スキーブログ 2018-2019シーズン 21, 22, 23, 24, 25, and 26th Run @栂池高原(長野)、たいら、白峰 ついに37秒台!

2/2 2/3 栂池高原 晴れ ゲレンデ ミディアム、ハード

2/6 たいら くもり、晴れ ゲレンデ ソフト、ベタ雪

2/7 白峰 マスターズ第3戦(初戦)晴れ、ゲレンデ ハード のちにソフト

2/8 たいら 雪 ゲレンデ ハード

2/9 たいら 雪 ゲレンデ ハード、ミディアム

 

 

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いきなり、艶かしい写真からスタートの今回のスキーブログ。

 

ようやく白峰のマスターズのコースで37秒台でゴールできました!

おめでとう!!

 

昨シーズンのブログを読み返してみると、39秒台が自己ベストだったので、2秒も縮んだ。うれしい。しかし、トップを行く人たちは、34秒台がひとり、35秒台がひとり、36秒台に3人と、上がまだつまっている。

 

そんなわけで、ようやくカービングしながらの旗門通過を楽しめるようにはなったが、課題が見つかり、結果、怒涛の4日連続スキーとなった。

 

結局、白峰のウォームアップ用ゲレンデの急斜面でのカービングターンは仕上がらないまま試合を迎えたわけだけれど、急斜面でのカービングができないと、どうしてもタイムロスしてしまうゲートがあるので、早いところ克服したかった。なのにできなかった。

 

なので、次の日もたいらに行って、急斜面で練習した。なのに、できなかった。

そして、その次の日もたいらに行って、急斜面で練習した。なのに、できなかった。

 

一体、いつになったらできるようになるんだろう、急斜面カービングwith R27の板。

 

グーグルは僕を見張っているに違いない。

 

僕は練習中、リフトに乗っている時、気づいたことや、修正点をメールでメモし、それを自分のGmailのアドレスに送りまくっている。すると、Youtubeの、あなたへのおすすめで、急斜面でのカービング、GSのターンのこつ、みたいなホットなトピックの動画をガンガンとオススメしてきてくれるのである。

 

気持ち悪いが、便利である。

 

そこで紹介されたのが、日本で今のところ一番速いGS男、石井智也氏がホワイトボードの前で熱心に解説する「GSの滑走ラインの考え方」。

 

目から鱗であった。

 

さっそく、そこで解説していたことをすべてノートに書き取り、たいらスキー場に向かったところ、驚くほど自分の滑りが上手になった。

 

今まではやみくもにターンをしていただけだけど、石井智也氏の言う通りのポイントで、切り替え、しばらく外足に乗り、ある一点で荷重を開始し、ターンを仕上げてから、次の切り替え、という風にやっていたら、いろんなことが見えてきた。

 

なんて言うんだろう、ゾーンに入れそうな雰囲気。

 

「ゾーンに入る」とは、ある雑誌のインタビューで世界的なバイクレーサーが言っていた言葉で、ゾーンに入ると、路面の小石まではっきりと見えるそうだ。

 

石井智也式のターンを連続させていると、ゲレンデの凹凸がよく見える。ゲレンデの先に何があるのかもよく見える。速度は上がっているのに、景色はゆっくりと流れ始めるのだ。ようするに、ゾーンに入りつつあるのだ。

 

ゾーンに入ると、重力という見えない力までもイメージできそうになる。重力や遠心力、そして落下慣性。スキーは物理学だ。芸術は爆発だ。すばらしいアート作品もきっと「ゾーンに入った」人たちの傑作品なのだろう。

 

たいらの急斜面も、白峰の急斜面も、コース幅が狭い。たいらなんか、コースアウトしたらそのまま崖に落ちる。そんな恐怖心も手伝って、なかなかあそこではうまいカービングをさせてもらえない。

 

しかし、栂池高原のチャンピオンゲレンデは違った。あそこは急なのにワイドバーンなので、安心高速カービングが可能だ。ということで、栂池のチャンピオンの急斜面ならカービングできるのです。そして調子に乗ってしまったせいで、栂池の白樺ゲレンデで、カービングしたまま非圧雪に突っ込んでいき、板が外れ、フォールラインに向いたまま、頭がゲレンデに突き刺さり、右肩を強打!ゲレンデの端で止まっていた人を避けようとした結果だったのだけど、かなりの大転倒だった。転ぶ時に「イテーッ!!!!」と絶叫したので、止まっていたスキーヤーはさぞかし怖かっただろう。。。

 

骨折も捻挫もしていなかったけれど、かなり危なかった。10年前の鎖骨骨折の再来かと思ってヒヤヒヤした。

よって、それ以来僕は出す時は出す、抑える時は抑える、適切な滑りを心がけるようになった。結果的に、転んでおいてよかったなと。

 

さて、写真ダイジェスト!!

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楽園。天気に恵まれた栂池高原

 

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あっち側は志賀高原方面。その昔、白馬と志賀高原でトランシーバーが繋がったときは感動した。

 

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カメラマンマインドの奥さんは牛歩戦術で、なかなか前に進まない。いつもの光景。

 

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泊まりのスキーは最高や〜 @栂池高原スキー場

 

 

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農業アルバイト先で拝める白山を同じ日に、

 

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違う角度から眺めるという不思議。

 

 

 

ここからは Photo by 奥さん。

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こうして2018-2019シーズンも更けていくのです。

 

 

 

次回は36秒台目指してがんばります!!

乞うご期待!!!

 

 

スキーブログ 2018-2019シーズン 16, 17, 18, 19, and 20th Run @ローカルスキー場

1/23 たいら 曇り時々雪 気温高め ゲレンデ ソフト

1/25 たいら 晴れ ゲレンデ 圧雪ミディアム

1/27 イオックス 晴れ ゲレンデ 圧雪ミディアム / ハード

1/29 白峰 雪 ゲレンデ 新雪ソフト

1/31 たいら 雪 ゲレンデ ベタ雪ソフト

 

1日おきにスキーをしていたこの1週間。

よくもまあそんな時間と気力があるもんだねえ。

自分のことながら呆れるねえ。

 

できないことをできるようにしたい。

ただそれだけの思いで、今週も取り憑かれていた次第であります。

 

それで、できるようになったの?

 

あともう少しなんだよねえ。掴みかけてるんだよねえ。

 

苦手な急斜面でSLの板ならカービングで降りていくことができるまでになった。

しかし、GSの板ではターン弧が大きくなる分、切り替えのタイミングを見失い、結果、切り替えが大幅に遅れて、ターンの後半に落とされる始末。

 

このままでは、2回連続で中止になった白峰でのマスターズの次の試合で、みんなの前でかっこいいターンが決められない!!

 

「あの人、ずいぶん上手くなったねえ」と言わせてみたい!!

 

そんなわけなので、白峰のウォームアップ用ゲレンデは斜度30度を超える急斜面。かっこいいカービングを決めて、マスターズの方々を唸らせてみたいのです。

 

それだけがもちろん理由ではありませんが。。。

 

カービングはとにかく楽しいんです。それだけなんです。じつは。

楽しいカービングでどんな斜面も滑れるようになりたい。あわよくばかっこよく滑りたい。

それだけなんです。

 

そして、それができるようになったら、レースで表彰状やメダルが欲しいんです。

それだけなんです。

 

そして、それも達成できたら、競技スキーから足を洗って、フリースタイルとかモーグルとか、バックカントリーとか、いろんなスキーをやってみたいんです。

 

ただそれだけなんです。

 

ただそれだけなんです。取り憑かれている自分にたまに疲れてみたりするんです。

でもやっぱりやめられないんです。

 

好きこそ物の上手なれ。

 

それでは写真ダイジェスト!

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農業バイトで大根120本洗って、100本畑から抜いたあと、そのままたいらスキー場へ。

時間を惜しむべく、コンビニで買ったパンとおにぎりを車を運転しながら食べて、リフトの上で昼寝して、滑っていた。湿った雪が降り、グローブは濡れ、ゲレンデに人はまばら。

 

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今シーズン初白峰。滑っている人ゼロ!!ファーストトラックをいただき!

ここがかの急斜面。こうやって撮るとほとんど崖!

 

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僕がつけたファーストトラック。ずれずれ。

 

 

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ある日のよく晴れたたいらスキー場。スキー場に通うことで、いろんなコンディションを経験することができる。雪の状態によって滑り方も若干変わるので、良い練習になる。

 

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たいらのてっぺんで昼寝。

 

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木村公宣の動画で言っていたことをメモして、イオックスへ。スキーのトップ、斜め前に重心を置いてターン始動することの大切さを体感した日。この日から滑りがよくなった。

 

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スキー靴を履いたまま、車の中で昼ごはん休憩。ほんとに必死なんだね。おれ。がんばれ!おれ。

 

次回は、奥さんと長野県、栂池高原スキー場で1泊2日のスキー旅行です!!楽しみ!!

 

See you!!!

 

 

スキーブログ 2018-2019シーズン 14 and 15th Run @ たいら(富山)、ウイングヒルズ白鳥(岐阜) エキスパートの仲間入り?

1月18日(金) たいら 雪

1月19日(土)ウイングヒルズ ナイター 月夜

 

以前、アメリカ人のマイケル(スノーボーダー)と、ゴンドラの長い列に並んでいるときに、僕が、「この長い列、いらいらするぜ」みたいなことを言ったら、マイケルは、涼しい顔して、「This is a part of skiing, right?」(これもスキーをすることの一部だよ)と言って、僕はひどく感銘を受けた。アメリカ人ってほんとに合理的な人たち。合理的なようで、かえって哲学的でもあったりするのだろうか。いや、毎日ヨガをやっているマイケルだから、禅的な物の考え方ができるのだろうか。

 

以来、僕は、スキーにまつわるエトセトラすべてを、「スキーをすることの一部」として捉えるようになった。

 

ワックスをかけるのも、雪道の高速道路も、ひどい渋滞も、暖冬も、雪不足も、つらい農作業も、すべては、「スキーをすることの一部」。

 

そんなわけで、僕はひとつの境地に至ったわけだった。

 

さて、金曜日は午前中にたいらスキー場に行って、GS板(R27)、曲がり辛いと思い込んでいた板で、ついに理想とするエキスパートなカービング・ターンができるようになった。

 

スポーツというものは、やりたいと願うあるテクニックがあって、それをできるようになるまで必死にがんばる、盲目的に取り憑かれる期間というものがあると思う。

 

僕の場合は、GS板でW杯の選手のように体を傾けて外足を伸ばして、うち足を折りたたんで、カービングでギュイーンと曲がることが憧れだったのだけど、ようやく!できるようになった。

 

体の傾きはまだ足りないけれど、ステージをひとつ上にあげることができた。

 

そして、ステージがひとつ上がったところで、ポールをくぐって練習しておきたいと思っていたところ、運良く見つけた、ウイングヒルズの「ポール・ナイターバーン」。

 

まだ実験的に始めたばかりの企画らしかったが、行ってみて大正解だった。

 

貸切のゲレンデ、引き締まったバーン、30旗門と多めの旗門セット。

30人くらいのレーサーたちが集まり、みな思い思いに個人練習に励んでいた。

 

そんな中、僕もようやくカービングで切りながらの旗門通過を実感。これは楽しい。まじで楽しい。

 

そして、見えてくる次の課題は、いかにより速く、タイムを短くしながらゴールに向かえるかということ。

 

勝手にエキスパートの仲間入りを果たした自分への課題は、さらに厳しさを増したのであった(冷笑)。

 

夜の6時から9時までみっちり滑って、その後はウイングヒルズの立体駐車場での車中泊。真冬の車中泊に多少びびりながらも、奥さんが用意してくれたホットな湯たんぽのおかげでかなり快適に眠れた。

 

翌日、早朝5時からのリフト乗車ができる週末のウイングヒルズには、多くの人がすでに集まっていて、僕も滑る予定だったけれど、雪がもさもさ降っていてい、体はひどく疲れていたので、8時まで車中で爆睡し、スキー場に向かう車列の大渋滞に逆らいながら、スキーを滑らずにすいすいと金沢に帰ってきた。

 

以上、エキスパート井上からのご報告でした。23日には石川県のマスターズの初戦があるけど、雪不足で中止の噂も。とりあえず、初戦までに準備はした。あとは戦うのみ!

 

写真ダイジェスト

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ここまで条件のいいポール練習は初めて!合わせて20本くらい練習できた。最高!

 

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貸切のポールバーン。

 

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冷えた体でもビールは飲む。そしてお湯を沸かそうと思ったらライターがないという悲劇。タイガーの水筒に熱湯を入れて持参していたおかげで、大好物の赤いきつねをなんとか食べることができた。

 

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たいらでのコソコソ練習。レストハウスの窓に映る斜面。蝿みたいに見えるスキーヤーたち。

 

 

エキスパートなターンを習得して、少し穏やかな気持ちになれたエキスパート井上がお送りいたしました。次回はレースの良い結果報告ができるようにがんばります。

 

 

ちゃお!

スキーブログ 2018-2019シーズン 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, and 13th Run @シャルマン火打(新潟)、猫魔(福島)、アルツ磐梯(福島)、六日町八海山(新潟)、たいら(富山)エキスパート・ターンを求めて、必死のスキー行脚編

2018年

12/23 シャルマン 曇り、小雨

12/30 猫魔 小雪、吹雪

12/31 アルツ磐梯 小雪

2019年

1/2 アルツ磐梯 小雪、晴れ

1/3 猫魔 小雪、晴れ、雪

1/5 六日町八海山、雨、みぞれ、雪

1/6 シャルマン 雪

1/10 たいら くもり

1/13 たいら 晴れ

 

エキスパート・カービングを求めて、すでに13日滑走に突入。

 

スキー操作・動作・荷重にはスキルと斜面と雪質に合わせていろいろ応用すべき基本があることを指南するエキスパート向けの教則本を読んでしまったせいで、いよいよ僕の滑りは、大気圏に突入する帰還ロケットのごとく、エキスパート・レベル突入に向けて、メラメラと燃え上がっているのであります。

 

暖冬、少雪が叫ばれている中、各地のスキー場には全面滑走をかろうじて可能にする量の雪は確保され、僕もようやく落ち着いた心で各地のスキー場へと向かうことができるのでした。

 

各地のスキー場を訪れるのは、旅であり、冒険だ。

初めて福島の裏磐梯にある猫魔に向かった時に、改めてそう思った。

 

出発の早朝はいつも緊張する。暗い高速道路、不慣れな土地を突き進む。そして、昇る太陽が作り出す幻想的な景色に驚き、車中、ひとりで声を上げる。

 

12月30日

福島の裏磐梯、猫魔スキー場への道中はかなり冒険度が高かった。

まず、雪が多い圧雪路が延々と続く。車外温度計はつねに氷点下を指し、ウィンドーウォッシャーが切れて、不安になる。くねる峠道に次々と現れる秘境的観光スポットに目を奪われつつ、どんどんと標高が上がっていく。

 

ベースが標高1000メートルを越えているスキー場なので、それはもうほとんど天界に近い雰囲気を醸し出し、寒いやら雪質はいいやら、高速トリプルリフトは今シーズン動いてないやら、GSの板を試しに履いて、まったくターンができないやらで、いろんなことに翻弄されながら15時まで滑り、吹雪の中、帰り支度。凍る車。

ナビが指定した会津若松までの裏ルートのせいで、これまたやばい帰りの峠道。吹雪。車中、ひとりで悲鳴をあげながら、その日の宿へと向かった。

 

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福島から昇る太陽。

 

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標高1000メートル越えの猫魔スキー場。とにかく寒い。

 

 

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日は出るものの、寒い。ここは本当のスキー好き、スノボ好きが集うところのようで、富山のたいらスキー場に雰囲気が似ている。みんな練習熱心。

 

そして会津若松のホテルへ。なぜかポスターがさかさま。

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お一人様忘年会の場所を求めて見つけた、最高の居酒屋。

 

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お店の女将さんに寒くて凍えていると伝えたところ、会津の郷土料理だという「こづゆ」を出してくれた。心から温まった。

 

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雪にまぶされる野口英世。忍耐。

 

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ブルースを感じる会津若松。女将さんが、次に来る時までこの店が続いているかわからないね、と言った。また行きますよ!!

 

12月31日

日付変わって、大晦日。昨日の猫魔があまりに遠く感じたので、共通リフト券で行ける姉妹スキー場、アルツ磐梯へ。

アルツ磐梯はなんと会津若松からたったの30分。会津や猪苗代の人たちは磐梯山のふもと、非常に多くのすぐれたスキー場のそばで暮らしているんだなあ。うらやましいなあ。

 

アルツ磐梯は横に広いスキー場。じつは僕は横に広いスキー場があまり得意ではない。やはりスキー場は縦に長い方がいい。そんな意味で長野の栂池とかの5kmロングランなどは最高。シャルマンも長いというか、長く感じさせる作りで、滑りごたえが大きい。

 

それでも景色は最高なアルツ磐梯。眼下に見える猪苗代湖、霧氷の林など、心落ち着く風景に数多く出会えた。

 

 

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おしゃれなセンターハウス

 

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霧氷エリア

 

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猪苗代湖に向かって滑り降りる。そして、すり鉢状のアルツ磐梯。最後はリフト・ゴンドラ乗り場まで平坦なゲレンデとなり、スノーボーダースキーヤーもだらだらと歩かされるハメに。

 

1月1日

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新潟の護国神社で初詣。その前に奥さんの地元の神社で引いたおみくじは大吉。奥さんも大吉だったので、大吉しか入っていなかったんじゃないか疑惑。

 

1月2日ー3日 

奥さんと磐梯山スキー合宿 in アルツ磐梯&猫魔

事前学習していたので、案内人になったつもりで奥さんを連れて福島入り。行く前から「福島、ほんといいよ」と言っていたのだけど、奥さんも納得・満足の福島旅行となった。

 

 

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夕日に染まる筆者  photo by 奥さん

 

 

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アルツ磐梯のそばにある七ツ森ペンション村。今夜のお宿。

 

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夕暮れの雪道散歩1

 

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雪道散歩2

 

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食後の星空観察 photo by 奥さん

 

2日目の猫魔。奥さんは初の座禅スノボを経験。結果、うまくなったみたいで何より!

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標高1400メートル付近。空が近い。

 

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GSエキスパート・ターンもままならないまま、ポールバーンに突撃。地元のジュニアが上手すぎて、へこんだ。しかも、このポールバーン、ずっと片斜面ですごく難しかった。体は凍えていたが、闘志に火がついた。メラメラ。

 

 

1月5日

火がついた筆者は、奥さんの実家からスキー場へ通う毎日。新潟っていろんなスキー場に繋がっているので、毎回どこに行くか精査するのが楽しい。この日は、エキスパートの穴場として名高い、六日町八海山スキー場へ初めて乗り込む。

 

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山麓はあいにくの雨。それでも滑るのじゃ!究極のエキスパート・ターンを目指して。

 

 

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新潟らしい、美しい景色。

 

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ロープウェイ山頂駅の簡素な休憩所。

 

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10分置きに出発するロープウェイをぐるぐる回して滑りまくるという稀有なスキー場。

午前中だけで10本ロープウェイに乗り、合計30キロ走破。午後も15時まで滑って、合計60キロ走破。これはもう頭が狂ってます。それでもエキスパート・ターンは得られず。悲しみの中、新潟の奥さんの実家に帰宅。

 

1月6日

冬休みの怒涛のスキー合宿を締めくくるべく、古巣のシャルマンの常設ポールに参加。この日は朝から激しく雪が降っていて、練習というよりも脚力を鍛えただけのように思えた。

あまりに不甲斐ない滑りばかりだったので、最後の1本のときに常設ポールのスタッフの方にアドバイスを伺う。そのアドバイスがあまりに的確で、最後の一本だけ、納得の滑りとなった。

思い残すことなく、猛ダッシュで帰り支度。実は、この日、シャルマンに行くために無理言って、奥さんには電車で新潟駅から糸魚川駅に来てもらい、そこで合流して車で金沢に帰る予定を組んでもらっていたのに、気づけば待ち合わせにギリギリ間に合う感じ。やばい、遅れたらもう快くスキーをさせてもらえない。

結果、待ち合わせ時間にぴったり到着。円滑なスキー人生が保たれた。

 

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ん?俺の車が埋もれているのか?

豪雪のシャルマン。

 

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重めの雪が降り積もる。

 

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途中、魚津のインターで降りて、金太郎温泉に立ち寄る。

温泉に浸かりながら、ハードに続いたスキー遠征の反省と振り返りと瞑想を行い、完全フレッシュな状態で地元の金沢へカムバック。次の日からまた寒空の下で大根を抜く生活が始まるなんて信じられない!

 

1月10日、13日

ホームゲレンデ、たいらスキー場へ。

シーズン券を手に入れ、デフォルト状態でスキー練習に励むことができるように。

初日のたいらでは、ショートターンのSL板に戻して、外足を伸ばし、うち足を畳んで、ターン内側に腰を落とし、伸ばし荷重と内傾角を用いた、エキスパート・ターンにチャレンジ。

この日、気づいたのだけれど、天候に恵まれたスキーは、このたいらが久々であり、バーン・コンディションもじつはここ最近最高であり、たいらというスキー場のすごさに改めて気付かされた。

 

練習するには最適のスキー場で、この日、ようやくエキスパートなカービングをするための体の動かし方が理解できた。GS板に乗り換えて、同じように練習。GS板はやはりR27だけに素直に曲がってくれず苦戦したが、ある程度の感触を得た。

 

二日後、得た感触を完全に体に刷り込むためにまたたいらにやって来たけれど、この日は思ったほど成長できず。SL板はかなり体が使えるようになったけど、GS板では、高速でないと踏んでたわますことができない。低速、中速でも踏めるようになるにはどうしたらいいのか、ああでもない、こうでもないとやっているうちにリフト最終の午後5時に。

 

もう少し、あと少し。最高のターンスキルを手に入れて、試合に挑みたい。

 

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嗚呼、たいら、嗚呼、たいらよ、嗚呼、たいら 

 

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言葉通り、暗くなるまで練習した。気分は部活に励む中学生。

 

 

 

つづく。












 

 

スキーブログ 2018-2019シーズン 2nd, 3rd & 4th Run @ウイングヒルズ白鳥(岐阜) & かぐら(新潟)

Date: 12月9日(日)

場所:ウイングヒル

天候:雪 くもり

雪質:人工雪

 

Date 12月15日、16日(土日)

場所:かぐら

天候:雪、晴れ

雪質:粉雪

 

今回はフォトダイアリースタイルで。

 

 

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12月9日、今シーズン初の寒波がやってきた朝。予算を抑えるために国道と高速を使い分けての道のり。いきなり、雪の洗礼を受けた。平村のあたりは除雪のまだ入っていないスリッパリーなコンディションで緊張のドライブが続いた(カーブで車がスリップして冷や汗かいた)。

 

 

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五箇山から高速に。夜が明けてきて、今季初の雪景色にうっとり。

 

 

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ウイングヒルズに到着。まずまずの気温。氷点下のマイナス表示を見るとテンションがあがる。

 

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ゲレンデひとつに対してざっと20人以上が、タイミングを伺いつつスタート。ゲレンデ上はいかにスキーヤースノーボーダー接触せずに滑るかというゲームと化していた。その状況に途方に暮れる筆者。リフト待ちも長かったので、いったん車に戻り昼寝。

 

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ぐーぐー。

この後、昼の2時にゲレンデへ戻ったけれど、人はあまり減っておらず。それでもねばって4時の最終まで滑った。最後の1、2本でこれはいい滑りだと思えるものが収穫できたので、来てよかったと実感。最後に写真を撮ろうとしたら寒さに弱いiPhoneの電源が完全に落ちて美しい夕景色も収められず。

 

執念の滑り。ここまでして滑る自分にある意味感動した。以上が12月9日のウイングヒルズ。次は、お初のかぐらスキー場 in 新潟!

 

ティーブンという名前のアメリカ人の友達が、「ヘイ、Ben、シアトルから友達が日本に来ていて、15日あたりにスキーに行きたいって言ってるんだけど、一緒に行かないかい?(だってBenはスキージャンキーだからね!)」

 

ということで、アメリカ人と聞くと、おもてなし根性がどうしても出てしまう僕は、すぐに快諾。

どこのスキー場がこの時期もっとも安心した積雪量で楽しめるかを入念にリサーチ。今回長野エリアはあまり雪に恵まれておらず、方角を新潟方面へ定める。そうして選ばれたのが「かぐらスキー場」。

標高が高く、雪質がよく積雪量が豊富。さっそくスティーブンにそのことを伝え、一泊二日の旅程が組まれた(彼らは東京と福岡から別々に金曜日から前乗りして、土日にスキーを予定)。

 

 

 

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そして、今季2回目の寒波の中、金曜日の午前2時半に家を出た僕は、今度は新潟豪雪地帯の洗礼を受けることに。この写真ではお伝えできないが、大量の雪が降り注ぐ中、早朝のドライブ in 豪雪新潟地帯となった。かなり非常事態的な高速道路だったが、除雪隊もドライバーもそんな状況に慣れているみたいで、統率の取れた豪雪ドライブとなった。

 

 

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たどりついた越後湯沢周辺。待ち合わせのホテルからの景色。長時間ドライブ+オンリー英会話丸二日間+勝手のわからない初めてのスキー場+さらなる雪道運転。タフでなきゃやってられないぜ。

 

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予想通り、横広のスキー場。すり鉢状にゲレンデが散在していて、メインゲレンデにたどり着くまでに1時間。この日は天候も優れず、スキー場の状況もあまりつかめず、スティーブン(スキー)とマイケル(スノボ)をメインゲレンデに置いて、自分は車を取りに戻りつつ、初心者ゲレンデを何度か滑り、変な気分。ま、とりあえずいつもの構図で!

 

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田代湖。

 

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幻想的。

 

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凍りつくMy car。ここから20分もどったところのもう一つの駐車場まで、彼らを迎えに。とにかくコースレイアウトや駐車場の配置などすべてが謎のスキー場という印象で初日を終える。

 

ティーブンはニューヨーク出身、現在福岡在住の焼酎マスターなので、夜に本領を発揮。向かう先はもちろんIzakaya!!  昨日も行ったという、日本酒が300種類も揃うお店へ。その前に越後湯沢駅の利き酒スタンドでおおはしゃぎのわたしたち。

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その後、居酒屋にて何種類もの日本酒を堪能し、ホテルの部屋に戻ってからは部屋飲み!アメリカ人3人と私日本人一人。自分でも感心したが、リスニング力がかなりあがっていることに驚く。英語はリスニングが8割、スピーキング力は2割くらいでいいと本気で思う。なぜなら相手の言っていることが理解できなければ、会話が成立しないからなのだ。僕は英語の先生です。

 

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お仕事中のスティーブン。

 

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僕にぴったりの日本酒を発見。

 

そして、二日酔いで迎えた翌朝。寝る前に泥酔状態で温泉に向かい、風呂からあがった後、自分が脱いだ服の入ったカゴを見つけられずかなり焦った。

 

寝起きに、知り合って二日目のマイケルが布団越しに、「お前はまだ7時半にスキーに出発するつもりなのか?」と問いかけてきて、「もちろん」と即答する筆者。マイケルはかなりの腕前のスノーボーダーなので、二度寝とスノボを天秤にかけた結果、むくりと起き上がる。スティーブンは新潟駅周辺を探検したいので俺は置いて行ってくれ、ということだった。

 

知り合って二日目のマイケルとスキー場へ!ノープロブレム!

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この日は天気が良く、二日酔いの頭が痛んだが、なんだかご機嫌だった。

 

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リフトの上でけっこう話し込んで、仲良くなった。我々には「スキー場」という共通言語があったので、ひどく盛り上がった。

 

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帰る前のスキー場からの最後の景色。いろいろと満足した。あとは帰るだけ。かなり疲れていたので、これから5時間かけて金沢に帰れるか少々不安だった。

 

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湯沢駅前の中野屋でちゃっかりへぎそばを食べる。

 

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奥さんへのお土産も忘れてはいけない。

 

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帰りの関越道は夕日が当たってずっとこんなに素敵な景色が続いた。

 

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両脇に広がる白い稜線に囲まれながら生きて行きたいと本気で願いつつ、最高の二日間を終えることができた。

 

スキーを通じてまたひとついい経験をした。これだからやめられない。

そして、仲間がいるって素晴らしい。

 

仲間募集。(笑)

 

次回は、地元たいらスキー場が雪不足でなかなかオープンできないので、しばらくは行かないかも。年末には大寒波が来るらしい。年末、福島の猫魔スキー場にお邪魔する予定です!!!!!

 

それではまた!!

 

 

スキーブログ 2018-2019シーズン 番外編 ある冬の朝の回想

「がっぱになる」という金沢弁がある。意味はたぶん、「狂ったように一生懸命」という感じだろうか。「我を忘れたように夢中になる」の方が正確だろうか。しかし、それはただの「無我夢中」ではなく、もっとうざい感じの「無我夢中」だったりするかもしれない。

 

そんなわけで、僕は今、がっぱになりつつある。何に対して?

 

そう、スキーに対して。雪に対して。

 

何もない12月の初めの日曜日。温いベッドを抜け出し、冷たい空気のリビングに顔を出した早朝、自分が22歳だった頃のことをふと急に思い出す。僕はその年、志賀高原横手山スキー場のスキー学校のインストラクターとして働いていた(たいして上手くはなかったけれど、ほとんど誰でもやりたいといえばインストラクターになれた)。

 

横手山志賀高原の数あるスキー上の中でもっとも標高の高い場所にあり、2000mのあたりに位置しているので、下界から持ってきたポテトチップスの袋は気圧の影響で爆発しそうになるくらいパンパンになった。そして、毎日氷点下だった。チームの職員の顔には凍傷のあとが残っていたが、それが横手山の低温によるものなのか、過去に遭難しかけたからなのかは知らない。とにかくそれくらい寒いところにあった。

 

どうしてスキーのインストラクターになったのか。それはスキーが好きだからという理由からではなかった。21歳で大学を除籍になり、東京での生活がうまくいかなくなると、逃げるように、もしくは、希望を抱いて、お金を少し貯めるつもりで、たまたま見かけたインストラクターの募集に応募し、気づけば、まるで収容所に収容されるような感じでホテルの地下室に用意されたインストラクターチームの薄暗い宿舎にいたわけだった。

 

お金は貯まらなかった。その代わり、素晴らしい経験をした。標高2000mの世界に3ヶ月も住んだら、そりゃ世界は変わる。景色は変わる。目の前に迫る黒いスクリーンのような空にまるで電球のように何百万という星が張り付いている光景は、ほとんど宇宙の中に放り出されたような感覚だった。

 

宿舎には、がっぱになった奴らが勢ぞろいしていた。要するにスキーバカが集まっていて、ちょっとうざかったけれど、彼らは愛すべきスキーバカだった。ランクル率が高かったが、彼らは氷結したつるつるの道路でランクルを滑らせ、僕は生まれて初めてランクル同士の衝突を目撃した。時速1キロくらいの衝突だった(要するに勝手に車が滑り始めた)。ランクルをぶつけた若い彼らの顔は透き通る空の青よりもずっと青ざめていた。

 

志賀高原横手山、熊の湯エリアはまるで天国みたいな場所にあったので、毎日のように訪れる修学旅行の子供たちは、毎回泣きながら下界に帰って行った。みんな声をそろえて「帰りたくない」と泣いていた。3日間、班を受け持った僕たちインストラクターは、全身全霊でスキーを教え、リフトに激突されながらもリフトから転げ落ちた生徒を助け、とっておきの景色が見える秘密の場所に彼らを連れて行った。夜は班ごとのミーティングまであり、僕はおもに恋愛の話で生徒の心をずるくつかんだりもした。

 

43歳になった僕は、今朝、そんなことを思い出していた。そして雪山に熱い思いを馳せては、各地スキー場のライブカメラを朝っぱらからがっぱになって追っている。今朝はいろんなところで積雪があったみたいだった。来週火曜日の異常高温が気になるところだけど、来週末にはかなりの寒波がやってくるようだ。思えば小学生の頃から、雪の便りをずっと待っているような気がする。毎日ポストをのぞくような気持ちで僕は雪が降るのを待っている。

 

 

 

 

 

 

スキーブログ 2018-2019シーズン シーズンインの複雑な心境  1st Run @ウイングヒルズ白鳥(岐阜)

日にち:11月29日(木)

場所:ウイングヒルズ白鳥 岐阜県郡上市

天候:晴れ

雪質:締まったバーンからザラメの人工雪

リフト待ち時間:なし

 

今シーズンは暖冬。

暖冬。

暖冬、、、。

 

僕の嫌いな言葉ナンバーワンだね、暖冬。

去年の冬のスタートが最高すぎたせいもあって、なかなか雪が積もらない各地スキー場のライブカメラを見ていて、やきもきとする毎日が続いている。

 

そんな中、シーズン初滑りを果たすべく、人工雪で1000mの滑走が可能なウイングヒルズ白鳥に行ってきた。去年もシーズンインは白鳥だったけど、そのときにはもうすでに冬本番のような雪が降っていた。雪は着実に積もっていて僕のテンションはシーズン初めからマックスだった。

 

しかし、今年は暖冬。

暖冬。

暖冬、、、。

 

パリ協定を離脱したアメリカのせいだな。環境意識の低い自分のせいだな。蛇行する偏西風のせいだな。その原因となっているエルニーニョのせいだな。

 

嫌いな言葉、第2位:エルニーニョ現象

 

好きな言葉:ラニーニャ現象、大雪警報、氷点下、凍結。

 

さて、今回のシーズンイン、コース幅がせまいのでスラローム用の板で滑ってみたのだけど、1本目からやばい!!おれ、なぜかうまくなってる!!

 

考えられる要因といえば、農作業による下半身強化がまっさきに思い浮かぶ。

 

5月に始めた農業のお手伝いバイト。足元の悪い泥の上をひたすら歩く、しゃがむ、持ち上げる、等々、いろんな体の動きが農業には取り入れられている。百姓とは、百ほどのいろいろな仕事があるという説もあるくらい、農業は毎日、ほぼ違う作業が待ち受けていて、文句の言えない立場にあるアルバイトである僕は、ひたすら言われたことを時間内に終わらせられるように努めてきた。その期間、およそ半年。僕はヘルマン・マイヤーになっていた。(ヘルマン・マイヤーは下積み時代、レンガ職人をしているうちにスキー用の肉体が勝手に作り上げれらていた。)

 

滑ることリフト15本、それでもやはり課題が見つかり、今シーズンのおぼろげな目標なども見えてきた頃、昇る太陽に溶ける雪。シャバシャバ、シャバドゥビ ♪♪ と歌い出したくなるくらい、雪はゆるゆるに。おまけに人は平日にも関わらず多くて、そのうち接触事故でも起きそうなくらい。8時に滑り始め、10時半には切り上げ、駐車場でガスボンベを使ってお湯を沸かし、カップヌードルを食べて早めの帰宅。

 

今シーズンはお金の節約のために昼食は持参、高速は極力使わない、などと工夫をするつもりだったけど、岐阜までの早朝真っ暗な山道国道が怖かったので、今回だけ高速を使った。去年まで対面通行だった東海北陸道が1年の時を経て、ほとんど4車線化されていることに驚いた。こつこつ進めるってすごいなと、地味に感動。

帰りは国道156号線をひた走る。ダムをぐるっと回るたいして楽しくもない景色。ダムってなんかうすら怖い。白川郷あたりから雰囲気は楽しい景色に転じたが、眠いやら頻繁なアクセルワークでスネの筋肉がつりそうになるやら、山の中の国道はやはり大変だった。

 

もう一言。

僕がスキーが好きなのは、雪景色も含めてなのだと、ゲレンデの中央に道路のように作り上げられた細い人工雪のコースを滑ってみて実感した。なかには熱心に練習している方達が大勢いらっしゃったが、僕は熱心にというよりは優雅に練習がしたいタイプ。せめてスキー場にだけでもいち早く雪が降り積もることを、雪が溶けてしまうくらい熱望してます。偏西風さん、蛇行しないでね!!!

 

さて、写真ダイジェスト。

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待ちに待ったシーズンインの初滑り。これはもうほとんど恋の心だよ。君に会えてよかった級だよ。

 

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この長細い廊下のようなところを滑り降りていきます。

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下からの画像。

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持参の一式。KINGはでかすぎて胃もたれ。次回はもっとグルメな感じにしよう。

 

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最近始めたクルーザー(スケボー)。カービングが楽しい。

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毎朝、白山の冠雪具合を確かめてる。まだ真っ白にはなりませんね。

 

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偶然、マリオになった。ちなみに本業は英語の先生ですから。

 

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今シーズンはフィッシャーとレクザムで攻める。

 

次回は、それでも人工雪にもう一度行くか、寒波がちゃんと訪れてどうなるか、予測不能です。

 

チャオ!!