スキーブログ 2018-2019シーズン 21, 22, 23, 24, 25, and 26th Run @栂池高原(長野)、たいら、白峰 ついに37秒台!

2/2 2/3 栂池高原 晴れ ゲレンデ ミディアム、ハード

2/6 たいら くもり、晴れ ゲレンデ ソフト、ベタ雪

2/7 白峰 マスターズ第3戦(初戦)晴れ、ゲレンデ ハード のちにソフト

2/8 たいら 雪 ゲレンデ ハード

2/9 たいら 雪 ゲレンデ ハード、ミディアム

 

 

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いきなり、艶かしい写真からスタートの今回のスキーブログ。

 

ようやく白峰のマスターズのコースで37秒台でゴールできました!

おめでとう!!

 

昨シーズンのブログを読み返してみると、39秒台が自己ベストだったので、2秒も縮んだ。うれしい。しかし、トップを行く人たちは、34秒台がひとり、35秒台がひとり、36秒台に3人と、上がまだつまっている。

 

そんなわけで、ようやくカービングしながらの旗門通過を楽しめるようにはなったが、課題が見つかり、結果、怒涛の4日連続スキーとなった。

 

結局、白峰のウォームアップ用ゲレンデの急斜面でのカービングターンは仕上がらないまま試合を迎えたわけだけれど、急斜面でのカービングができないと、どうしてもタイムロスしてしまうゲートがあるので、早いところ克服したかった。なのにできなかった。

 

なので、次の日もたいらに行って、急斜面で練習した。なのに、できなかった。

そして、その次の日もたいらに行って、急斜面で練習した。なのに、できなかった。

 

一体、いつになったらできるようになるんだろう、急斜面カービングwith R27の板。

 

グーグルは僕を見張っているに違いない。

 

僕は練習中、リフトに乗っている時、気づいたことや、修正点をメールでメモし、それを自分のGmailのアドレスに送りまくっている。すると、Youtubeの、あなたへのおすすめで、急斜面でのカービング、GSのターンのこつ、みたいなホットなトピックの動画をガンガンとオススメしてきてくれるのである。

 

気持ち悪いが、便利である。

 

そこで紹介されたのが、日本で今のところ一番速いGS男、石井智也氏がホワイトボードの前で熱心に解説する「GSの滑走ラインの考え方」。

 

目から鱗であった。

 

さっそく、そこで解説していたことをすべてノートに書き取り、たいらスキー場に向かったところ、驚くほど自分の滑りが上手になった。

 

今まではやみくもにターンをしていただけだけど、石井智也氏の言う通りのポイントで、切り替え、しばらく外足に乗り、ある一点で荷重を開始し、ターンを仕上げてから、次の切り替え、という風にやっていたら、いろんなことが見えてきた。

 

なんて言うんだろう、ゾーンに入れそうな雰囲気。

 

「ゾーンに入る」とは、ある雑誌のインタビューで世界的なバイクレーサーが言っていた言葉で、ゾーンに入ると、路面の小石まではっきりと見えるそうだ。

 

石井智也式のターンを連続させていると、ゲレンデの凹凸がよく見える。ゲレンデの先に何があるのかもよく見える。速度は上がっているのに、景色はゆっくりと流れ始めるのだ。ようするに、ゾーンに入りつつあるのだ。

 

ゾーンに入ると、重力という見えない力までもイメージできそうになる。重力や遠心力、そして落下慣性。スキーは物理学だ。芸術は爆発だ。すばらしいアート作品もきっと「ゾーンに入った」人たちの傑作品なのだろう。

 

たいらの急斜面も、白峰の急斜面も、コース幅が狭い。たいらなんか、コースアウトしたらそのまま崖に落ちる。そんな恐怖心も手伝って、なかなかあそこではうまいカービングをさせてもらえない。

 

しかし、栂池高原のチャンピオンゲレンデは違った。あそこは急なのにワイドバーンなので、安心高速カービングが可能だ。ということで、栂池のチャンピオンの急斜面ならカービングできるのです。そして調子に乗ってしまったせいで、栂池の白樺ゲレンデで、カービングしたまま非圧雪に突っ込んでいき、板が外れ、フォールラインに向いたまま、頭がゲレンデに突き刺さり、右肩を強打!ゲレンデの端で止まっていた人を避けようとした結果だったのだけど、かなりの大転倒だった。転ぶ時に「イテーッ!!!!」と絶叫したので、止まっていたスキーヤーはさぞかし怖かっただろう。。。

 

骨折も捻挫もしていなかったけれど、かなり危なかった。10年前の鎖骨骨折の再来かと思ってヒヤヒヤした。

よって、それ以来僕は出す時は出す、抑える時は抑える、適切な滑りを心がけるようになった。結果的に、転んでおいてよかったなと。

 

さて、写真ダイジェスト!!

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楽園。天気に恵まれた栂池高原

 

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あっち側は志賀高原方面。その昔、白馬と志賀高原でトランシーバーが繋がったときは感動した。

 

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カメラマンマインドの奥さんは牛歩戦術で、なかなか前に進まない。いつもの光景。

 

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泊まりのスキーは最高や〜 @栂池高原スキー場

 

 

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農業アルバイト先で拝める白山を同じ日に、

 

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違う角度から眺めるという不思議。

 

 

 

ここからは Photo by 奥さん。

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こうして2018-2019シーズンも更けていくのです。

 

 

 

次回は36秒台目指してがんばります!!

乞うご期待!!!