スキーに対する情熱は1ミリも後退してはいない。その証拠に、新しくパートを始めた翻訳会社で、
「何かスポーツとかやっているんですか?」
などと、世間話が始まるや否や、僕は、
「スキーのオフトレでインラインやっています!」
こう答えるとたいていの方は「・・・・」となり、ぎこちない笑顔のあとに日々の業務へと戻って行かれる。
翻訳会社で昼間働いて、そのあと自分の教室で英語を教える。労働時間は12時間くらい?途中休憩やら移動やら挟むけれど、働けど働けど猶我が生活楽にならざりけり、じっと手を見たりなんかして、毎日が忙しく過ぎていく。
ところで、啄木さんよ、どうしてじっと手を見たりなんかしたのかい?
じっと手を見たとろこで僕には何もわからなかったけれど、翻訳会社で働いてみて、いろいろ世界は広がって見える。
まず第一に、パート初日に愛車のジムニーから煙があがって、会社に遅刻しかけた。
オーバーヒートが連続2回目だったので、頭にきて、ジムニーを売ることにした。
第二に、翻訳の校正は楽しい。2つの異なる言語を見比べて、解釈の違いなどを発見し、アメリカ人の翻訳者に「日本人的に、そこはそういう意味じゃないんだよ〜」とコメントを入れたファイルを送ったりする。日本語の深い意味、英語での表現の違い、文化の架け橋となれる仕事だとしみじみ思う。
パートも始めたし、とりあえず教室も順調だし、よっしゃ、新車でも買うべ!!!
そして買いました!!!!
ジムニーでは遠出はできない。フィットでは雪の坂道を登れない。
そんなことでリサーチにリサーチを重ねたところ、この自動車メーカーしか選択肢がないという結論に。その名は、、、
SUBARU、スバル!
スバル!
この車さえあれば、高速もすいすい、雪の山道もほいほい、夏の月山だってひゅんと行けちゃうすごいヤツだ。
しかもアイサイトなるドライブアシスト機能で、僕が苦手な対面高速のトンネルなんかもきっと華麗にアシストしてくれるに違いない。
僕は夢を手に入れたような気分で、スバルの納車を待っている。それにしても時間がかかる。
スバルが届いたら、さっそく初滑りに出かけるんだ。あの苦手な東海北陸道をアイサイトを使ってすいすいドライブしてやるのさ。そして今年は栂池高原とシャルマンのシーズン券を買って毎週末は白銀の世界さ。平日どんなに忙しくっても、週末はスイスイとゲレンデを駆け抜けてやるのさ。
やがて冬が来る。毎日恋い焦がれるような想いで待っている。スバルと冬の到来を。
そんな感じでオフトレショット数連発。
さようならジムニー。君のこと、大好きだったよ!さようなら!!
シーズンインしたアイスリンクで。ひんやりしてて、冬の訪れを予感。
今年はどんなシーズンになるだろう。少しでも順位をあげたい。
それではみなさん、また会う日まで。今度は僕のセクシースバルをご紹介できれば光栄でございます!