3月11日 たいら 晴れ 雪質良し
R30に腹をくくって練習に出かけた。第2リフトからのいつもの中斜面から緩斜面はいつも以上に乗れる。試合の反省や経験も役には立つのだろう。
試合のゲートでまるで踏めなかった理由は何か。緩斜面から急斜面へと移る旗門からまったくいつもと違う動作をしていたのだと思う。その証拠にたいらで急斜面へ上がってみて、滑るとまるで正しい動作ができなくなる。ぜんぜん違う滑りになる。
なんでだろうと思い、急斜面でドリルを敢行。ターン後半の角付けの練習をする斜滑降。それからシュテムによる切り替えからターン後半へのつなぎの練習。ここでわかったことがあった。ターンの前半の動作ができてないのだ。
シーズン始めにコーチから習ったことは、「ターンの前半は重心をターン内側斜め前方へ入れて板が自然にフォールラインを向くのを待つ」ということだった。僕はいつしかそのことを忘れてターン前半から踏もうとして踏めなくなっていた。踏む必要はないし、そもそも踏めないのがターン前半ではなかろうか。
そのことをようやく思い出し、ターン前半の動作と後半の動作を分けて考えると、これが非常にうまくいく。とてもきれいな滑りになるのだ。
ああ、これか!という実感があった。
次はこの実感をゲートの中で試す。
まだまだシーズンは終わりませんよ!
Ben