スキーブログ 2018-2019シーズン 番外編 ある冬の朝の回想

「がっぱになる」という金沢弁がある。意味はたぶん、「狂ったように一生懸命」という感じだろうか。「我を忘れたように夢中になる」の方が正確だろうか。しかし、それはただの「無我夢中」ではなく、もっとうざい感じの「無我夢中」だったりするかもしれない。

 

そんなわけで、僕は今、がっぱになりつつある。何に対して?

 

そう、スキーに対して。雪に対して。

 

何もない12月の初めの日曜日。温いベッドを抜け出し、冷たい空気のリビングに顔を出した早朝、自分が22歳だった頃のことをふと急に思い出す。僕はその年、志賀高原横手山スキー場のスキー学校のインストラクターとして働いていた(たいして上手くはなかったけれど、ほとんど誰でもやりたいといえばインストラクターになれた)。

 

横手山志賀高原の数あるスキー上の中でもっとも標高の高い場所にあり、2000mのあたりに位置しているので、下界から持ってきたポテトチップスの袋は気圧の影響で爆発しそうになるくらいパンパンになった。そして、毎日氷点下だった。チームの職員の顔には凍傷のあとが残っていたが、それが横手山の低温によるものなのか、過去に遭難しかけたからなのかは知らない。とにかくそれくらい寒いところにあった。

 

どうしてスキーのインストラクターになったのか。それはスキーが好きだからという理由からではなかった。21歳で大学を除籍になり、東京での生活がうまくいかなくなると、逃げるように、もしくは、希望を抱いて、お金を少し貯めるつもりで、たまたま見かけたインストラクターの募集に応募し、気づけば、まるで収容所に収容されるような感じでホテルの地下室に用意されたインストラクターチームの薄暗い宿舎にいたわけだった。

 

お金は貯まらなかった。その代わり、素晴らしい経験をした。標高2000mの世界に3ヶ月も住んだら、そりゃ世界は変わる。景色は変わる。目の前に迫る黒いスクリーンのような空にまるで電球のように何百万という星が張り付いている光景は、ほとんど宇宙の中に放り出されたような感覚だった。

 

宿舎には、がっぱになった奴らが勢ぞろいしていた。要するにスキーバカが集まっていて、ちょっとうざかったけれど、彼らは愛すべきスキーバカだった。ランクル率が高かったが、彼らは氷結したつるつるの道路でランクルを滑らせ、僕は生まれて初めてランクル同士の衝突を目撃した。時速1キロくらいの衝突だった(要するに勝手に車が滑り始めた)。ランクルをぶつけた若い彼らの顔は透き通る空の青よりもずっと青ざめていた。

 

志賀高原横手山、熊の湯エリアはまるで天国みたいな場所にあったので、毎日のように訪れる修学旅行の子供たちは、毎回泣きながら下界に帰って行った。みんな声をそろえて「帰りたくない」と泣いていた。3日間、班を受け持った僕たちインストラクターは、全身全霊でスキーを教え、リフトに激突されながらもリフトから転げ落ちた生徒を助け、とっておきの景色が見える秘密の場所に彼らを連れて行った。夜は班ごとのミーティングまであり、僕はおもに恋愛の話で生徒の心をずるくつかんだりもした。

 

43歳になった僕は、今朝、そんなことを思い出していた。そして雪山に熱い思いを馳せては、各地スキー場のライブカメラを朝っぱらからがっぱになって追っている。今朝はいろんなところで積雪があったみたいだった。来週火曜日の異常高温が気になるところだけど、来週末にはかなりの寒波がやってくるようだ。思えば小学生の頃から、雪の便りをずっと待っているような気がする。毎日ポストをのぞくような気持ちで僕は雪が降るのを待っている。

 

 

 

 

 

 

スキーブログ 2018-2019シーズン シーズンインの複雑な心境  1st Run @ウイングヒルズ白鳥(岐阜)

日にち:11月29日(木)

場所:ウイングヒルズ白鳥 岐阜県郡上市

天候:晴れ

雪質:締まったバーンからザラメの人工雪

リフト待ち時間:なし

 

今シーズンは暖冬。

暖冬。

暖冬、、、。

 

僕の嫌いな言葉ナンバーワンだね、暖冬。

去年の冬のスタートが最高すぎたせいもあって、なかなか雪が積もらない各地スキー場のライブカメラを見ていて、やきもきとする毎日が続いている。

 

そんな中、シーズン初滑りを果たすべく、人工雪で1000mの滑走が可能なウイングヒルズ白鳥に行ってきた。去年もシーズンインは白鳥だったけど、そのときにはもうすでに冬本番のような雪が降っていた。雪は着実に積もっていて僕のテンションはシーズン初めからマックスだった。

 

しかし、今年は暖冬。

暖冬。

暖冬、、、。

 

パリ協定を離脱したアメリカのせいだな。環境意識の低い自分のせいだな。蛇行する偏西風のせいだな。その原因となっているエルニーニョのせいだな。

 

嫌いな言葉、第2位:エルニーニョ現象

 

好きな言葉:ラニーニャ現象、大雪警報、氷点下、凍結。

 

さて、今回のシーズンイン、コース幅がせまいのでスラローム用の板で滑ってみたのだけど、1本目からやばい!!おれ、なぜかうまくなってる!!

 

考えられる要因といえば、農作業による下半身強化がまっさきに思い浮かぶ。

 

5月に始めた農業のお手伝いバイト。足元の悪い泥の上をひたすら歩く、しゃがむ、持ち上げる、等々、いろんな体の動きが農業には取り入れられている。百姓とは、百ほどのいろいろな仕事があるという説もあるくらい、農業は毎日、ほぼ違う作業が待ち受けていて、文句の言えない立場にあるアルバイトである僕は、ひたすら言われたことを時間内に終わらせられるように努めてきた。その期間、およそ半年。僕はヘルマン・マイヤーになっていた。(ヘルマン・マイヤーは下積み時代、レンガ職人をしているうちにスキー用の肉体が勝手に作り上げれらていた。)

 

滑ることリフト15本、それでもやはり課題が見つかり、今シーズンのおぼろげな目標なども見えてきた頃、昇る太陽に溶ける雪。シャバシャバ、シャバドゥビ ♪♪ と歌い出したくなるくらい、雪はゆるゆるに。おまけに人は平日にも関わらず多くて、そのうち接触事故でも起きそうなくらい。8時に滑り始め、10時半には切り上げ、駐車場でガスボンベを使ってお湯を沸かし、カップヌードルを食べて早めの帰宅。

 

今シーズンはお金の節約のために昼食は持参、高速は極力使わない、などと工夫をするつもりだったけど、岐阜までの早朝真っ暗な山道国道が怖かったので、今回だけ高速を使った。去年まで対面通行だった東海北陸道が1年の時を経て、ほとんど4車線化されていることに驚いた。こつこつ進めるってすごいなと、地味に感動。

帰りは国道156号線をひた走る。ダムをぐるっと回るたいして楽しくもない景色。ダムってなんかうすら怖い。白川郷あたりから雰囲気は楽しい景色に転じたが、眠いやら頻繁なアクセルワークでスネの筋肉がつりそうになるやら、山の中の国道はやはり大変だった。

 

もう一言。

僕がスキーが好きなのは、雪景色も含めてなのだと、ゲレンデの中央に道路のように作り上げられた細い人工雪のコースを滑ってみて実感した。なかには熱心に練習している方達が大勢いらっしゃったが、僕は熱心にというよりは優雅に練習がしたいタイプ。せめてスキー場にだけでもいち早く雪が降り積もることを、雪が溶けてしまうくらい熱望してます。偏西風さん、蛇行しないでね!!!

 

さて、写真ダイジェスト。

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待ちに待ったシーズンインの初滑り。これはもうほとんど恋の心だよ。君に会えてよかった級だよ。

 

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この長細い廊下のようなところを滑り降りていきます。

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下からの画像。

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持参の一式。KINGはでかすぎて胃もたれ。次回はもっとグルメな感じにしよう。

 

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最近始めたクルーザー(スケボー)。カービングが楽しい。

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毎朝、白山の冠雪具合を確かめてる。まだ真っ白にはなりませんね。

 

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偶然、マリオになった。ちなみに本業は英語の先生ですから。

 

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今シーズンはフィッシャーとレクザムで攻める。

 

次回は、それでも人工雪にもう一度行くか、寒波がちゃんと訪れてどうなるか、予測不能です。

 

チャオ!!

 

 

スキーブログ 2018-2019 さかのぼり写真日記 10月→8月

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10月の初旬、金沢に飽きた我々夫婦は新潟、燕三条で行われていた「工場の祭典」という催し物に参加して、活気ある地場産業の現場を生で見てきた。農業のお手伝いバイトをしている自分としては気になる「鍬(くわ)」を作る工場を見学できて、日本の農業の奥深さを垣間見るのであった。工場の三代目、近藤さんのインパクトがすごかった。

 

 

 

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背油ちゃっちゃという、金沢人には聞き覚えのないラーメンジャンルが、燕三条では当たり前ということで、奥さんリサーチの店に勢いで入ってみる。これはもう最高のラーメンに出会ってしまいました。また行きたくなるラーメン。手打ちっぽい太さがバラバラの麺にからむしいたけ的なダシをつかった濃厚かつあっさりのスープ。最後まで喉越しから楽しめる絶品でした。餃子もまたうまかった。またぜったい行く。#中華亭

 

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9月下旬、金沢をあえて楽しもうという企画で、奥さん21世紀美術館へ行き、それからジビルバというクラフトビールを昼から飲める店で一杯ひっかけ、帰りに「カレーの市民アルバ」にて金沢カレーを食べるという金沢づくし。地元民として地元をあえて楽しむことも必要だと実感。しかし、地元民として金沢を楽しむというのは、なかなか工夫がいるのですよ。写真手前はレディースホームランカレー。

 

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フードブログ化してきた。9月某日、近所の焼き鳥屋「たかた」へ。〆の一杯のこのラーメンが素朴で美味しいんだわ。

 

 

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とにかく暑い夏だった。畑の水はけをよくする溝切り専用バイク。そして、僕にあてがわれたやたらにハンドルの重い軽トラ。もちろんマニュアル。このバイトのおかげでいつでもどこでもマニュアルの車運転できます。最後はすっかり農業人のおれ。

台風が何度も来て、畑のうねに貼ったマルチシートが何度もはがれた。台風一過の次の日の仕事はこのはがれたマルチを直すという作業が常になった。台風のばかやろー。

 

 

 

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9月中旬、奥さんががんばって買ったCX-3がようやく納車され、山中温泉へ。うしろに見える医王寺とは、僕のおばあちゃんの寺である。広い中庭と風流な滝まである。夏と冬はよくこの寺で遊んだ。僕のアイデンティティーのひとつでもある。

 

 

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奥さんのおじいちゃんが9月にお亡くなりになり、母と二人、深夜の高速に乗って新潟へと向かう。母72歳とともに仮眠をとった健康ランドのひなびた感じが、とても僕の中で原風景化しつつあるのはなぜだろう。母とふたりのロードトリップって物語性があるんだろう。

 

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8月お盆の新潟帰省。近い将来は金沢を出て新潟に住もうと本気で思っている。僕は新潟が好きだ。とにかく広い。自然が豊か。人々はのんびりしている。金沢みたいに見栄を張らない。ああ、僕は金沢がとにかく好きじゃない。自分が金沢育ち、そして金沢で仕事をしていることに滑稽な因果を感じる。新潟の広い空の下で思いっきり息が吸いたい。

このときはサービスエリアで車中泊。暑いのでドア半分あけて寝たら雨で体が半分ずぶ濡れになっていた。奥様のお父様とビアガーデン。奥様のお父様は僕よりたったの10歳年上なので、会社の上司とお話ししているような気分になる。熱い人柄、パワフル。結婚の挨拶のとき、それはもう怖かったですが、今ではこんな感じでトークしてます。

最後は奥胎内のヒュッテでの一枚。暑かった。楽しかった。

 

以上、10月から遡って、8月のあの熱い日々までタイムスリップ。

来月、岐阜のスキー場が人工雪でオープンします。

もちろん行きます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

スキーブログ 2018-19 近況報告

農業アルバイトを始めて早3ヶ月。とうもろこしの収穫も終わり、枝豆もぎ取り機は片付けられ、畑は秋冬野菜の収穫に向けて、種まきやら苗の定植に忙しい。

 

この夏、ほとんど黒人奴隷か囚人のような気分で炎天下の中、ひたすら農作業したせいで、夏がようやく終わりを見せようとしているこの季節に、わずかな希望や、この夏を耐え抜いた自分への賞賛を感じている(おおげさ)。

 

枝豆の収穫が終わった7月の終わりのある日、僕はある程度の熱中症にかかった。熱が下がるのに2日かかり、農作業に復帰するのに1週間かかった。あなどれない熱中症。その日以来、ポカリスエットと塩分タブレットを常に携帯するようになった。

 

暑さがやわらげばそれだけでいい。

 

そして冬が来て雪が降れば、それはもう僕のための世界となる。

 

ということで、この夏はまったくオフトレしてません。本業の英語のレッスンも、1学期に細々とレッスンを欠席した生徒の振替が連続し、農業と英語の授業と、とにかく休む間も無く働いた。

 

そして、その間も小説をずっと書き進めていて、初めて第1章を原稿用紙22枚分で書き上げ、今は第2章にとりかかっている。

 

冬にはこれにスキーが加わるので、友達づきあいは少ないが、わりに忙しい人生である。

 

写真はまた今度時間のあるときにUpします。

 

みなさんもこの暑い夏、いろいろお疲れ様でしたね!!!

 

P.S

インターネットのプロバイダー詐欺の被害にあいました。みなさん気をつけましょう。NTTを語る光コラボ系の勧誘の話には絶対にのってはいけません。あいつら起業したばかりの未熟なヤクザです。「まとめて光」・・・てっ光コラボ、絶対にあかんですぜ。解約するのにひどい目にあった。おかげで教室の電話番号まで変わっちまった。FxxK!!

 

BabymetalのYuimetalの復活がつねに未確定なので、ベビメタのファンをやめようかと悩んでおります。そのくせ毎日1回はyoutubeで何かしらの映像を見てますが。10月のライブでもし欠席なら多分脱退なのだろうと思う。そしたらファンをやめようと思う。

 

以上、近況報告でした。

 

 

スキーブログ 出稼ぎ編

どーも!園芸部のべんです!

先日もお伝えした通り、無事農業アルバイトがスタートいたしました。

 

副業アルバイトを始めて早2週間、すでにとうもろこしの苗植えと巨大畑への水やりがプロ並みとなりました。それにしても腰が痛い。

 

農作業は基本土の上を歩く。しかもかなりでこぼこしているので、これは考えようによっては体幹を鍛えるよいトレーニングになる。しかも苗を植えるときは、膝を使わずに腰全体で上下運動をすれば、これはスクワットと同じ動きだ。そんなわけで、僕は農作業をしつつ、密かに来シーズンに向けた体力トレーニングを実施しているわけであります。これでお金をもらえるなんてマジ最高。

 

農作業って自然と対峙しているので、仕事という感じがしない。営みという感じがする。よって朝6時半からの仕事もそれほど苦痛には感じない。11時には作業は終わり、昼間休憩して、夕方からは英語教室の仕事。体を使ったり頭を使ったり、一日はあっという間に過ぎていくけれど、最近心も体も健康で良い。

 

僕は仕事の合間に小説を書いている。夢は小説家になることだ。もっと具体的に言うと、小説を書いて大ヒット。映画化されて印税がざくざく。その金でアイスランドに奥さんと移住。作家の国アイスランドで死ぬまで創作活動。

そんなことを夢見ている。

夢は実行しないと叶わない。

なので、少しずつだけど、実行している。

 

話戻って、農業。

レタスの収穫は楽しい。トマトの収穫はたいへん。コーンと枝豆は苗を植えたばかりだから、どんな風に収穫するのかが今から楽しみだ。自分が植えた何百という苗が育っていくのを毎日観察できるのもこのアルバイトの楽しみのひとつである。

 

僕が農作業をしている現場には、ボスがひとり、パートのおばさんたちがふたり。わりと和気あいあいとしているので、マクドナルドなどで見られる殺伐とした職場の雰囲気はまるでない(もちろん、すべてのマクドナルドが殺伐としているわけではない)。本当にこの仕事を始めてよかったと思っている。

 

みんな若い人たちがもっと農業に携われるような国になればいいなと思う。農業がダサいなんて一体誰が思っているのだろう。はっきり言って農業はかっこいい。

 

さて、そんなわけで、次のブログはコーンの収穫の頃になるかと思われます。みんなトマト食べようぜ。コーンもよろしくね。

 

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コーン畑に水やりをするクールな筆者。(自撮り)

 

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トマトは高級品。一個一個がたまに現金に見えるぜ。

 

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職場から見える白山。毎日白山の姿を確認することから僕の一日は始まる。

 

 

以上、自然派Benからのレポートでした!

スキーブログ 番外編 近況報告を兼ねた近況考察

どーも!スキーブロガーのベンです。

2017-18シーズンは雪の降り始めが早かったものの、3月の降雪がほぼなく気温も高めだったこともあり、どのスキー場も最後らへんは微妙な雪不足に悩んでましたね。

 

さて、シーズンを終えてすでにスキーロス状態に陥ってしまった僕はその代替処置としてオフトレに励むかと思いきや、4月5月の天候不順のせいでいまいち集中できなかった。

 

仕事が午後というか15時くらいスタートの僕はそうなると午前中が異様に暇でありまして、最近は小説なんてものを書こうと試みてはいたものの、数行書いては破り捨てる毎日。(実際はパソコンで書いているので、デリートする毎日)

これではムーミンパパと同じじゃないか!(ムーミンパパの職業は、たしかまだ1行も書いていない小説家だったはず)

 

ムーミンと言えば、その昔大学生の頃、一人暮らしのアパートである日ぼんやり見ていたテレビからムーミンのアニメが流れてきて、それをなんとなく見ていたんだけど、ムーミンってあれですよ、あれ。すごい示唆に富んでいる物語ですよ。

その回は、ムーミンか誰かが森で採ってきたキノコを家でムーミンママか誰か以外全員で食べるんだけど、なんとそのキノコ、マジックマッシュルームだったらしくて、一人のぞいて全員、酩酊状態。みんなやる気なくしてベッドで転がったり、ふわふわ踊りだしたり、それはもうハイというかダウンというか、物語のオチとしては、これではいかん!みんなもっとしっかり生きて行こうぜ!って感じだったのを今でも覚えている。シュールなんだけど、リアル。

 

さて、ムーミンの話に脱線しましたが、午前中の執筆活動もあまりうまく行かず、Youtubeで昔好きだったメタルバンドなどをサーフィンしていると、並んだサムネイルの中で異様に目立つ女の子の笑顔を発見、思わずクリックすると、それはBABYMETALだったわけであります。

 

それからと言うもの・・・・

 

はまってしまったわけです・・・・

 

BABYMETALに・・・・・

 

BABYMETALを知らない、もしくは知っているけど興味がない方に念のためお伝えしておくと、BABYMETALはアイドルとかメタルバンドとかそういう小さい枠の話ではなく、伝説を現在進行形で創り出しているヒーロー(ヒロイン)なんだと僕は思います。

 

世界中のメタルファンもアイドルファンもアニメファンも普通の人もメタリカ本人たちもレッチリ本人たちもレディーガガ本人もアリアナグランデ本人もテッドジャンセン(有名なマスタリングエンジニア、実は僕は昔彼に会ったことがある、というかマスタリングしてもらったのさ・・・)も、みんなBABYMETALに夢中になっている姿を見て、僕は鳥肌が立ってしまったのさ。ロンドンのライブホールの周囲にできる長蛇の列、アメリカの地方都市でのオーディエンスの熱狂、絶叫、キーの合わないメロディに必死に声を合わせるイカつい男性ファンの声、インタビューに答える世界中のファンの熱意、そんなものをYoutubeでずっと追っていると、どうしてだか涙が止まらない。

 

涙が出てくるのは、世界中がひとつになる様を目撃できるからだと思う。世界をひとつにできる力を持っていたのが、「Kawaii」と「メタル」を意表を突く形で組み合わせたBABYMETALだった。

 

そして、ちょっとライブにでも行ってみたいなと思って、BABYMETALのHPでスケジュールを確認したちょうどその日のその次の日からワールドツアーが始まることを知り、まあ、Wowと思ったわけですが、そのツアーから始まるBABYMETALの大きな試練に僕はますます目が離せなくなってしまった。

 

世界は今インターネットを通じてリアルタイムでつながっている。TwitterYoutubeInstagramFacebook、運良く僕は英語がわりとすらすらと読めるので、#babymetalで検索すると、それはもうすごい数でBABYMETALが語られている。そして、そこで知ったのが、メンバーの一人であるYuimetalが今回のアメリカツアーに参加しておらず、ファンたちが騒然となっていることだった。

 

詳しいことを書けば書くほどなんだかコアなファンっぽくなってしまうので、詳細は割愛しますが、とにかく、日々更新されていくBABYMETALのツアーの様子を見る限り、BABYMETALはいまだに伝説を更新しているみたいだった。メンバーが一人欠けた状態で、苦肉なのか最善の策をとったことで、BABYMETALの格がさらに高まったように思えた。新曲のレベルも異様に高く、どこまで行くのかまったく目が離せないBABYMETALデス!(語尾にDeathをつけるのがBABYMETALのしきたりDeath!!)

 

僕は昔、それなりにファンを獲得したバンドをやっていたので、すこーしだけわかるのですが、バンドが成長していくときにつきまとうジレンマが「変わるべきか」、「変わらざるべきか」という問題。

既存のファンはバンドに「変わらないこと」を願い、コアなファンは「変わっていくこと」を受け入れ、にわかなファンは「変わってしまったこと」で見切りをつけて離れていく。実際、BABYMETALの新しいライブ映像に対するコメントの中にこんなのがあった。

 

「BABYMETAL終わったな」

 

シネ!って感じだね。

 

さてさて、なかば中毒的にBABYMETALを追っていた午前中の暇人ですが、そんなことではイカーン!ということで、副業を始めることにしました。ちなみに前始めた翻訳の校正の仕事はあまりにも仕事が回ってこないのでやめました。

 

アルバイトの面接に行って、その後無事に採用のお知らせ。今回僕がやる仕事は兼ねてから興味があった、「農業」であります。トウモロコシやレタスなどを収穫するお仕事です。ああなんだかとっても楽しそう。ここで得たお金を来シーズンのスキー修行に一部使おうと思っておる次第であります。

 

長々と失礼いたしました。それではみなさん身体に気をつけながら、日々を楽しく生きてください。そして車は必ずロックしよう。財布は人目のつかないところへ!

以上、この3週間の間に財布から3万円を抜かれ、あげくの果てに財布をなくした(盗まれた?)スキーブロガーベンからのありがたいお言葉でした。

 

Seeeeeeeeee Youuuuuuuuu!!(BABYMETALをリスペクトしつつ)

 

 

 

 

 

 

 

スキーブログ2017-18シーズン 48th, 49th, & 50th Run @ シャルマン火打スキー場 ついに6位入賞!編

48th 4/10 シャルマン火打 アルペン試乗会

49th and 50th  4/14, 15 シャルマン火打 Icetee Cup 第3戦・第4戦

 

まずは滑走日数48日目のシャルマン火打から。

この日は、中学生のときの同級生Sくん(歯科医)(1級保持者)とともに、Sくんの運転する高級車(ランドローバー)でホームゲレンデのひとつであるシャルマン火打に向かった。

 

誰かが運転する車で向かうスキーってなんて楽なんだ!

 

と僕は感激した。

 

彼の運転する「高級車」への嫉妬からか、僕は終始、

「なんかディスプレイの日本語のフォント変じゃない?」とか、

「ドア重すぎない?」とか、

「内装が雑だね。やっぱ外車より日本車だよ」など、がんばってディスっていたのだが、人ができているのか、この歯科医である同級生は、

 

「そうだよね!俺もそう思ってたんだよ!」

 

などど、歯科医特有の輝く白い歯で笑ってみせる。なんて爽やかな野郎なんだ。しまいには自分でもランドローバーの悪口を言い始める始末。

 

さて、試乗会当日、4月だというのに降雪があり、ゲレンデには雪が積もってしまっていた。シーズン最中の寒い時期ならそれは恵みの雪ともなろうが、春に積もる雪は湿っていて非常に重く、せっかく圧雪されて整っていたバーンも最悪な状態に。こんなんで試乗会のスキー板を試乗しても、いまいちその性能がわからない。

 

それでも僕と同級生くんは何度も試乗用の板を履き替えて、悪雪のゲレンデを繰り返し滑走した。おかげで翌日はひどい筋肉痛に。

同級生くんは、材質や構造にこだわるオタク気質なので、いろんな板を履いて楽しそうだったけど、僕は目当てのレーシング・モデルがまったくなかったせいで、最後らへんは自分の板を履いて、迫るシーズン最後のレースに向けて練習を試みたが、ボコボコの悪雪ゲレンデのせいであまり練習にはならなかった。

 

 

さて、シーズン最後のGS大会。結果から言うと、6位入賞!!おめでとうの俺!!

 

しかし、僕が6位入賞した第2戦目の、35歳〜45歳の部の参加人数はたったの8人だった。しかも、1本目のレース直前の点呼でわかったのだけど、そのうち二人が不参加。ということは、その時点で僕の6位入賞は確定していた。(無論、転んでコースアウトでもしない限り)

 

ああ、これで喉から手が出るほど欲しかった賞状がもらえるぞ。転ばないように慎重に。そんな思いで滑った1本目はもちろん大した滑りではなく、6人中6番目のタイム。

ということは、次の2本目の滑走順はクラスで最初の滑走となる。

 

それはさておき。

 

2本目のレース前は、今シーズンすべての滑りを集約させたいと思い、自分なりにとても集中して準備を進めた。

 

2本先の旗門を見てターンすること。

ターン後半はずらさないこと。

及び腰にならずに攻めること。

 

呪文のようにそれらの言葉を繰り返し、入念にストレッチをし、コースに立つ旗門をイメージ。先に滑走する選手を観察し、点呼を待つ。

 

午後になると濃霧が山頂から下って来て、スタート地点から数旗門先までがガスに包まれてしまっていた。2旗門先までしか見えない視界不良の中、次々と選手たちがその霧の中へと突っ込んでいく。

 

霧の中へ突っ込むの嫌だなあ。俺んときだけ、霧晴れてくれないかなあ。

 

と思っていたが、霧は最後まで晴れなかった。

 

仕方ない。それはそれ。やるしかないだろう。

 

スタートを合図する電子音に合わせ、僕は勢いよく霧の中のコースへと突っ込んでいった。

 

霧は最初の3旗門にしかかかっておらず、そのあとはゴールまで視界良好。ターンもズレず、旗門の先も見える。どんどんスピードが増していく。自分でも感じたことのないくらいのスピードで次々と旗門を通過していく感覚はまさに快感だった。ポールにほどよく体が接触し、ゴールした時、すごくよい滑りだったと実感できた。

 

タイムは目標の40秒台には届かなかったけど、50:23とほんのあと少しだった。5位の選手とも1秒ちょいの差だったので、不戦勝的6位ではあったものの、たいへん満足のいく6位入賞となった。

 

表彰式で入賞して名前が呼ばれるときの興奮と言ったら!!

 

しばらくスキーはやめられませんね。

 

ということで、今シーズンはこれで最後だけど、また来シーズンに向けて楽しく頑張って行きたいと思います。

 

2017-2018シーズンよ、さようなら。次は2018-2019シーズンだ。みなさん、来シーズンもブログでお会いしましょう。読んでくれてありがとうございました。

 

写真ダイジェスト!

 

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レースを終えて満面の笑み。

 

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満面の笑み。

 

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2018年国体成年男子Cクラス優勝の藤井選手から賞状の授与!

 

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名誉!

 

 

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レースは楽し。

 

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みんな最速目指して。

 

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スタートの緊張感。

 

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ターンからターンへ。

 

 

 

シーズンからシーズンへ。

 

 

See you next time!!