12月29日 六日町八海山スキー場 晴れ、ハードからミディアム
12月30日 かぐらスキー場 くもり、雪、下はみぞれ ミディアム
1月2日、3日 鹿沢スノーエリア 晴れ、くもり ハード、アイスバーン
混んでいるスキー場が好きではないが、暖冬少雪になるとオープンしているスキー場の絶対数が減るのに対して、スキースノーボード人口は変わらずしかもウズウズ度は増すばかりなので、結果としてオープンできているスキー場に人が殺到することになる。
人が殺到していなくてもオープンしているゲレンデがひとつ、稼働リフトがひとつ、おまけにそれがスローなペアリフト1本ともなると、これまたひどいリフト待ち渋滞が起こるのである。
しかも、初心者も上級者も混在するパターンなのでリフトがよく止まる。
これが年末に起きたすべてだった。僕はゲート練習に参加するつもりで新潟は南魚沼まで行って来たのに、少雪のためゲート練習は中止、そして殺到する殺人的リフト待ち現象。なかなか思うように練習ができず、イライラはつのった。かぐらではほとんど爽快な気持ちになることなくその日の滑りを終えて、思わずストックを雪面に叩きつけそうになる程ストレスマックスのスキー、2019年最後の滑り納めとなった。
そして年をまたぎ、2020年。石打丸山スキー場に1泊の予定で奥さんとスキー合宿する予定が奥さん風邪でダウン。そんなわけで、馴染みのレーシングチームが群馬県の嬬恋村にある鹿沢スノーエリアというスキー場でレーシングキャンプをやっているということで、急遽そこに参加することになった。
Googleマップで新潟から3時間半ということで奥さんの実家を午前2時に出発。途中睡魔に負けて高速のサービスエリアで30分仮眠をとって長野東須坂インターチェンジから菅平高原に向けて下道をひた走ったわけですが、夜明け前のハードな峠道に心はどんどん細くなり、何百回も下ったり上ったりしているうちにおそろしく遠くまで来てしまったんだと頭がくらくらした。
しかもなぜか新年早々にネガティブマインドに襲われ、運転しながら「こんなところまで来て一体自分は何をやっているだんろう」とか「これでうまくならなかったら本当のアホだな」など、マイナス思考は止まらない。
そして到着。
浅間山のふもと嬬恋村は、僕が今までに来たどんなスキー場があるエリアとも雰囲気が違っていて、おまけにおそろしく寒くて、本当にえらいところまで来てしまったんだと心も体も震えた。
鹿沢スノーエリア。うわさによるとレーサーばかり300人くらいが集うスキー場らしい。こわー。
後編へ続く