スキーブログ 2019-2020シーズン 4th Run @八方尾根スキー場(長野)「解き放たれた馬」編

12月8日 八方尾根スキー場 天候:雪 雪質:ハード

 

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     〜小谷村を越えるといつも突如として現れるこの景色にはっとなる〜

 

 Hold your horses !! (落ち着けよ!)

 直訳すると「あんたの馬を押さえておきなさい」

 

 奥さんが土日に急遽新潟に帰省することになったので、僕は急遽スキーに行くことになった。目指すは白馬、八方尾根スキー場。なぜそこなのかというと白馬小谷近隣スキー場でオープンできたのが八方と五竜(47)だけだったからという理由と、GSの板を履いてロングターンができそうなゲレンデ幅を確保してそうだったからという理由。

 

ウイングヒルズ白鳥のきしめんゲレンデには散々お世話になったけれど、やはりどうしてもロングターンの練習がしたくって、ついに僕の中のお馬さんを解き放つ時がやってきたようだった。

 

朝3時起床、4時出発。あたりは真っ暗。糸魚川から高速を降りて白馬へ向かうくねくねデスロードも真っ暗で、おまけにずっと後続車にぴったりくっつかれていたので、神経ピリピリ。でも道をけして譲らないのはくだらない男の意地か。男子たるもの煽りに負けてはならぬ!(まったく煽られてません。車間距離は十分ありました)。

 

やっとの思いで八方尾根に到着。中学生のときに親と一緒に来たことがあるけど、一人で来るのは初めて。駐車場の場所がまったくわからずドキドキしながらゴンドラ乗り場そばまで車を乗り入れると、少し奥に入った道路の土手にずらりと駐車されている車の列を見つけて、ここなら停めても良さそうだと空いているスペースにお邪魔させてもらった。そそくさと着替え、この日デビューのHEADのGS板(R30)をかついでゴンドラ乗り場へ。

 

到着が早かったおかげで、僕もこっそりと八方の猛者たちに紛れてゴンドラ乗車の列へと並ぶ。

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いろんなタイプのスキーヤーが並んでいた。このあと列に並ぶ人が急激に増え、その列はゴンドラ入り口につながる道路まで続いていた。

 

そしてゴンドラを降りると圧倒の世界。八方尾根ってなんだか怖いくらいでかい。

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これは兎平と言うのかしら。よくわからんけど、ガスってるし急そうだし怖いからあそこに行くのはやめよう。

 

ということでオープンしているゲレンデで比較的安心して滑れそうなパノラマゲレンデにGS板を履いて突入するが、前回のごとくまったくGS板に乗れない!暴走する!このままでは派手に転んで怪我をしてしまうか、誰かに激突して傷害事件に発展だ。そういえば傷害保険にまだ入ってなかったということを思い出すと、なおさら滑れなくなる始末。

 

名ばかりのスタバでひとまずカフェラテをたしなみ、一度ゴンドラで下山してSLの板を取りに行くことにした。

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コンビニマシーンみたいな機械で抽出されたカフェラテ。でもしっかりスタバの味がした。

 

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かっ飛びGS板。ゲレンデは雪不足で小石もちらほら。いろんな要素が重なって完全にビビって滑れなかった。

 

車まで戻り、またゴンドラに乗ってパノラマゲレンデに戻るとそこからはひたすら練習モードに。(ゴンドラの中でネットでスポーツ保険に加入した。イマドキ)いったい何本滑ったかわからないけれど、飯を食べて14時くらいになると、急斜面でもスピードコントロールの効いたカービングターンができるようになって、そこからはもう楽しくてしょうがない、霧なんて関係ない!って感じで滑りまくった。

 

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基本五里霧中。

 

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大満足の筆者44歳。

 

22日、23日と志賀高原熊の湯スキー場で行われるレースキャンプに参加するので、その時までにはなんとかGSの板を乗りこなせるようになっておきたい。そんなこんなでまだまだ調整と挑戦の日々が続きます。

 

次回コラムは高鷲スノーパークにお邪魔したときのお話です。

 

読んでくれてありがとうございました。

 

またお会いしましょう!

 

Ben