スキーブログ 番外編 近況報告を兼ねた近況考察

どーも!スキーブロガーのベンです。

2017-18シーズンは雪の降り始めが早かったものの、3月の降雪がほぼなく気温も高めだったこともあり、どのスキー場も最後らへんは微妙な雪不足に悩んでましたね。

 

さて、シーズンを終えてすでにスキーロス状態に陥ってしまった僕はその代替処置としてオフトレに励むかと思いきや、4月5月の天候不順のせいでいまいち集中できなかった。

 

仕事が午後というか15時くらいスタートの僕はそうなると午前中が異様に暇でありまして、最近は小説なんてものを書こうと試みてはいたものの、数行書いては破り捨てる毎日。(実際はパソコンで書いているので、デリートする毎日)

これではムーミンパパと同じじゃないか!(ムーミンパパの職業は、たしかまだ1行も書いていない小説家だったはず)

 

ムーミンと言えば、その昔大学生の頃、一人暮らしのアパートである日ぼんやり見ていたテレビからムーミンのアニメが流れてきて、それをなんとなく見ていたんだけど、ムーミンってあれですよ、あれ。すごい示唆に富んでいる物語ですよ。

その回は、ムーミンか誰かが森で採ってきたキノコを家でムーミンママか誰か以外全員で食べるんだけど、なんとそのキノコ、マジックマッシュルームだったらしくて、一人のぞいて全員、酩酊状態。みんなやる気なくしてベッドで転がったり、ふわふわ踊りだしたり、それはもうハイというかダウンというか、物語のオチとしては、これではいかん!みんなもっとしっかり生きて行こうぜ!って感じだったのを今でも覚えている。シュールなんだけど、リアル。

 

さて、ムーミンの話に脱線しましたが、午前中の執筆活動もあまりうまく行かず、Youtubeで昔好きだったメタルバンドなどをサーフィンしていると、並んだサムネイルの中で異様に目立つ女の子の笑顔を発見、思わずクリックすると、それはBABYMETALだったわけであります。

 

それからと言うもの・・・・

 

はまってしまったわけです・・・・

 

BABYMETALに・・・・・

 

BABYMETALを知らない、もしくは知っているけど興味がない方に念のためお伝えしておくと、BABYMETALはアイドルとかメタルバンドとかそういう小さい枠の話ではなく、伝説を現在進行形で創り出しているヒーロー(ヒロイン)なんだと僕は思います。

 

世界中のメタルファンもアイドルファンもアニメファンも普通の人もメタリカ本人たちもレッチリ本人たちもレディーガガ本人もアリアナグランデ本人もテッドジャンセン(有名なマスタリングエンジニア、実は僕は昔彼に会ったことがある、というかマスタリングしてもらったのさ・・・)も、みんなBABYMETALに夢中になっている姿を見て、僕は鳥肌が立ってしまったのさ。ロンドンのライブホールの周囲にできる長蛇の列、アメリカの地方都市でのオーディエンスの熱狂、絶叫、キーの合わないメロディに必死に声を合わせるイカつい男性ファンの声、インタビューに答える世界中のファンの熱意、そんなものをYoutubeでずっと追っていると、どうしてだか涙が止まらない。

 

涙が出てくるのは、世界中がひとつになる様を目撃できるからだと思う。世界をひとつにできる力を持っていたのが、「Kawaii」と「メタル」を意表を突く形で組み合わせたBABYMETALだった。

 

そして、ちょっとライブにでも行ってみたいなと思って、BABYMETALのHPでスケジュールを確認したちょうどその日のその次の日からワールドツアーが始まることを知り、まあ、Wowと思ったわけですが、そのツアーから始まるBABYMETALの大きな試練に僕はますます目が離せなくなってしまった。

 

世界は今インターネットを通じてリアルタイムでつながっている。TwitterYoutubeInstagramFacebook、運良く僕は英語がわりとすらすらと読めるので、#babymetalで検索すると、それはもうすごい数でBABYMETALが語られている。そして、そこで知ったのが、メンバーの一人であるYuimetalが今回のアメリカツアーに参加しておらず、ファンたちが騒然となっていることだった。

 

詳しいことを書けば書くほどなんだかコアなファンっぽくなってしまうので、詳細は割愛しますが、とにかく、日々更新されていくBABYMETALのツアーの様子を見る限り、BABYMETALはいまだに伝説を更新しているみたいだった。メンバーが一人欠けた状態で、苦肉なのか最善の策をとったことで、BABYMETALの格がさらに高まったように思えた。新曲のレベルも異様に高く、どこまで行くのかまったく目が離せないBABYMETALデス!(語尾にDeathをつけるのがBABYMETALのしきたりDeath!!)

 

僕は昔、それなりにファンを獲得したバンドをやっていたので、すこーしだけわかるのですが、バンドが成長していくときにつきまとうジレンマが「変わるべきか」、「変わらざるべきか」という問題。

既存のファンはバンドに「変わらないこと」を願い、コアなファンは「変わっていくこと」を受け入れ、にわかなファンは「変わってしまったこと」で見切りをつけて離れていく。実際、BABYMETALの新しいライブ映像に対するコメントの中にこんなのがあった。

 

「BABYMETAL終わったな」

 

シネ!って感じだね。

 

さてさて、なかば中毒的にBABYMETALを追っていた午前中の暇人ですが、そんなことではイカーン!ということで、副業を始めることにしました。ちなみに前始めた翻訳の校正の仕事はあまりにも仕事が回ってこないのでやめました。

 

アルバイトの面接に行って、その後無事に採用のお知らせ。今回僕がやる仕事は兼ねてから興味があった、「農業」であります。トウモロコシやレタスなどを収穫するお仕事です。ああなんだかとっても楽しそう。ここで得たお金を来シーズンのスキー修行に一部使おうと思っておる次第であります。

 

長々と失礼いたしました。それではみなさん身体に気をつけながら、日々を楽しく生きてください。そして車は必ずロックしよう。財布は人目のつかないところへ!

以上、この3週間の間に財布から3万円を抜かれ、あげくの果てに財布をなくした(盗まれた?)スキーブロガーベンからのありがたいお言葉でした。

 

Seeeeeeeeee Youuuuuuuuu!!(BABYMETALをリスペクトしつつ)

 

 

 

 

 

 

 

スキーブログ2017-18シーズン 48th, 49th, & 50th Run @ シャルマン火打スキー場 ついに6位入賞!編

48th 4/10 シャルマン火打 アルペン試乗会

49th and 50th  4/14, 15 シャルマン火打 Icetee Cup 第3戦・第4戦

 

まずは滑走日数48日目のシャルマン火打から。

この日は、中学生のときの同級生Sくん(歯科医)(1級保持者)とともに、Sくんの運転する高級車(ランドローバー)でホームゲレンデのひとつであるシャルマン火打に向かった。

 

誰かが運転する車で向かうスキーってなんて楽なんだ!

 

と僕は感激した。

 

彼の運転する「高級車」への嫉妬からか、僕は終始、

「なんかディスプレイの日本語のフォント変じゃない?」とか、

「ドア重すぎない?」とか、

「内装が雑だね。やっぱ外車より日本車だよ」など、がんばってディスっていたのだが、人ができているのか、この歯科医である同級生は、

 

「そうだよね!俺もそう思ってたんだよ!」

 

などど、歯科医特有の輝く白い歯で笑ってみせる。なんて爽やかな野郎なんだ。しまいには自分でもランドローバーの悪口を言い始める始末。

 

さて、試乗会当日、4月だというのに降雪があり、ゲレンデには雪が積もってしまっていた。シーズン最中の寒い時期ならそれは恵みの雪ともなろうが、春に積もる雪は湿っていて非常に重く、せっかく圧雪されて整っていたバーンも最悪な状態に。こんなんで試乗会のスキー板を試乗しても、いまいちその性能がわからない。

 

それでも僕と同級生くんは何度も試乗用の板を履き替えて、悪雪のゲレンデを繰り返し滑走した。おかげで翌日はひどい筋肉痛に。

同級生くんは、材質や構造にこだわるオタク気質なので、いろんな板を履いて楽しそうだったけど、僕は目当てのレーシング・モデルがまったくなかったせいで、最後らへんは自分の板を履いて、迫るシーズン最後のレースに向けて練習を試みたが、ボコボコの悪雪ゲレンデのせいであまり練習にはならなかった。

 

 

さて、シーズン最後のGS大会。結果から言うと、6位入賞!!おめでとうの俺!!

 

しかし、僕が6位入賞した第2戦目の、35歳〜45歳の部の参加人数はたったの8人だった。しかも、1本目のレース直前の点呼でわかったのだけど、そのうち二人が不参加。ということは、その時点で僕の6位入賞は確定していた。(無論、転んでコースアウトでもしない限り)

 

ああ、これで喉から手が出るほど欲しかった賞状がもらえるぞ。転ばないように慎重に。そんな思いで滑った1本目はもちろん大した滑りではなく、6人中6番目のタイム。

ということは、次の2本目の滑走順はクラスで最初の滑走となる。

 

それはさておき。

 

2本目のレース前は、今シーズンすべての滑りを集約させたいと思い、自分なりにとても集中して準備を進めた。

 

2本先の旗門を見てターンすること。

ターン後半はずらさないこと。

及び腰にならずに攻めること。

 

呪文のようにそれらの言葉を繰り返し、入念にストレッチをし、コースに立つ旗門をイメージ。先に滑走する選手を観察し、点呼を待つ。

 

午後になると濃霧が山頂から下って来て、スタート地点から数旗門先までがガスに包まれてしまっていた。2旗門先までしか見えない視界不良の中、次々と選手たちがその霧の中へと突っ込んでいく。

 

霧の中へ突っ込むの嫌だなあ。俺んときだけ、霧晴れてくれないかなあ。

 

と思っていたが、霧は最後まで晴れなかった。

 

仕方ない。それはそれ。やるしかないだろう。

 

スタートを合図する電子音に合わせ、僕は勢いよく霧の中のコースへと突っ込んでいった。

 

霧は最初の3旗門にしかかかっておらず、そのあとはゴールまで視界良好。ターンもズレず、旗門の先も見える。どんどんスピードが増していく。自分でも感じたことのないくらいのスピードで次々と旗門を通過していく感覚はまさに快感だった。ポールにほどよく体が接触し、ゴールした時、すごくよい滑りだったと実感できた。

 

タイムは目標の40秒台には届かなかったけど、50:23とほんのあと少しだった。5位の選手とも1秒ちょいの差だったので、不戦勝的6位ではあったものの、たいへん満足のいく6位入賞となった。

 

表彰式で入賞して名前が呼ばれるときの興奮と言ったら!!

 

しばらくスキーはやめられませんね。

 

ということで、今シーズンはこれで最後だけど、また来シーズンに向けて楽しく頑張って行きたいと思います。

 

2017-2018シーズンよ、さようなら。次は2018-2019シーズンだ。みなさん、来シーズンもブログでお会いしましょう。読んでくれてありがとうございました。

 

写真ダイジェスト!

 

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レースを終えて満面の笑み。

 

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満面の笑み。

 

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2018年国体成年男子Cクラス優勝の藤井選手から賞状の授与!

 

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名誉!

 

 

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レースは楽し。

 

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みんな最速目指して。

 

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スタートの緊張感。

 

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ターンからターンへ。

 

 

 

シーズンからシーズンへ。

 

 

See you next time!!  

 

スキーブログ2017-18シーズン 45th, 46th, & 47th Run @たいら and フリィザルフィヤットル(アイスランド) おまけ:アイスランド一周ロードトリップ・フォト日記

45th たいら(3/20)

46th フリィザルフィヤットル Hlíðarfjal, Iceland (3/28)

47th たいら(4/4)

 

 アイスランドでのスキーは、とても楽しかった。

レンタルスキーでエキスパートモデルを選んで、いまいちサイズの合わないブーツとエランのSLの板だったが、極北のスキー場においては道具は二の次。とにかくスキーをするという行為をひたすらに楽しむことができた。

 

アイスランド人やその他の外国人は、みな思い思いのスタイルでスキーを楽しんでいて、道具やスタイルの細部にこだわってしまう僕やその他の日本人スキーヤーとはずいぶん違うように思えた。大した知識も知恵もないまま高級の上級スキーモデルに散財してきた自分が馬鹿らしくなった。

 

借り物のスキーでもこれほどに楽しいものか。僕は子供みたいに何度も何度もTバーリフトにまたがって、気に入ったゲレンデを繰り返し繰り返し滑りまくって、もう一回!もう一回!と心の中で絶叫していた。

 

何がそんなに楽しいかと言えば、雪質と景色とフィヨルドから吹き上げる向かい風に向かって行うカービングターンがたまらなく楽しかった。向かい風のせいでいくらカービングをしてもスピードが上がりすぎないので、一定のスピードで体をかなり傾けながらターンして降りてくることができ、それはまるで遊園地の楽しげな遠心力系の乗り物に何度も乗り込むような感覚だった。

 

スキー場が街から見えるっていうのもよかった。スキーに行くぞって言って車に乗り込んでからわずか数分でスキー場に到着。スキーが終わって車に乗り込むと、わずか数分で街に戻ってこれる。地形がまるで日本と違った。

 

そんな経験を経て、日本に戻ってきた僕のスキーに対する姿勢みたいなものが少し変化したように思う。

 

まず、苦労してターンしなければならなかったラディウス27mの板を使うのをやめた。その代わり、曲がりやすい17mの板に戻した。

(※ラディウスとはスキー板のサイドカーブの半径のことで、ラディウスの値が小さいほど小回りしやすく、大きいほどターンがむずかしい。一般にR12m〜R30mの板があり、国体やワールドカップの大回転競技ではR30mの規定がある)

スキー業界では挨拶のように相手のラディウスを聞く習慣があって、ラディウス値が高いほど感心される傾向がある。なので僕も見栄を張っていたのか、27mとやたらに高い値を誇っていたのだけど、結局それで上手に滑れているかと言えばそうではなかった。

 

僕の参加している草レースにラディウス規定はない。なので本当はラディウスが低い方がターンしやすいのだが、なぜかみんなバキバキのレースモデル(ラディウス23〜30くらい)だ。もちろんそれらのバキバキの板を扱える人が大半だが、僕には正直扱えなかった。よってそんな板で滑るスキーは楽しいものとはあまり言えなかった。

 

アイスランドでのスキーがとにかく楽しかったので、僕は見栄を捨ててスキーを楽しむことにした。来週シャルマンスキー場で僕にとって今シーズン最後のレースがある。もちろんR17の板で参加して、僕はひそかなるタイムアップを期待している。だって、簡単にターンできるんだもの。ずるいかもしれないが、タイムアップすることの方が僕には大切だ。ラディウス値はいずれ上がればよいだろう。

 

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アイスランド、フリィザルフィヤットルにて。

 

 

 

おまけ:

アイスランド1周ロードトリップ・フォト日記

 

Day1:

ケプラビーク

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成田から11時間。デンマークコペンハーゲンで乗り換え。行きの飛行機の中から見えていたのは、スカンジナビア半島を埋め尽くす雪、雪、雪。雪に埋もれる北欧。

 

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コペンハーゲンで4時間ほど時間を潰し、ようやくアイスランドへ。デンマークからの3時間のフライトがかなりきつかった。日本を出発して18時間後にようやくアイスランドが見えてきた。

 

Day2:

レイキャビク

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2日目の朝に空港のレンタカー会社で、半年以上前に予約していたMazdaCX-3をピックアップ。アイスランドは凍結・氷結が当たり前らしく、日本ではすでに禁止されているスパイクタイヤを履いていた。タイヤがアスファルトをガリガリ言わす音が懐かしい。

 

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地球最北端の都市レイキャビクの市内を観光。とても小さな街で、市内でもっとも高い建物はこの教会ということらしい。観光客もまばらで、空気がやたらにクリーンでなんの匂いもなくて、なんだか外国に来たような気分にまったくならなかった。

 

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レイキャビクのコンサートホール、ハルパ。おしゃれ。アイスランドは付近を流れる暖流のおかげでイメージほどは寒くないと言われているけど、微妙に寒かった。

 

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2日目のレイキャビクの宿はホテルと言う名の民泊。住民のいる普通のアパートの一室を借りてのステイとなった。このアパートを探し出すのに一苦労してどっと疲れた。ちなみにアイスランドの食べ物の物価は異様に高く、(ラーメン一杯2500円くらい)この日の夕ご飯は日本から持ち込んだ缶詰とカップラーメン。もちろん胸焼け。

 

Day3:

レイキャビク→Nupar

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3日目、ついにロードトリップ開始。借りたレンタカーのワイパーのゴムが劣化してて、わざわざ空港まで一度戻ってレンタカー屋さんにゴムを取り替えてもらってからの出発。それでもアイスランドスパイクタイヤのせいか、粉塵がひどく、フロントガラスがどうしてもすぐに汚れて見づらくなってしまい、非常に運転しにくかった。それもそのうち慣れたけど、最初はなかなか景色を楽しむ余裕もなかった。慣れない外国の道路ですから。

 

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リングロードと呼ばれる国道1号線アイスランドをぐるっと1周できる。緊張しながらの運転。

 

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こんな感じで地形に沿ったダイナミックでガードレールがほとんどない道を時速90キロでひた走る。追い抜きは対面車が来ない一瞬で行われるので、後続車に追い抜かれるときは、彼らに忍者のようにぴったり張り付かれてから抜かれるので嫌なプレッシャーを受ける。

 

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道中立ち寄った氷河。人生初氷河に感動の著者。アイスランドの氷河はヨーロッパ最大なんですって。

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氷河が山肌を削って本当に川のように下りて来ているのがわかる。氷河って偉大だ。

 

 

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3日目のお宿はとても素敵なホテルだった。受付やレストランをセンターにして、1階建ての部屋が左右に並ぶ。テラス側のドアを開けるとすぐに外に出られるので、なんか面白かった。そして、このドアがその夜、オーロラへと繋がるドアとなった。

 

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疲れて夜の9時にはすでに眠っていたのだけど、オーロラが見えるか気になって眠い目で外に出てみると、空全体にゆらめくものが。肉眼ではじつは緑色ではなくて白かった。なので、眠る奥さんに「オーロラ出てるけどなんかしょぼいよ」と言って、そのまま眠ろうとしたが、奥さんが起きて撮影を開始。一眼レフをいろいろやっているうちにオーロラがすごいことになっていった。かなりの時間外にいて、僕はオーロラを発見する係、奥さんがそれを撮影する係。そんな感じでかれこれ2時間くらいは真夜中のオーロラ鑑賞を楽しんだ。

 

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オーロラが見られるのは短い滞在期間ではわりと少ないチャンスだったりもするらしいのだけど、3日目で見れた僕たちはとてもラッキーだった。

 

 

Day4:

Nupar→Hofn

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 4日目はわりとショートトリップで、氷河のふちをひた走る氷河Dayとなる。

 

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それはもうとんでもない景色が視界に入ってくる。あれはなんだ!?雪の塊が山の間に挟まってるやん!

 

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The氷河part1

 

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 The氷河part2

 

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The氷河Part3

 

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The氷河Part4

 

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The氷河part5

 

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氷河観光も終わり、港町であるホプンというところへ到着。その夜はホプンにあるユースホステルへ泊まった。街で観光客に人気のレストランへ。ラム肉のステーキが本当に美味しかった。(無論とても高かった)

 

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ワイーン。

 

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静かでとてもよい街。ホプン。

 

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こんな映画のようなシーンも宿から少しのところで見ることができる。

 

Day5:

Hofn→エイルスタジール

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エイルスタジールという街を目指して。途中、峠越えのとき、リアルホワイトアウトして生きた心地がしなかった。

 

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朝はホステルの広いキッチンで、日本から持参したレトルトのカレーとご飯を温めて、朝からカレーライス。日本の味は元気が出るね。

 

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砂糖をまぶしたケーキのような山々を抜けて。East Icelandのリングロードはほぼ車がいないと言っていいくらい、人がいない。

 

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徐々に不安になってくる。このような峠道の入り口には大きな電光掲示板があって、道の気温や道路状況がリアルタイムで表示されていた。アイスランド語なので意味はわからないけど、雪や風がやばいときはすぐに閉鎖になるらしい。

 

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 このときにはもう不安だらけ。この先に何が待っているのだろう。そういえばさっきひっくり返っているワゴン車がいたな。もう運転いやだ。。。。

 

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この前後に猛吹雪になり完全にホワイトアウトして何にも見えなくなった。奥さんの助けなどを借りながらノロノロと前進する。「うしろの車は止まっているわよ!!」とリアビュー奥さん。

 

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峠を無事に超えてほっと一安心!ポニーと呼んではいけないお馬さんがこっちを見ている!

 

 

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5日目の宿にたどり着き、勝利の祝杯。このあと、ベン・スティラーが映画の撮影を行ったという場所に向かおうとしたら、またホワイトアウトに巻き込まれ、断念。疲れもたまって奥さんと大げんかした。

 

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シャイなアイスランドの少年。

 

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アイスランド人は親しみやすい顔をしている。

 

Day6:

エイルスタジール→アークレイリ

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6日目はスキー場のある、アイスランド第2の都市アークレイリまでのロングドライブ。予定を変更してアークレイリに2泊することにした。

 

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 ここの道中がもっともアイスランドな北極な世界を展開してくれた。

 

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地球の果ては美しかった。

 

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ぽつん。

 

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凍結道路も慣れてくると90キロくらいは出せるようになるけど、急ブレーキは禁物。すぐにコースアウトして、地球の果てでレスキューを待つ羽目になる。そんな目にはアイタクナイネ!とにかく、何もなくて真っ白で僕は本当にこの景色が気に入った。

 

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北極的地帯を抜けると今度はマグマ的地帯が現れる。地表のあちこちから硫黄の匂いのする煙が上がっていた。

 

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アークレイリに行くまでの道中には見るべき場所がたくさんあって楽しかった。これは神々の滝、ゴーザフォス。

 

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ようやくアークレイリに到着!ここまで来るのにあらゆる地形をドライブしてやたらに疲れたけど、その分ビールは最高!(もちろん1杯1200円・・・)

 

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Fish and Chips!!  この頃には超物価高に対して感覚がマヒ。

「このスープ3000円?」

「安いね!」ってなります。

 

Day6: つづき

 

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赤信号がハートの形をしているような街なので、それはもう穏やかな街です。アークレイリ。

 

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なんの建物かは知らないけれど、メルヘン度は相当に高い。メルヘン小矢部(富山にあるメルヘンな街)とはぜんぜん違うぜ。アークレイリ。

 

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街から見えるスキー場。(写真真ん中で光っているのがゲレンデ)明日はあそこで滑るんだぜい!アークレイリ。

 

 

Day7:

アークレイリ 

フリィザルフィヨットル・スキー場

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間に見える海がフィヨルド

 

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頂上付近は風が強くてホワイトアウトしていた。木がまったくないので、どこがコースかわからず、ガスが切れて視界が保てる場所まで手探りで滑る。

 

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Tバーリフトにまたがり中。ヨーロッパのスキー場は強風が多いため、普通のチェアリフトよりもTバーリフトがわりと普通みたい。

 

 

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爪楊枝がいっぱい刺さってるみたいなスキー場。日本のスキー場とはぜんぜん雰囲気が違ったなあ。

 

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ゲレンデに直接駐車スタイルがワイルド。

 

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スキーを終えたら街まで数分。今夜は贅沢するぞ!

 

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飯!ラム肉!そして、

 

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Beeeeeer!!

最高の1日でした。

 

Day8:

アークレイリ→レイキャビク

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これにて1周1300kmの旅が終了。最後まで油断大敵なリングロード。最後に現れた海底トンネルもまた日本とは一味違った。

 

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だいぶ見慣れた風景。

 

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途中、お馬さんと交流。

 

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とあるレストエリアで見かけた看板。リングロードのレストエリアには無論トイレも自販機もない。というかアイスランドには自販機は存在しない。コンビニも。かと言って文明が遅れているのかと言うとその逆で、かなり先端の文明を行っていると思われる。コンビニも自販機も必要ないことがわかっている国民。首相も国民が直接選挙で選び、EUに入るかどうかも国民が決めた。彼らは入らないことを選んだ。男女平等世界1位。幸福度世界4位。この国から学ぶことは多い。

 

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アークレイリとレイキャビクのちょうど半分のところ。あと191km!!

 

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爆発したと思われる火山の火口へプチ登山。そしてレイキャビクへ戻ってきて、1300kmの旅を終えた。

 

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旅をすると人は勇ましくなり、こんな顔でワインを飲んだりもします。無事生還したお祝いにただでさえ物価の高いアイスランドにおいて高そうなレストランに突入。

 

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 ラム肉のサーロイン。

 

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高級デザート。お会計の額には文字通り目が飛び出た。しかし、どれも本当に美味しかった。

 

Day9:

レイキャビク市内観光→ケプラビークの空港ホテルへ。

 

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こんな素敵な国に住めたらいいな。

 

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 鴨さんも平和そうだ。

 

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アイスランド人は極夜になると、本ばかり読んでいるそうだ。国民の自費出版率が非常に高くその率はなんと世界1位で、10人につき1人強の出版率を誇る。「まだ本を出していないなら、彼は今執筆中に違いない 」と言われるほど、みんな執筆しているらしい。ああ、なんて素晴らしい国なんだ。詩人の銅像と共に記念撮影。

 

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最後の日らしく、この日は博物館や美術館をめぐった。

 

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僕は疲れてしまい、車で一休み。その間奥さんは美術館をひとりめぐる旅へと。写真は集合場所のハルパで、海を眺める著者近影 by 奥さん。

 

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初日に僕たちを迎えてくれたアイスランドらしい煙をあげる山が最後の日にも僕たちを見送ってくれた。

 

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アイスランド出身のシガロスというバンドは奥さんのフェバリット・バンドで、それが所以でアイスランドに来たと言ってもいいくらい。空港に向かう最後のドライブ中、シガロスの曲が車内を流れ、こんな空が眼前に広がっていて、奥さんも僕もお互い何も言わずに涙を流していた。

 

Day10:

帰国。

久しぶりに戻って来た日本は以前とぜんぜん違う風に見えた。アイスランドで感じたことをもとに、いい風に前進できると思った。仕事に追われていても、みんないつか必ず旅に出ようぜ。何かいい答えがそこにあるはずだから。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。以上を持ちましておまけにしてはずいぶんと長いアイスランド1周フォト日記を終了いたします。

 

最後に。

Mér finnst landið þitt!!

 

(写真提供:奥さん Takk!!)

 

 

 

 

スキーブログ2017-18シーズン 39, 40, 41, 42, 43, and 44th Run @ 栂池、シャルマン、高鷲、たいらスキー場

3/8 栂池 フリー

3/10, 11 シャルマン ポール練&GS大会

3/15, 16 高鷲スノーパーク ポール練、フリー

3/18 たいら フリー

 

今日はテクニカルな話をします。

シャルマンでのGS大会は、トップと5秒差の1本目で、2本目は大きく失敗して6位入賞なんてもんじゃなかった。2本目を滑っている時にターン後半が全部ずれているなあという冷めた感覚があって、こんな滑りじゃ何やっても勝てないだろうと、滑りながら思っていた。

 

そんなわけだから、表彰式のときに1位の方からスマホを渡され、「撮ってください」と言われた僕は、表彰台に上るその方の姿を跪きながら写真に収めるという最大の屈辱を味わい、結果、もっと練習する必要を感じた次第でございます。

 

さて、僕が感じた命題は、「なぜにトップと5秒も差をつけられてしまうのか?」

 

ということだった。

 

それを解明するために、毎日常設ポールレッスンを行っているという岐阜の高鷲スノーパークのポールレッスンを受けることにした。

 

このレッスンではかなり急斜面にセットされたポールをくぐり、毎回レーシングコーチに指導を受けることができ、自分の滑りのダメなところが完全に浮き彫りになった。

 

言われたことは以下のこと。

 

★ターン時の視線が次と次の旗門を向いていないので、急激なターンになっている。

★ポール真横で体が固まって、ターン自体がロックしてしまっている。

★内傾のときに、股関節がリラックスしていない。

★腰が外向しすぎて、シェーレンしている。

★ポールは徐々に振られているのに、同じ動きで入ってくるのでどうしてもターンが遅れていく。

 

まあ、いろいろ言われたわけだけど、確かに言われた通りだった。

 

この日のレーシングレッスンに参加していた京都の初老の方と、大阪の国体選手とリフト上で会話し、いろいろ見知ったわけだけど、レッスン後のビデオのダウンロードの仕方を大阪の国体選手さんに教わったりしつつ、撮った動画を宿でじっくり研究した結果、大阪の国体選手さんと僕の滑りがまるで違うことに驚愕した。

 

あまりに驚愕したものだから、ビデオの静止画像をスクリーンショットし、二人の滑りを並べてその違いを比較研究するくらいだった。

 

研究結果とその日コーチに言われたことをすべてノートにして、明日はポール練習よりもフリーで滑って自分の滑りを改善しないとこれはもうレースどころではないと心に誓った僕は、翌日雨の中、何十本とゲレンデを滑り降りた。

 

昼になって、センターハウスで大阪の国体選手さんとまた顔を合わせた。

 

「昼から霧も上がってポールレッスンあるらしいですよ」

 

そんな有用な情報に、ポールに参加しようかなあと心もゆれたが、滑りはまだ改善途中。コーヒーブレイクのあと、コンビニで買いためてあったパンをむさぼり食べて、またゲレンデの中へと突入していった。

 

いい感触はあった。どうしたら理想の滑りになるのか、すべての理論もわかった。

でも、100%いつでもどんな条件でもその滑りをできるわけではない。

そんなわけで、しつこいくらいに僕は何度も何度も斜面を滑り降りた。

 

手応えがあったのは午後の3時もすぎた頃。足はがくがくだった。

 

でも、次につながりそうな気がした。

 

さて、シーズンはほぼ終わりも間近だ。

 

写真ダイジェスト。

 

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上が大阪の国体選手。下が僕。あきらかに上体の向きが違う。

 

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これも上が大阪の選手。下が石川のへっぽこ。まるで別の滑りだ。それにしても石川の国体参加レベルの選手はみんな速いのでそんな石川県にいるのが苦痛だぜ。

 

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上が僕。下が大阪の選手。こりゃあ5秒くらいの差が出るのも頷けるぜ。

 

 

 

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話変わって、3月8日は珍しく中学のときの同級生といっしょに栂池にスキーに行った。彼は1級を持っていて、実際に滑りを見てみるとすごく上手だったのでびびった。まあラディウスが14くらいの板なので、上手いのは当たり前。GSの板を履いた彼の腕前を見せてもらいましょう!(今度、一緒に試乗会に参加します)

 

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濃霧のシャルマン。日本海が見えるシャルマンは濃霧の影響を受けやすいのだろうか。前がまったく見えないので、手探り、足探りの滑りは足に相当な負担となった。

 

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レース当日のシャルマンは快晴。でもレースは散々な結果となった。

 

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表彰台に上る方々。正直、くやしい。

 

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定宿のシャルマンの山楽。渓流釣りの下見に来ていると言っていた酔っ払いの50歳以上の方に、「同い年くらいだよね?」と言われた瞬間に、部屋に帰ることを決意したナイーブな42歳。かれこれ彼の(やたらに長い渓流釣りの)話を1時間は聞かされた挙句の同い年発言。どんだけ酔っ払ってたんだろう、と思いたい。

 

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岐阜の高鷲の民宿。この宿も相当に変わっていた。宿のあちこちに「あれをやるな」「これをやるな」という張り紙が貼ってあって、非常に行動しづらかった。ホテルよりも民宿とかゲストハウスとか山荘って個性があって、ネタにつきない思い出となる。

 

こんな感じです!

 

次はアイスランドのスキー場に行く予定です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スキーブログ2017-18シーズン 37 and 38th Run @白峰(マスターズ最終戦)& たいら(平大回転大会)

3/2 白峰 オープンマスターズ最終戦 

1本目 39:67 (トップとの差 3秒36)全体の5位

2本目 39:46(トップとの差 3秒53)全体の7位

 

3/5 たいら 平大回転

成年の部 1:05:83 (トップとの差 7秒02)全体の9位

 

春が来た。マスターズの最終戦が終わると、なんとなくシーズンが終わったような気がして、さて、またここから先、どこかに向かって歩いていかなきゃな、というおセンチな気分になる。

 

秘密のポール練習も虚しく、目指していた38秒台には届かなかったけれど、課題となっていた、「次の次の旗門を見てターンを開始すれば、無理なく曲がれるんじゃないか仮説」を実際にレースで試してみたら、すごい楽しく旗門をくぐることができたので、いいじゃないか。俺は満足じゃ。

 

そして、日曜日には平大回転大会がたいらスキー場で行われた。去年初参加し、レース直前のウォーミングアップ中に大ゴケして、半月板を損傷するというアクシデントと呪いの因縁がある大会だけに、僕は朝からビビっていた。また転ぶんではなかろうかと。

 

今シーズン、実は1回も転んでいなかった。しかし、あろうことか、やはりレース直前のウォーミングアップ中に急斜面の終わりで転んで、硬い斜面でケツを強打した。

 

転んだ時にはそれはもう宇野昌磨の気持ちがわかるってことで、「笑えてきた」って感じでかえってリラックスしてスタート地点に立つことができた。

 

今回は軽い打ち身程度で済んだのでレースに支障はなく、前々日のマスターズで実証した、「次の次の旗門見てターン」を使ってレースに挑んだところ、かなり良いタイムでゴールすることができた。(宇野昌磨ばりの転倒も功を奏した。)

 

他の選手のタイム結果をスタート前に聞いていて、1分5秒を自分の目標としようと決めて、ゴールした瞬間、タイムを見てみると実際に1分5秒だったので、気分はまるでスノボとアルペンで2冠を達成したレデツカだった。ゴールした時のレデツカは何が起こったのかまるで理解できないと言った様子だった。そして僕も、「エ?マジ?この俺が1分5秒!?」

 

そんな感じで、自分は絶対に6位に入賞したと思い、表彰式のとき、参加選手の一団のかなり前列の方で自分の名前が呼ばれるのを待ち、いつでも賞状をもらえる準備をしながら心臓をばくばくさせてスタンバッテいたのに、最後まで自分の名前が呼ばれることはなかった。

 

全選手の結果をあとで見てみると1分5秒台が他の選手でひしめき合っていて、もしあと0.7秒速くゴールできたら、6位入賞ということだった。

 

そして自分の滑りを振り返る。

 

かなり大回りして落とされたターンが数えて5ターンはあった。もしそれらのターンをきっちり回り切っていたら、各ターンで0.1秒ずつ、全体で0.5秒は短くできるだろう。そして、次の課題と決めている「加速」。これができるようになれば、さらにタイムは縮んでいくだろう。

 

そんなわけだから、来週のシャルマンカップは、次の課題をクリアして臨みたい。しかし、シャルマンカップは各クラス上位3位までしか表彰されないので、表彰状のゲットはかなり難しいだろうけど、6位以内にはぜひとも入りたい。

 

シーズンは終わったようで終わってはいなかった。むしろ始まった感さえある。こんな風にまた来シーズンへと繋がっていくのだろう。しばらくスキーの夢からは覚めそうにない。

 

それでは写真ダイジェスト!

 

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案外楽勝に見えますが、かなり急なところにポールがバンバン立っています。平大回転。

 

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がんばるジュニア。たいらのレースは山頂から麓まで続くので、長くて楽しいんです。

 

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チューリップテレビ杯なので、チューリップを持っての宣誓。

 

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たいらの山頂からの眺めは晴れると絶景。

 

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富山の太陽スポーツ(たぶん)が試乗会をやっていたので、初のHEADを試走。これ履いてたら勝てたなと思うくらい、扱いやすかった。

 

 

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気温が急に高くなった白峰では、リアル雪崩が道を塞ぐ。

 

 

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嵐のあとに、変なきな粉みたいな雪がうっすらとアイスバーンの上に積もって、レースは、コースからきな粉雪が取り払われる後半が有利となった。きな粉みたいな変な雪の上では急激なブレーキがかかった。

 

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終戦。3、40代の部ではシリーズ1位、最終戦1位、そして抽選にも当たり、賞品をわんさかもらった。

 

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消えゆくベランダの雪。この雪は3月最初の日曜日におなくなりになられた。合掌。

 

三寒四温という言葉を覚えた。まさにそんな3月の始まりだ。明日からまた寒くなる。スキー場の雪が5月まで持てばいいのだけど。

 

それではまた!

Ben

 

 

スキーブログ2017-18シーズン 31, 32, 33, 34, 35, and 36th Run @たいら、白峰、シャルマン、ウイングヒルズ白鳥

31th たいら 個人練(2/21)

32th 白峰 マスターズ第5戦(2/23)39:07 全体の4位

33th シャルマン ポール練(2/24)

34th 白峰  個人練(2/26)

35th 白峰 マスターズ第6戦(2/27)42:80 トップとの差約3秒

36th ウイングヒルズ白鳥(郡上)ポール練(2/28)

 

さて、シーズンも佳境に入って、僕のスキー熱は上昇と下降を繰り返している。

下降するときは、もう十分に上手くなったと思うとき。

上昇するときは、試合でやらかして自分の実力のなさに気づくとき。

 

マスターズ第5戦では、ポールセットは毎回違えど、目標にしていたタイムにかなり近づき満足がいった。最後らへんの旗門でコースアウトしかけたわりにはタイムが縮んでいたので、次回は3位内に入れるかと若輩者がたかをくくった。

 

そんなわけだから、第6戦はセットの旗門数が今までで一番多い23旗門、アイスバーンでテクニカル。要するに上手い人とそうでない人の差が広がりやすいセットとなっていて、最後の急斜面では体が異様に振られてほとんどコースアウトぎりぎり、情けない滑りとなった。

 

マスターズは42歳の僕が最年少で、50代の方達がもっとも円熟なさっていて相当に速い滑りを見せる。その他の方達もそれなりに速いのだけど、この日のセットがとても難しく、みんなが一様に課題を感じたのか、表彰式はなんとなく静かで、みんな落ち込んでいるように見えたのは、僕が一番落ち込んでいたからに違いなかった。

 

前日の練習で白峰に来たとき、マスターズで知り合って仲良くなった50代の選手、滋賀県からお越しのKさんも練習に来ていて、なんと僕がゲレンデに到着するやいなや、血だらけで現れて、

 

「骨折してしまいましたわ!」

 

見ると、右手首から血が出ていて、大きく腫れていた。僕の経験上、確かに折れていると思った。パトロールの方が応急手当をして、僕はKさんのスキー板を車まで運んで、パトロールの方とともに近くの病院に行くように言った。Kさんは戦場の戦士のように僕に、

 

「Benさん、バーンが硬いうちに練習しなはれ!僕のことは大丈夫だから」

 

と言った。

 

経験上、僕も骨折しつつ運転して帰ったことが2度、肩の捻挫での運転が1度あったので、近くの病院までだったら運転して帰れるだろうと思って、Kさんの言葉に甘えて練習に向かった。

 

練習を終えて、Kさんにメールをし安否を確かめると、メールには目を疑うような返事が返ってきた。

 

「両手折れてましたわ!」

 

絶句。救急車を呼ぶレベルだったのだと思い、ひどく罪悪感を感じた。

 

Kさん、もう片方の手も痛いって言ってよ!!

 

右手が痛すぎて、左手のことは多分忘れてしまったんだろう。

 

奥さんと息子さんが病院に迎えに行って最終的には無事に滋賀の自宅に戻れたと聞いて安心した。

 

そんなわけだから、次の日のマスターズ第6戦にKさんの姿はなく、パトロールの方も心配していて、「Kさんから連絡ありましたか?」と聞かれ、「はい、両手骨折だったらしいです。しかもあの出血は骨が皮膚を突き破ったためらしいです」と言うと、「僕もそんな気はしてたんですよね・・・・」と、お互いに表情を暗くした。

 

今シーズン、僕はまだ一度も怪我をしていない。でも昨シーズンは怪我をしまくった。なので僕は怪我をしない体づくりを心がけ、毎日ストレッチを入念にし、危ないと思ったときは無理をしない滑りに切り替えた。そのおかげで今シーズンはまったく怪我をしないのだと思う。滑りも上達し、バランス感覚もよくなっているので、転びそうなときも態勢を直すことができる。

 

40代の参加は僕一人。40代の表彰で1位は不名誉に近く、僕は逃げ帰るように白峰を去り、景品でもらった白峰特産の厚揚げを食べる資格は自分にはないと感じそれを実家に届けると、その足で仕事場に向かい、いったいどうして急斜面での旗門通過があれほどに難しく感じてしまうのか考え込んでしまった。

 

そして出た答えが「ポールの練習が足りなさすぎる」だった。

 

雪国のジュニアなんかほぼ毎日ポール練習してる。チームに入っていれば週に一度はポール練習できるだろう。でも僕はどこにも所属していない。シャルマンの常設ポールもあったりなかったりだし、こないだ最後に行ったときは濃霧と湿雪でほとんど練習にならなかった。

 

そこで見つけたのが、岐阜にあるウイングヒルズ白鳥の常設ポールバーン。調べてみると、毎日平日でもやっているではないか。都合がよいことに散々だったマスターズ第6戦の次の日の水曜日は仕事が休みだった。

 

これはもう行くしかない。思う存分にポールをくぐって練習してやろうじゃないか。

 

3日連続のスキー滑走となったが、行ってよかったと思う。ウイングヒルズのポールバーンにこの日参加したのは、愛知からやってきた60代の人と僕だけで、ネットで仕切られた貸切のバーンに張られたポールを午前と午後合わせて4時間、滑りまくった。

 

中斜面で振り気味のポールは、白峰での後半の斜面によく似ていたので、そのことを想定して練習した。要するにライン取りがダメなんだ。ターンのタイミング、ターンのときの視線、体の使い方、それぞれに修正点があり、リフトに乗るたびに次はこうしよう、ああしようなどと考えた。

 

途中、愛知のおじさんとリフトが一緒になって、少ししゃべった。おじさんは40歳からレースを始め、かれこれ25年レースをやっているそうだ。国体の選手になったこともあるらしい。40のときはトップと10秒差くらいだったのが悔しくてずっと続けた結果、国体にも出るレベルに成長したとのこと。なんだ、それってまるで僕みたいじゃないか。さすがに国体を目指しはしないけれど、(少し興味はある)どうしてトップとそんなに秒数が開いてしまうのか、それが悔しくて練習に励んできた姿は、まるで僕だった。

 

明日、マスターズの最終戦だ。天気は荒れているのでコースコンディションはあまりよくないだろうな。そして日曜日にはたいらスキー場でたいら大回転がある。去年、僕はその大会のレース直前に転んで半月板を損傷した。たいら大回転は、いきなり急斜面のアイスバーンに旗門がバンバン振ってある。想像するだけでも身震いしてしまう。うまく滑れなくて落ち込むなんてもう嫌だな。だから上手く滑って笑顔になりたいものだ。

 

スキーバカもいい加減疲れてくるぜ。でもやるしかないんだぜ。

 

 

それでは写真ダイジェスト!

 

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ウイングヒルズのポールバーン。ここからブラインド気味の旗門が待っているので、やや難しく感じた。次の旗門とそのさらに次の旗門が見える余裕が良いターンを生むのだと気づいたこの日。

 

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午前のポール練習を終えて。ゲレンデレストランは概ね高いので弁当を持参してモグモグタイム。そだねー

 

 

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日に日にバーンコンディションが良くなっていった白峰。最終戦の金曜日は気温も高めでバーンは荒れそうだ。

 

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白峰の平日、午前中の個人練を終えて昼ごはんを食べにロッジに入ったら、「今日は食べるものがないのよ」と食堂のおばさんに言われた。代わりにコーヒーを注文したら、みかんをくれた。さらに残った白米でおにぎりをひとつ握ってくれて、タダでくれた。人の温かみは嬉しいものです。よってモグモグタイム。そだねー

 

 

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白峰に通う日々。3月に入りいきなり高温の南風が吹き荒れる。どんな景色になっただろうか。冬が去っていくのは寂しい。どうせ去るならもっと穏やかにフェードアウトしていってほしい。4月の残雪が街中にあればいいのだけど、今日の雨と風で街中の雪が急速に消えていった。

 

 

みなさん、お元気で。ごきげんよう

 

Ben

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スキーブログ2017-18シーズン 25, 26, 27, 28, 29, and 30th Run @岩岳スノーフィールド(白馬)、たいらスキー場(南砺)、白峰スノースポット(白山)、医王山スキー場(金沢)

2/10,11 岩岳 レーシングキャンプとGS大会

2/14 たいら 基本練習

2/15 白峰  マスターズGS第4戦(第1、第3戦は中止)39秒67(トップとの差1秒81)

2/18 たいら 基本練習

2/19 医王山 フリー滑走

 

今回は内容の濃い人生経験をスキーを通してしたように思う。(何を偉そうに!)

一説では、「遊んでるだけじゃないか!?」との声も聞かれますが、確かに遊んでるとも言えますが、「スポーツを真剣に楽しんでいる」というのが僕の中の正解かと思います。

 

その昔、TOEFLという英語のテストでこんな質問に出会ったことがある。

 

「芸術とスポーツ、必要なのはどっち?」

 

もちろん、芸術もスポーツもこの社会においてどちらも必要なのは明らかなのですが、論理的思考能力を測るのがTOEFLの意図。論理的に考えてどちらか一方を選び、論理的にその理由を述べなければならないのだ。

 

今の僕ならこう答える。

 

「もちろんスポーツに決まってるさ。理由?スキーをしてみれば君にもわかるはずさ!」

 

と、相変わらず論理的に答えられないわたくし。これだからTOEFLの成績がそれほど思わしくないのもうなずける。

 

さて、学生スキーの聖地である岩岳スノーフィールドにこの度初めてお邪魔してきた。Headというスキーメーカーが主催するレーシングキャンプとGSの試合に出るためだったが、奥さんとともに訪れた岩岳の宿、山荘やまびこが素敵すぎて、まずはそのご報告から。写真をメインに。

 

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午前4時30分に金沢を出発。予定通りに白馬に到着。眼前に迫る白馬の山々をうまく写真で伝えられないのが惜しい。

 

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 山荘やまびこ。オーナーが自分で作ったそうだ。夜、オーナーとウイスキーを飲みながら、いろんな話を聞かせてもらった。息子さんはソルトレイクシティ・オリンピック、スノーボードハーフパイプの日本代表!(宿の中を本人がうろうろしていたので、オリンピアに会ったことがあると今後誰かに自慢してしまいたい)

 

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 宿の隅々に温もりを感じた。

 

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雪景色を眺めながらの朝食。高級ホテルに泊まるよりももちろん贅沢な時間です。

 

さて、岩岳レーシングキャンプは、元ワールドカップ選手のコーチによる指導のもと、岩岳カモシカレーシングコースを全面借り切ってのゴージャスな練習となった。それにしてもポールのセッティングがハードすぎて足がかくかくした。

 

コーチからの指導に真剣に頷くおいら。膝のスタンスが狭いのだとしつこく言われた。

(あとでレースの映像を見返すと、ほんとに狭くて嫌になっちゃう)

 

さて、キャンプを終えて帰ってくると、1日完全別行動をとっていたスノボ組の奥さんと久々に合流。奥さんは岩岳がたいへん気に入ったらしく、もう栂池じゃないねなんて言っていたけれど、スキーヤー的には栂池の方がロングコースでいいんだよな。雪質も標高が高い分栂池の方がよいと思うんだな。でも岩岳は地形が面白いので、確かにどちらとも言い難いんだな。

 

レース当日は、前日のハードな練習とほぼ似たようなセッティングだったので、苦戦が予想できた。実際、コースアウトする選手が続出していたので、決まって選手がコースアウトしそうになる旗門の部分を最大限気をつけて通過することを心がけた。しかし、攻める姿勢ゼロ状態の試合だったので、結果はたいしたものではなかった。

 

ファイティング・スピリットが足りねえな。

 

とひとりつぶやく。

 

レースでの自分の出番を待っている時、先に滑り終えてリラックスしている中学生男子諸君の話が耳に入ってきた。

 

「年寄り組って下手な人多くね?」

 

おいおい、40代・50代の部を年寄り扱いすんじゃねえ!失礼だろがー!しかも、下手な人だと、このやろー!

 

そういう君たちはあれかい?えらく速かったけど、全日本中学には出てないんだよね?

 

と大人げもないことを言い返したくなるわたくし。

 

さて、結果から申しますに、非常に上手な人たちと滑ったおかげで僕の中にかすかにあったファイティング・スピリットに火がつきました。

 

よって、その日以来、壮絶な練習の日々が始まるわけでした。

 

マスターズ第4戦は2本とも39秒台。もしかすると限界に近づいているのか。いや、そんなことはあるまい。まだまだ改善すべき点はある。次は38秒台を狙うのだ。

 

レースを詰めていると、零コンマ何秒という時間を縮めるのがいかに難しいかということがわかる。ちょうどオリンピックのスピード系の試合を見ていると、皆が零コンマ何秒のミクロな世界で戦っている。

 

1秒縮めるのは本当に楽じゃない。でも僕の滑りにはまだまだロスがある。ブレーキがある。加速がない。ターンの技術だってない。

 

なので、やるべきことは山積みで、まだまだ終わらない2018シーズンなのでした。

 

合言葉は、

 

ファイティング・スピリットぉおおお!

 

写真ダイジェスト。

 

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ビブナンバー159のわたくしめが、一時2位に躍り出る。が次々とゴールする選手に抜かれていき、クラス内12位くらいに終わり入賞を逃す。6位内に入ってぜひとも表彰台に立ってみたい。

 

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ジュニアのみなさんと仲良く記念撮影。ジュニアを引率するお母さんは決まってヒステリーを起こしている。。。「どーしてゴーグル忘れてくるのよアンタ!!!キィイイイイ」という感じです。

 

 

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晴れた日のたいらは練習には最高の場。ひたすら滑る。

 

 

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積雪が2メートルに届く勢いの白峰。違う惑星か。

 

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白峰桑島地区を早朝に散歩していて見つけたかわいい奴ら。

 

 

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医王山スキー場のチャレンジコースは、雪崩?のせいで巨大クラックが。もちろん滑走禁止。ちなみに市営なのでリフト券が格安!(午前券820円)

しかし、リフト1本分の滑走時間は近隣地域最速の25秒くらい!20本乗っても滑った気にあまりならなかった。

 

さて、金曜日のマスターズに向けて毎日滑り込んでファイティングスピリットで挑みたい。目指せ38秒台。

 

また次回!!