4月になって桜が咲くと、ほっとするのも事実。これでスキーに行かなくてもいいのだという変な安堵感を感じる。
もちろん、それはスキーが嫌になったという意味ではなく、義務感からの解放みたいなもので、その解放感が心地よい。
よって日中は比較的暇である。仕事は夕方からなので、のんびりと外の様子を眺めながらコーヒーを飲んだり、飛蚊症を良くするためのパイナップルをひたすら食べたりしている。(歳のせいで飛蚊症になりました。右目の視界に虫が飛んでるように見える)
ちょっと前なら飛蚊症になったことでパニックに陥っていたかもしれないが、重度の耳鳴りを経て、ストレスを溜め込まないような生活や心構えをしてきたおかげで、「受け入れる」ということが上手くなったように思う。
スキーに関しても「受け入れる」ことができている。今シーズンの上達はここまでだなあという受け入れ。それがあるから、今はベランダの日向を眺めながら、今頃高鷲スノーパークは楽しいだろうなあ、なんて余裕も出てくる。来シーズンに向けての課題はもうできているし、さらには体力づくりもテーマに入れてみようと思っている。ウェイトトレーニングなんてものもやってみたい。
結局スキーは自分との向き合いであり、他人はあまり関係ない。ライバルと勝手に僕が思っている人がいいタイムを出そうが、最下位になろうが、それは彼の問題であり、僕の問題ではない。よって、僕のタイムが遅かろうが、彼の問題ではない。
そう、僕はプライドが高い。しかし、そんなプライドももうどうでもいい。ちょっとずつではあるが、理想の滑りに近づいていくことこそが、最大の楽しみなのだ。
春はいいな。のんびりとした気分だ。
桜もきれいだ。
それではまた。
Ben