲレンデを滑ってやろうと7時30分くらいにゴンドラ駅に向かうと、白樺ゲレンデを滑る人影。そうか、今日はアーリーモーニングをやっていたのか。

 

ゴンドラはやめて白樺ゲレンデに向かう。長い寒波を抜けて白馬の山々に久しぶりの太陽が降り注ぐ。そんな中、白樺ゲレンデに向かうリフトの上、林の中で深呼吸をした時に、すごく気持ちがよかった。生きている心地がした。再生。生き物としてリセットされた気がした。

 

「母なる大地」。

そんな言葉が脳裏をよぎる。リフトに乗っていると、だいたいそんな訳のわからないことを考え出したりする。

「大地はなぜ父ではなく母と呼ぶのですか?」べんAが問いかける。

「それは生命を生み出すからじゃ」と、べんB。

「でも世界を牛耳っているのは男ばかりです」べんA。

「母なるものは頭がいいのじゃ。バカな男どもにバカな政治をまかせ、金を稼がせ、その裏で母なる性はすべてを司っているのじゃ。」

「でも戦争を止められません」べんAが熱くなる。

とそこで、リフト降り場が近づいてくる。その瞬間、くだらぬ哲学論もあっけなく終わる。べんAもべんBも次の滑りのことで頭がいっぱいになる。

「これだから戦争がなくならんのじゃ」と山の奥でため息が聞こえる。

 

これはもう最高の滑り。白樺ゲレンデはリフト降り場から乗り場まで約1キロくらいの中斜面と緩斜面が交互に続きまるでジェットコースター。雪質は最高。そして、何より僕はすでに理想の滑りを手に入れていた。

 

今日の今日まで昨シーズンから57滑走日くらいを迎えてついに、カービングターンがどういうものなのか、それをどうすれば自由自在に扱えるのかがわかり、実際にできるようになった。

 

体重移動、体軸、荷重、外傾角と内傾、エッジング、外足の曲げ伸ばし等々。

 

考えれば考えるほど、修正すべきことは山ほどあったが、この度、その全てが一つの線上で結ばれ、最高の滑りへと繋がった。(もちろん、あくまでも独りよがりの範囲内ですが)

 

というわけで、そんな滑走を手に入れて最高のコンディションの中で滑るのだから、それはもう最高としか言えません。

 

そしてある程度の目標に達してしまった寂しさも同時に感じる次第でありました。

 

もちろんこれは整地のみでできる滑りなので、課題としてはポール、非圧雪、コブなど、取り組み課題はさらにあるわけだけど、とりあえず、基本の姿勢は手に入れたわけなのです。涙が出るばかり。

 

さて、そんなことだから、他の日の滑りについては軽くだけ触れておこう。

 

17日のioxは濃霧と雨の中。

ゲレンデにはそれでもぽつぽつと人がいた。学生と変態だけだったが。

 

21日のシャルマンはポール練習。

この日もお一人様。この日初めて、外傾角を作りながら内傾するという一見矛盾する動作を理解した。

 

27日は泊まりで栂池高原。(お一人様)

朝から高速道路情報を見ていると小杉インターで重大事故のため通行止め。そのうち解除されると思って、朝の9時くらいに金沢を出たが、ラジオで渋滞のお知らせを聞き、砺波インターで降りて富山県内を迂回して通行止めを回避しようとしたが、富山の県道、雪道Deathロード!!脳震とう起こすかと思うくらいの凸凹道で、石川県より訳悪いやんけ!!!と富山の雪道対策も遅れているのだと実感した。

 

そんなこんなで昼過ぎにようやくたどり着いたよ、栂池高原。今回のお宿はネットで最安値で見つけたお宿、ロッヂ招仙。味のあるフロントのおばあさまのまあまあ長いお話に耳を傾けながらスキーをする準備をし、いざスキーを担いでゲレンデへ。徒歩5分。めっさ遠かった。

 

そんな感じで写真ダイジェスト。

 

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味のあるロッヂ招仙。

 

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宿泊客のほぼ全員がスノーボーダー

 

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お一人様合宿ゆえの孤夕食。(喫茶イコイ@栂池)

 

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栂池で最近気に入った白樺ゲレンデで、お決まりの自撮りをぱしゃり。このあとiPhoneの電源落ちた。iPhone寒さに弱すぎ。

 

 

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安定のシャルマン。いずれ非圧雪を経験させていただきます。ファットな板をレンタルして。

 

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最後に雨と霧のioxアローザ。

高速で新潟のシャルマンや長野の栂池などから帰ってくると、石川県に入る手前で必ずこのスキー場が見えてくる。医王山を見ると、帰ってきたなあとしみじみ思う。そんな僕は石川人。

 

さて、次回はマスターズ! 初戦が大雪で中止になった(おかげで?)、一応の完成したターンを持って挑めます!押忍!!

 

 

 

 

 

 

 

 

スキーブログ2017-18 14th,15th, and 16th Run @ioxアローザ(富山)&シャルマン火打(能生)

14th: ioxアローザ(1/6)

15th & 16th シャルマン火打(1/7& 1/14)

 

金沢は7年ぶりの大雪ということで大混乱をきたしている。僕は7年前にはこの街にはいなかったので、そのときの様子を知らない。そのときも今みたいに混乱したのだろうか。

住んでいるマンションの前はひどい悪路になっている。除雪車はもちろん入らない。しかし、県や市や大きな企業が関わっている建物がいっぱいある。武道館やNTTやハローワーク。なのに除雪車が来ない。道は大混乱。行政とはむずかしいものやのお。

 

一方、シャルマン火打がある能生という街は雪に慣れているのだと思う。除雪がすごくしっかりしている。スキー場に繋がる導線だからかもしれないけれど、混乱の様子はまったく見受けられなかった。

 

さて、スキーの話。

14日目は初めてのioxアローザのナイター営業に行って来た。自宅から本当に40分で着いてしまったので驚いた。このスキー場、てっぺんから山麓まで全部ナイターというナイター三昧な作りになっていて、夜は比較的に人が少ないので、とくにナイターが狙い目なんだと実感した。でもゴンドラが短いのでいちいち板を脱ぐのがしんどかった。フード付きクワッドの方がいいかも!

 

ナイターでロングターンをしこたま練習した次の朝、僕と奥さんは能生のシャルマンに向かった。能生というのは糸魚川市にあるのだけど、糸魚川と能生はまるで違う場所なので、能生は能生と呼ぶことにした。能生の人は糸魚川の人との違いを感じているようなので、能生リスペクトということで!

 

さて、15日目はシャルマンの常設ポール練習に参加してきた。奥さんはこの日はスノボをせずにセンターハウスでひたすら新聞を読むという荒行を行っていた。昼の2時の時点でスキーを切り上げた際、奥さんは新聞から得た膨大な知識のせいで、目が血走っていてコワカッタデス!

 

ポール練習は貴重だ。僕のようにチームに所属していない草レーサーは、無論ひとりでポールをゲレンデに張ることなんてできない。なのでシャルマンのような常設のポールサービスはとてもありがたいので、やっている限りは行くようにしている。

 

今までポールに近づき当たることが怖くてなよっとだた滑っていたのだけれど、今シーズンはかなり滑りが進化したので、自然に体がポールにぶつかるようになっていて自分でも驚いた。滑るたびに修正点を見直し、次の滑りへと生かした。

 

緊張と解放。圧をかけ、それを抜く。結局体が一番リラックスして滑ったときが、もっとも速い滑りとなることに気づいた。でもそれが一番難しいのだ。

 

ポールに腕が当たる衝撃はかなりのもので、帰ったら打ち身になっていた。ということで、さっそくアームガードを購入。ポールに当たらないのにそれをつけるのは僕の中ではご法度だったが、ついにポールに当てられるようになったので、まあいいだろう。

 

そのアームガードを持ってさっそくシャルマンに行ったのは16日目。大雪警報がようやく解けたあとの北陸道の早朝は完全にデスロードで、スピード出したらスピンしそう。なのに大型トラックはこういう時にはスピードを出せるのだろうか、すごい速度でノロノロの僕を追い抜いていく。たまにハイビームで煽られたりして、意地悪な人もいるもんだぜ。こっちは簡単に死にたくないんだよってば!

 

さて、スバルのアイサイトも雪で白線が消えたらまったくの役ただず。クルーズコントロールも路面の変化に対応してくれなくて逆に危ないので、すべて自分で運転して行った。普段はセミオートマティック状態で金沢から能生までいけるのでやたらに疲れた。そんな僕は現代人だね!

 

この日は奥さんの帯同もなく、(大雪の中出かける僕に奥さんは「好きにすれば!」と言って苦笑)、スキー場に向かう道中も、クルマから荷物を出す時も、汗をかいてセンターハウスに戻って来ても、話しかける相手がいなくてすごく寂しい。こんな時に奥さんの存在の大きさに気づきます!

 

さて、この日はパウダーな日(The Day!)で、パウダーを食べている人たちにとってはやばい日らしく、リフト運行前のセンターハウスはやや殺気立っていて怖かった。彼らがパウダーに突っ込んであまりにも興奮しているものだから、僕もその気になってパウダーに入ってみたが、案の定転んで埋もれた。出るのに時間がかかる。どうせパウダーやるならパウダー用の板とかで1日遊ぶと決めてやりたい。僕はGSの練習に来ていたのでした。真面目な自分がたまに嫌になりますね!

 

雪が降ったばかりのコースはすぐに掘れてしまい溝になる。そんな中のポール練習は思うように滑れなくてかなりストレスがたまった。しかし、僕が参加するマスターズは、40代の滑走順がいつも最後なので、コースは決まって荒れている。なので、荒れたコースに慣れるという意味では少し良い練習だったかもしれないが、気持ちよく滑ることができたのは10本中1本といったところか。しかし、この日もポールにはよくぶつかることができたので、新調のアームガードにポールの色が擦れて着色し、誇らしかった。

 

この日は夕方の6時から町内会の役員決めという行事に初参加のため、昼の2時にシャルマンを切り上げ、金沢に戻った。朝、あんなに怖かった北陸道の路面の雪も昼にはすべて溶けて、アイサイトによる半自動運転ですいすいと帰ることができた。

 

GSの練習にのめり込んでいると、いつか目標に達成したら、カントリーなスキーに転向してみたいとふと思うことがある。

 

スキーにはいろんな楽しみ方がある。人生はスキーだ。(意味不明)

 

さて、写真ダイジェスト。

 

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大寒波到来で、ベランダを埋め尽くす雪が眼前に!

 

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ioxのナイターは非常によい練習場所だ。

 

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サイボーグ。ポールが上手に滑れてこの日は大満足。

 

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自宅のベランダにスタート台を作成。高すぎて怖い。

 

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除雪の行き届いた能生の街。

 

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お世話になっているゲストハウス山楽もすっかり雪に囲まれた。

 

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お一人様の16th Run

 

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この山にはいつも何かを感じる。権現岳

 

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実家前の雪の状態。子供の頃、当たり前のように毎年こうなっていた。

 

来週はついにマスターズの第1戦だ。がんばるしかないね!!!

スキーブログ2017-18 6th, 7th, 8th, 9th, 10th, 11th, 12th, and 13th run @いろんなスキー場

6th たいらスキー場(富山)(12/19)

7, 8th シャルマン火打スキー場(新潟)(12/23,24)

9,10,11th 栂池高原スキー場(長野)(12/29-31)

12th 二ノックススノーパーク(新潟)(1/1)

13th 一里野温泉スキー場(石川)(1/3)

 

あっと言う間に年が明け、僕のスキーは相変わらず爆走してます。今シーズンは寒波が毎週のように訪れ順調に各地のスキー場に雪が積もっているけれど、来シーズンはこんなわけにはいかないだろうと、どうしてもポジティブには考えられない地球温暖化

 

僕にできることは、子供たちにスキーやスノーボードの楽しさを伝えることなど。彼らが雪を大切に思えるようになれば、何か少しだけ変わるんじゃないかと思う。

 

そんなわけで、13th run@一里野温泉スキー場は東京から金沢にやってきている甥小学4年生と姪小学1年生にスキーをひたすらに教えて、なんとか1日でターンができるところまで持って行った。リフト終了間際まで甥っ子姪っ子は目一杯スキーを楽しんだようだ。

僕は最後にゴンドラにようやく一人で乗ることができ、一本だけ鳥のように自由に滑ったわけだけれど、完全不完全燃焼。ブログが書き終わったら今からナイターに行ってくるのだ。明日はまたシャルマンにも行くのだ。(ポール練習がある)

 

12th runは、奥さんの実家を訪れた際に、奥さんの妹がスノーボードをやってみたいと言うので、元旦早々に市内から40分で行ける二ノックススノーパークに行ってきた。

この日は奥さんがスノボの指導員となって妹ちゃんに一生懸命に教えていた。初心者の奥さんは指導をしているうちに上手になって中級者の入り口くらいの滑りができるようになっていた。すごい。

 

さかのぼって、9-11th runは年末の栂池高原スキー場に2泊3日のスキー合宿with 奥さん。とにかく最高だった。言葉はいらない。だからスキーはやめられない。

 

さらにさかのぼって7,8th runは今となっては古巣のシャルマン火打に今シーズン初めてお邪魔した。毎度お世話になっているゲストハウス山楽に一泊し、7ヶ月ぶりに帰ってきたという懐かしい感慨に浸る。

オーナーのShinichiさんと酒を飲みながら能生に移住するアイデアなどを話し合って盛り上がった。いろんな生き方がある。いつか山の中に家を建てて雪の中をひっそりと暮らしてみるのが僕の夢だ。

 

最後に6th runは平日の午前中にたいらスキー場へ。この日も豪雪地帯のたいら地区は雪が振りまくっていて、視界不良のため10本も滑らないうちに帰ってきた。

 

というわけで、写真ダイジェスト。

 

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夜になると山には必ず雪が降るようだ。(栂池12月29日)

 

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白馬の山々を前にしてご機嫌な僕とSUBARU(12月29日)

 

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シャルマン最高。(12月24日)

 

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まあまあ上手になったか。(12月24日シャルマン)

 

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歯抜けの姪(1月3日一里野)

 

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メガネの甥(1月3日一里野)

 

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ゲレンデが見える宿。スキーを脱いだ後のこんな一杯は最高なのだ。(12月29日栂池)

 

あと1時間で出発だ。今から行くスキー場は初めて体験するイオックスアローザ。自宅から40分!さて、どんな景色が見えるだろう。またのちほど!

 

 

 

 

スキーブログ2017-18 5th Run @栂池高原スキー場

日: 12月10日 

場所:栂池高原スキー場

天候:晴れ

雪質:低温、パウダー

 

今日は朝から妙だった。4時に目覚めて、岐阜のウイングヒルズに行くか、長野の栂池に行くか、この1週間ずっと悩んでいた迷いにまず答えを出さなくてはいけなかった。岐阜はアクセスが悪い。いつも奥さんが岐阜へ行く道がつまらないと文句を言っているせいで、なんだか洗脳されつつあったし、栂池はまだプレオープン的なので、山頂付近のリフト2基とゴンドラしか動いていない。

 

たっぷり滑るとしたら全面滑走可能になっているウイングヒルズかなあ・・・。でもアクセス悪いしなあ。

 

栂池は中間ゴンドラ駅までは滑走可能で4キロの滑走距離があると言っている。しかし、何度もゴンドラに乗るのは億劫だなあ。

 

気持ちは出発寸前までグラグラと揺れ、結局午前5時ちょうどに出発した僕のセクシーSUBARU、XVネズミ号(色がグレーなので)は、棒倒しの棒が向いた先に向かうみたいにして、よれよれと結局長野方面に向かったのだった。

 

順調に朝8時に栂池の第一駐車場にたどり着き、さっそく鼻息荒く準備をしてゴンドラの列に並ぶと、なにやら雰囲気がおかしい。とりあえずリュックから奥さんが作ってくれたサンドイッチを取り出し、それを頬張りながら聞き耳を立てていると、どうやらゴンドラの安全点検に時間がかかっていて、9時半にならないと動かないらしい。困り果てるスタッフに文句を言うデリカシーのない客や、ヘルメットをかぶったまま大慌てで隣の八方尾根に車で移動するせっかちスキーヤーなど、いろいろ見受けられたが、大半は栂池ラバーだったと思う。「え〜?」なんて言いながら、とりあえずゴンドラが動くのを待つ人や、ハイクアップでゲレンデを登り始める人、残念だったね〜と言いながら余裕の心で帰っていく人など、彼らは終始穏やかだった。

 

安全は第一なんだぜ。

 

というわけで、僕はスキー靴からトレッキングシューズに履き替えて、栂池のゲレンデ脇をてくてく散歩し、ゴンドラ中間駅まで登って、そこからさらにくだったりして、到来したばかりの雪景色を心ゆくまで楽しんだ。

 

こんな感じなんだぜ。

 

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きれいなんだぜ。(斉藤和義風に)

 

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ずっと好きだったんだぜ。(同じく)

 

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誰もいなかったんだぜ。(もういいか)

 

はい。そして1時間散歩してゴンドラ駅に戻ってくると、立ち飲みバーがなぜか開店していて、そしたらもうこうなりますよね。「ゴンドラ動いてないし、天気いいし。よし。」

 

はい。

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しかも、コハクビールというものを頼んだら、ちょうど樽切れして、最後の半端な残りビールをバーのお兄さんからプレゼントされたりなんかしたものだから、合計2杯分飲んだみたいなことになって、いい塩梅になってしまった僕は、車に戻って奥さんの作ってくれた唐揚げを一気食いした。そして胸焼け。そして車中泊の予備練習に、シートを工夫して横になったりしているうちに寝てしまった。

 

ウトウトしていると、放送が鳴り、ようやくゴンドラが動いたのは午前10時半。スキーを滑るにはかなり遅くなってしまったが、まあそれは仕方ない。僕は栂池ラバーであり、安全は第一なのだ。ゴンドラで事故があれば、栂池が困るのだ。僕も一緒に困るのだ。

 

さて、待った甲斐があったというもの。半分の客は帰ってしまったのか、ゲレンデは空いていた。そして何より、山頂駅から中間駅までのロングランがすさまじく気持ちよかった。4キロ一気にすべり降りるとほとんど呼吸困難に陥るくらい疲れる。足はパンパン。しかし、栂池の山頂から中間駅までの間には起伏に富んだ素晴らしいゲレンデが繰り返すように出現するものだから、僕はやっぱりこのスキー場が大好きであり、何度も滑りたくなってしまう。

 

そんなわけで、一度一気に下山して、ハアハア言いながら、板をSLのものからGSのものに履き替えて、もう一度ゴンドラで山頂へ。この頃にはもうゴンドラには列などなく、すぐに乗れる状態だった。

 

GSの板を試しながら、高速ターンで中間駅までくだり、最高!っとつぶやきながら、またゴンドラで山頂にあがる。その頃にはもう足の先が痛くなってきていたので、あと一回の下山で今日はコンプリートでいいかなあという気分に。ロングコースを滑る中で上達する部分と、次への課題が見つかったので、十分だった。シーズンはまだ始まったばかりなのだ。

 

明日からハードな1週間が始まることがわかっていたので、どうしても今日は最高の休日にしておきたかったわけだけど、思いがけず、最高だった。

 

明日からがんばります。

 

Ben

スキーブログ2017-2018 1st〜4th Run シーズンの始まり始まり!!@ウイングヒルズ白鳥(岐阜)&栂池高原スキー場(長野)

日時: 11月19日、11月21日、11月25日、11月29日

場所:ウイングヒルズ白鳥(19日/ 21日)、栂池高原スキー場(25日/ 29日)

移動手段:SUBARU XV

所要時間:2時間30分(白鳥)、3時間(栂池)

天候:雪、晴れ、晴れ、雨

 

11月にしてすでに4回滑った。待ちきれなかったのだ。雪が降ったのだ。スキー場がオープンしたのだ。4日券を安く買ったのだ。シーズン券も持っているのだ。ということは、これはもう行かなくてはいけなかったのだ。

 

というわけで12月に入ったら急にスキー熱は落ち着いて、先週末はスキーに行かなかったわけだけれども、また寒波が来ている。ライブカメラの向こうのスキー場がどんどん白く埋もれていく。来週からはさらに長いコースも滑れそうだ。足がパンパンになるまで滑り込みたい。

 

11月のスキーはとても不思議だった。紅葉と雪の白が交差する中での滑走だった。調子を取り戻すのに1日。インラインとスキーの違いの確認に1日。スキーに慣れてからの滑走に1日。上達するための練習に1日。ちょうど4日滑って、ようやく次のステップに入れそうな予感がした。

 

12月はもっと滑り込んで1月からのレースに本調子で挑みたいものだ。今シーズンの目標は怪我をしないことと、3月のたいらスキー場でのレースの40代の上位に食い込むこと。これだけ時間と情熱となけなしのお金をかけてやっているのだ。結果を出したい。

 

というわけで、2017-18シーズン、無事にスタートいたしました!

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@ウイングヒルズ白鳥 11月19日!

 

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栂池高原 11月25日! この日はパウダーでした。埋もれました。

 

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栂池高原、栂ノ森ゲレンデ。平日なので人はいません。

 

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生まれて初めてSLの板に乗ってみた。最上位機種で、こんなにも簡単にターンができるのかと驚愕した。いいギターがいい音するみたいに、いい板はひゅんひゅんとキレッキレのターンを描いた。

 

次回は寒波に埋もれるウイングヒルズの早朝スキーに参加予定!

 

 

スキー(オフトレ)ブログ 2017-2018 いろいろありましたよ9月10月は、編

スキーに対する情熱は1ミリも後退してはいない。その証拠に、新しくパートを始めた翻訳会社で、

「何かスポーツとかやっているんですか?」

などと、世間話が始まるや否や、僕は、

「スキーのオフトレでインラインやっています!」

 

こう答えるとたいていの方は「・・・・」となり、ぎこちない笑顔のあとに日々の業務へと戻って行かれる。

 

翻訳会社で昼間働いて、そのあと自分の教室で英語を教える。労働時間は12時間くらい?途中休憩やら移動やら挟むけれど、働けど働けど猶我が生活楽にならざりけり、じっと手を見たりなんかして、毎日が忙しく過ぎていく。

 

ところで、啄木さんよ、どうしてじっと手を見たりなんかしたのかい?

 

じっと手を見たとろこで僕には何もわからなかったけれど、翻訳会社で働いてみて、いろいろ世界は広がって見える。

 

まず第一に、パート初日に愛車のジムニーから煙があがって、会社に遅刻しかけた。

オーバーヒートが連続2回目だったので、頭にきて、ジムニーを売ることにした。

 

第二に、翻訳の校正は楽しい。2つの異なる言語を見比べて、解釈の違いなどを発見し、アメリカ人の翻訳者に「日本人的に、そこはそういう意味じゃないんだよ〜」とコメントを入れたファイルを送ったりする。日本語の深い意味、英語での表現の違い、文化の架け橋となれる仕事だとしみじみ思う。

 

パートも始めたし、とりあえず教室も順調だし、よっしゃ、新車でも買うべ!!!

 

そして買いました!!!!

 

ジムニーでは遠出はできない。フィットでは雪の坂道を登れない。

 

そんなことでリサーチにリサーチを重ねたところ、この自動車メーカーしか選択肢がないという結論に。その名は、、、

 

SUBARU、スバル!

 

スバル!

 

この車さえあれば、高速もすいすい、雪の山道もほいほい、夏の月山だってひゅんと行けちゃうすごいヤツだ。

 

しかもアイサイトなるドライブアシスト機能で、僕が苦手な対面高速のトンネルなんかもきっと華麗にアシストしてくれるに違いない。

 

僕は夢を手に入れたような気分で、スバルの納車を待っている。それにしても時間がかかる。

 

スバルが届いたら、さっそく初滑りに出かけるんだ。あの苦手な東海北陸道をアイサイトを使ってすいすいドライブしてやるのさ。そして今年は栂池高原とシャルマンのシーズン券を買って毎週末は白銀の世界さ。平日どんなに忙しくっても、週末はスイスイとゲレンデを駆け抜けてやるのさ。

 

やがて冬が来る。毎日恋い焦がれるような想いで待っている。スバルと冬の到来を。

 

そんな感じでオフトレショット数連発。

 

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さようならジムニー。君のこと、大好きだったよ!さようなら!!

 

 

 

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シーズンインしたアイスリンクで。ひんやりしてて、冬の訪れを予感。

 

 

今年はどんなシーズンになるだろう。少しでも順位をあげたい。

 

それではみなさん、また会う日まで。今度は僕のセクシースバルをご紹介できれば光栄でございます!