スキーブログ2017-18 14th,15th, and 16th Run @ioxアローザ(富山)&シャルマン火打(能生)

14th: ioxアローザ(1/6)

15th & 16th シャルマン火打(1/7& 1/14)

 

金沢は7年ぶりの大雪ということで大混乱をきたしている。僕は7年前にはこの街にはいなかったので、そのときの様子を知らない。そのときも今みたいに混乱したのだろうか。

住んでいるマンションの前はひどい悪路になっている。除雪車はもちろん入らない。しかし、県や市や大きな企業が関わっている建物がいっぱいある。武道館やNTTやハローワーク。なのに除雪車が来ない。道は大混乱。行政とはむずかしいものやのお。

 

一方、シャルマン火打がある能生という街は雪に慣れているのだと思う。除雪がすごくしっかりしている。スキー場に繋がる導線だからかもしれないけれど、混乱の様子はまったく見受けられなかった。

 

さて、スキーの話。

14日目は初めてのioxアローザのナイター営業に行って来た。自宅から本当に40分で着いてしまったので驚いた。このスキー場、てっぺんから山麓まで全部ナイターというナイター三昧な作りになっていて、夜は比較的に人が少ないので、とくにナイターが狙い目なんだと実感した。でもゴンドラが短いのでいちいち板を脱ぐのがしんどかった。フード付きクワッドの方がいいかも!

 

ナイターでロングターンをしこたま練習した次の朝、僕と奥さんは能生のシャルマンに向かった。能生というのは糸魚川市にあるのだけど、糸魚川と能生はまるで違う場所なので、能生は能生と呼ぶことにした。能生の人は糸魚川の人との違いを感じているようなので、能生リスペクトということで!

 

さて、15日目はシャルマンの常設ポール練習に参加してきた。奥さんはこの日はスノボをせずにセンターハウスでひたすら新聞を読むという荒行を行っていた。昼の2時の時点でスキーを切り上げた際、奥さんは新聞から得た膨大な知識のせいで、目が血走っていてコワカッタデス!

 

ポール練習は貴重だ。僕のようにチームに所属していない草レーサーは、無論ひとりでポールをゲレンデに張ることなんてできない。なのでシャルマンのような常設のポールサービスはとてもありがたいので、やっている限りは行くようにしている。

 

今までポールに近づき当たることが怖くてなよっとだた滑っていたのだけれど、今シーズンはかなり滑りが進化したので、自然に体がポールにぶつかるようになっていて自分でも驚いた。滑るたびに修正点を見直し、次の滑りへと生かした。

 

緊張と解放。圧をかけ、それを抜く。結局体が一番リラックスして滑ったときが、もっとも速い滑りとなることに気づいた。でもそれが一番難しいのだ。

 

ポールに腕が当たる衝撃はかなりのもので、帰ったら打ち身になっていた。ということで、さっそくアームガードを購入。ポールに当たらないのにそれをつけるのは僕の中ではご法度だったが、ついにポールに当てられるようになったので、まあいいだろう。

 

そのアームガードを持ってさっそくシャルマンに行ったのは16日目。大雪警報がようやく解けたあとの北陸道の早朝は完全にデスロードで、スピード出したらスピンしそう。なのに大型トラックはこういう時にはスピードを出せるのだろうか、すごい速度でノロノロの僕を追い抜いていく。たまにハイビームで煽られたりして、意地悪な人もいるもんだぜ。こっちは簡単に死にたくないんだよってば!

 

さて、スバルのアイサイトも雪で白線が消えたらまったくの役ただず。クルーズコントロールも路面の変化に対応してくれなくて逆に危ないので、すべて自分で運転して行った。普段はセミオートマティック状態で金沢から能生までいけるのでやたらに疲れた。そんな僕は現代人だね!

 

この日は奥さんの帯同もなく、(大雪の中出かける僕に奥さんは「好きにすれば!」と言って苦笑)、スキー場に向かう道中も、クルマから荷物を出す時も、汗をかいてセンターハウスに戻って来ても、話しかける相手がいなくてすごく寂しい。こんな時に奥さんの存在の大きさに気づきます!

 

さて、この日はパウダーな日(The Day!)で、パウダーを食べている人たちにとってはやばい日らしく、リフト運行前のセンターハウスはやや殺気立っていて怖かった。彼らがパウダーに突っ込んであまりにも興奮しているものだから、僕もその気になってパウダーに入ってみたが、案の定転んで埋もれた。出るのに時間がかかる。どうせパウダーやるならパウダー用の板とかで1日遊ぶと決めてやりたい。僕はGSの練習に来ていたのでした。真面目な自分がたまに嫌になりますね!

 

雪が降ったばかりのコースはすぐに掘れてしまい溝になる。そんな中のポール練習は思うように滑れなくてかなりストレスがたまった。しかし、僕が参加するマスターズは、40代の滑走順がいつも最後なので、コースは決まって荒れている。なので、荒れたコースに慣れるという意味では少し良い練習だったかもしれないが、気持ちよく滑ることができたのは10本中1本といったところか。しかし、この日もポールにはよくぶつかることができたので、新調のアームガードにポールの色が擦れて着色し、誇らしかった。

 

この日は夕方の6時から町内会の役員決めという行事に初参加のため、昼の2時にシャルマンを切り上げ、金沢に戻った。朝、あんなに怖かった北陸道の路面の雪も昼にはすべて溶けて、アイサイトによる半自動運転ですいすいと帰ることができた。

 

GSの練習にのめり込んでいると、いつか目標に達成したら、カントリーなスキーに転向してみたいとふと思うことがある。

 

スキーにはいろんな楽しみ方がある。人生はスキーだ。(意味不明)

 

さて、写真ダイジェスト。

 

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大寒波到来で、ベランダを埋め尽くす雪が眼前に!

 

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ioxのナイターは非常によい練習場所だ。

 

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サイボーグ。ポールが上手に滑れてこの日は大満足。

 

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自宅のベランダにスタート台を作成。高すぎて怖い。

 

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除雪の行き届いた能生の街。

 

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お世話になっているゲストハウス山楽もすっかり雪に囲まれた。

 

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お一人様の16th Run

 

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この山にはいつも何かを感じる。権現岳

 

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実家前の雪の状態。子供の頃、当たり前のように毎年こうなっていた。

 

来週はついにマスターズの第1戦だ。がんばるしかないね!!!