スキーブログ 2019-2020シーズン 2nd and 3rd Run @ウイングヒルズ白鳥(岐阜)Hold Your Horses Part2

11月29日(金)ウイングヒルズ 天候:晴れ 雪質:ハード

12月4日(水)ウイングヒルズ 天候:雪 雪質:ソフト

 

志賀高原熊の湯スキー場に行く予定だったけど、雪が足らずオープンが遅れたため、そして日帰り志賀高原はちょっときついなあと怖じ気ついたため、アイスクラッシャーという人工雪で確実なウイングヒルズに再度おじゃますることに。

 

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人もまばらで気温も低く、ぐいぐいとエッジが食い込む好コンディションだった。

 

 

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車中飯も順調。この日は野沢温泉近くの道の駅で大量購入したネギを刻んで持参し、刻み油揚げと鶏肉を投入した最強のうどんを作って食べた。すごくおいしい。

 

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帰りは高速と下道を使い分けて節約トリップ。いつも立ち寄る白川郷の道の駅からは白く色づく山が見えて、冬が近づいていることを実感。

 

実感。

 

実感?

 

いつもシーズン始めに感じるのは、今シーズンも本当にちゃんと雪が降るのだろうかという不安。長期予報の暖冬という言葉や、確実に迫り寄る地球温暖化の明らかな気候変動、メディアが伝えれば伝えるほどそれはもうほとんど洗脳状態となり、冬なんてもう二度と来ないんじゃないかと思ってしまう。

 

冬は毎年生まれる赤ちゃんみたいなものだろう。生まれてくるまで本当に不安で、そして期待がいっぱいあって、なんとも言えない気持ち。生まれてからもちゃんと育ってくれるか不安で、それでも日々成長していく姿に歓喜し。

 

そんな感じだ。僕にとって冬を待つとは本当にそんな感じだ。

 

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それなので、寒波がやってきてこんな景色を実際に目の当たりにしても僕はまだ信用できない。

 

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これだけ雪景色っぽくなっても、僕は半信半疑だ。どうせすぐに溶けていなくなるんだろう、といじけてしまう。

 

今シーズン3度目のスキーもまたウイングヒルズとなった。コース幅は順調に広がり、ロングターンも可能なように見えたのでGSの板も持参した。

 

雪が降り続けたせいで、雪質がかなりソフトで思い切ったエッジングができず、ソフト雪に対応した滑りを練習。調子が乗ってきたところでGSの板に乗り換えてみたが、まったく思ったようなターンができずひどく混乱した。短い板で乗れていた体の位置がまったく見つからず、しまいには内倒して派手に転ぶ始末。今日はGS Dayではなかったのだと言い聞かせ、SLの板でショートターンをしこたま練習して帰路につく。

 

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うまく滑れず自撮りもどこか悲しげ。

 

この日は30本滑って、それからいつものハードな下道を使って金沢に帰り、そこから仕事に行ったので、仕事中は目が飛び出るほどしんどかった。

 

そして、、、

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寒波がやってきてようやく金沢にも初雪が降った。(12月6日)

 

そして、毎日日課の各地のスキー場のライブカメラをチェックすると雪がゴンぶりしたスキー場も出てくるわけだけど、僕はまだ半信半疑だ。

 

いつも年末に向けて騒がれるクリスマス寒波や年末寒波、正月寒波というワードがまったくネットにあがってこない。そして僕のきらいな長期予報を使って気象予報士が「暖かい正月」などとのたまうので、僕は本当に悲しい気分になってしまう。天気予報なんて外れろ。暖かい正月など来なくていい。

 

天気予報で面白いと思うのは、暖かい正月がいったい日本のどこに来るのかということに焦点があまり当てられていないこと。暖かい正月と言われれば、自分がどこに住んでいようがなぜか暖かい正月を迎えるのだろうと思い込んでしまう。

 

でもよ、日本って案外広いんだぜ。レーダーにかからない雪雲がスキー場にたんまり雪を降らせることだってあるんだぜ。

 

ふう、雪がしっかりスキー場に降り積もるまで安眠できない日々が続く。

 

さて、明日はオープン3日目の八方尾根に突撃してきます。そして思いっきりロングターンの練習をしてきます!!

 

See You Soon !!

 

Ben