スキーブログ 2019-2020シーズン 5th Run @高鷲スノーパーク(岐阜)「GS GS GS!!」編

12月11日(水)高鷲スノーパーク くもり時々晴れ 雪質:ハード→ソフト

 

暖冬について語るのはもうやめよう。ただ僕にできることだけをやるのだ。井上グレタになるのだ。そんなわけでコンビニでレジ袋をもらうのをやめた。小さなことでもいいから始めるのだ。

 

これからは暖冬に強いスキー場が生き残るのだということを高鷲スノーパークに来て実感した。標高がある程度高くスノーマシーンを何十機と備えているスキー場でないと今後安定した経営は望めないだろう。石川県はスキー場が少ないうえに、人工降雪機なんて一機もなく、しかも標高が低いスキー場しかないのでそのうち淘汰されるのだと思った。石川県は観光にばかり力を入れているので、地元の人が満足してスポーツを楽しむことができる施設が極端に少ない。あったとしてもボロい。悲しい県(かなしいかわ県)。悲しい市(かなしい沢市)。

 

さて、話は戻ってスキーだ。

水曜日は僕のやっている英語教室がわりと遅くから始まるので、勝手に水曜日は僕の中ではスキーDayと定められている。というわけで11日は早起きして岐阜県郡上市高鷲にある高鷲スノーパークに行って来た。

 

高速を使って行くと2時間を切るくらいで到着する。峠道もなく非常に快適なアクセスが魅力的なスキー場。だもんで早く着きすぎた。ゴンドラが異例の9時営業ということも知らなかったので、8時に完全装備してゴンドラに向かったら、まだ誰もいなかったという始末。暇だ、暇すぎる。

 

ようやくゴンドラが動き出し一気に山頂へと向かう。この日は最初からGS板で練習すると決めていて、八方尾根でつかんだカービングターンのための体の使い方をGS板でも実践し、ようやく板の乗り方のこつをつかむことができた。

まだ緩斜面限定だけど、GS板でのロングターンもようやくカービングしてきた。いい感じ!

 

全長2000メートルのコースをひたすらロングターンしてるとさすがに足がパンパンになってくる。この日は車中飯など優雅なことはなしにしてポケットにカロリーメイトを忍ばせてひたすら練習した。よって12時を過ぎるころにはもう帰ってもよし!と心の中のコーチが帰宅の許可を出したので、さっさと帰って自宅でご飯を食べ昼寝してから仕事へ向かった。なんとも充実した1日!!

 

これでようやく志賀高原のレースキャンプに間に合わせることができた。

 

競技スキーカレンダーは1月が本命の試合が多く、国体予選なども1月なので、今シーズンはその競技カレンダーに合わせて勝手に行動計画を立てている。

 

国体予選に出る予定だったけれど、締め切りが過ぎていたという悲劇。なんとも情けない。このままではせっかくのモチベーションが落ちてしまう。そんなわけでモチベーションを維持するために猛者が多そうな長野県マスターズに参加することに決めて申込みの準備を進めていると、SAJの選手登録の番号がまだ届かないわ、締め切りが迫ってくるわで、これでもし試合に出れなかったら一体何のために競技カレンダーに沿って調整してきたのかわからなくなる。でもまあいいや。GSカービングロングターンがだいぶできるようになったし、あとは急斜面だな。年末はどうやら寒波が来るらしいからどんどん練習して行こうと思う。

 

さて写真ダイジェスト。

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頂上からの眺め。写ってないけど左手には立山から始まる北アルプス山脈が遠くに見えて、そして右手にはおそらく南アルプス中央アルプスが見えて気持ちのいい景色が広がっている。

 

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ほぼ人工降雪機だけでこれだけのコンディションのゲレンデを作り上げる高鷲スノーパーク。人気なわけだ。

 

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対面に見えるホワイトピア と鷲が岳スキー場。こちらはおそらくアイスクラッシャーなる気温に関係なく砕いた氷をひたすら作って雪山を作り上げ、最後にそれをつぶして廊下のようなゲレンデを作るシステムなのだと思うけど、遠くから見るとまるでイカそうめんのようだ。(ウイングヒルズもイカそうめん系というかきしめん系)

 

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ひるがの高原サービスエリアから見た高鷲スノーパーク。標高高めで気温が下がると降雪機をがんがん稼働させてのゲレンデ造成が可能。外国製のすごい降雪機を導入しているそうだ。

 

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金沢からはほとんど見えない白山もここからははっきりと見える。霊峰!(レイホウッ!)

 

論じても論じても雪は降る。by 鈴木牧之