5月2日 熊の湯 ハード 早朝GS/ 午前SL トレーニング
5月3日 熊の湯 ハード 早朝GS/ 午前SL トレーニング 午後、横手山スキー場フリー1本
たいらのハイクアップと高鷲で終わりかと思いきや、妻が生後4ヶ月になる娘をつれて実家の新潟にゴールデンウィーク中に帰省したいと言うので、新潟に送るついでに志賀高原に寄って帰るアイデアを思いつく。
志賀高原の熊の湯スキー場は、GWはポール練習のメッカと化す。早朝6時にリフトが動き出し、ゲレンデのほぼ半分がポールで埋め尽くされる。一般のお客さんも滑っているが、早朝はポール練習が優先ということらしい。ゲートを横切るお客さんが増えてくると、「ポール練習が優先です」とアナウンスが流れていた。
土曜日の昼過ぎに金沢から新潟市に到着し、その日の夜8時に志賀高原に向けて出発した。我ながら狂っているなあと思う。600キロくらいの移動だろうか。昔バンドで全国ツアーしまくっていた頃は、福岡から東京まで2日かけて車で移動したこともあるので、そのときの血が今も流れていたりして。
夜中に到着。今回泊まる予定のホテルの駐車場に車を停め、簡易車中泊を開始。寝れるには寝れるのだけど、寒い。毛布一枚はさすがにきつかった、標高1700メートルのスキー場。
午前6時前に今回はリベルタというスキーチームに合流。他のチームにもよくビジターで参加したりしてるので、僕はチームを漂流する草レーサーか。一応所属は金沢の老舗モンタナSCです。
リベルタのコーチはなんだか面白い方だ。毎回テーマが異なっていて、今回は「ターンとターンの間に直進する運動を必ず加えること」だった。前回はたしか「重心が内側に入ってからターン始動」だった。一度にいろんなことを言わずひたすらテーマが一個だけなので整理がしやすい。非常に役に立つトレーニングで、今回学んだことは社外秘にしたいくらいだ。黙っておこう。
2日目は前日の夕方から吹雪き出し、朝には雪が5センチ以上積もっていて、ゲレンデはリセットされたかのように真っ白。5月でこれだから、やはり志賀高原はすごい場所だと思う。来れて本当に良かった。
今回はコロナにもっとも気をつけて行動をした。スキー場の来客者はほぼ全員マスクをしていて、ジュニアレーサーはあまりマスクをしない習慣が今まで見られていたけど、今回ばかりはみんなマスクをしていて、事の重大さが逆に伝わってきた。客のマスク率99.9パーセントはすごい。
ホテルでも食事はエアロゾルまで気にした。誰よりも早く食べその場を去り、誰もいない時間帯の温泉に浸かり、ソーシャルディスタンスをとにかく徹底した。
たいした怪我もなく20-21シーズンを終えることができて本当によかった。また少し上達できて嬉しい。この努力と妻の協力や寛容を無駄にしないように来シーズンにつなげたいと思います。オフトレも楽しみだ。
20-21シーズン、ありがとうございました!素敵な冬でした。
Ben
写真ダイジェスト!
この最高の場面の一部になるために費やす多くの時間のすべてが「スキーをする」ということか。時間・お金・体力・人間関係、いろいろ絡んでの一滑り。無駄にはできません!
慣れた車中泊。少し酔ってから就寝。
ゲレンデ横のホテルのレストランにて。人を避けて遠いテーブルでさっさと飲む。さっさと食べる。そんな時代。はよワクチン打たせろ!!バカ政府!!
翌朝、まさかの積雪。しかも雪質良し。これだけ最高の条件で5月にトレーニングできたのはまさに奇跡!育児がんばった甲斐があった。
体力の限界の中、午後最後に横手山に移動して、写真だけ撮って1本滑って帰ってきた。
いい顔してます。
来シーズンにはコロナが落ち着き、もう少し心に余裕を持ってスキー場めぐりができますように。来年、娘は1歳。スキー場に連れていけるはず!家族でスキー場めぐりをするぞ!
おー!