スキーブログ 2019-2020シーズン 17th, 18th, 19th, and 20th Run @八方尾根スキー場、野沢温泉スキー場、よませ温泉スキー場(長野)「未知なる領域へ」 前編

1月30日 八方尾根 リーゼンスラローム大会 雪 ミディアム

1月31日 八方尾根 リーゼンスラローム大会 雪 ミディアム

2月1日 野沢温泉 雪 ミディアム

2月2日 よませ温泉 晴れ ハードからソフト

 

僕にとっての「未知なる領域」とは、

 

太ももがパンパンカクカクプルプルという限界状態のまま、

およそ1分数10秒のロングで急でボコボコな斜面に立てられた旗門を

30回連続でターンすることだった。

 

そんな経験はしたこともなかった。レースの途中で根を上げてリタイアしようかと思ったくらいだった。

 

それでもなんとかゴールはした。そして圧倒的に体力と筋力が足りないのだということを思い知らされた。

 

ターンの精度ばかりをあげることに意識が行きすぎていた。ハードなバーンにはハードな筋トレが必要なのだとまたしても学ぶ1日となった。

 

それが八方尾根リーゼンスラロームの第一日目のお話。

 

第1戦目はそれでもなんとかカービングしながらゴールまでたどり着いたので、タイム的にはまだまだだったけれども、納得のいく範囲内。奥さんがスタート小屋のところから撮ってくれた動画を確認してもなかなか滑れてる。

 

そんなわけで第2戦目は第1戦目の良い感触に騙されて板のチョイスをミスる。

ろくに練習してもいないのに、HEADのR30の板の方がタイムが速いだろうとたかをくくって馴染みのフィッシャーを宿に置いて第2戦目に挑んだわけだが、まったく曲がらなかった。おまけに昨日の疲労からさらにターンはきつく感じて、旗門を随分と大回りしてのゴール。

 

あとからゴールしてくる基礎系の30代にもフリースタイル系の30代にもタイムを抜かれててまたしてもその場から消えたい気分。レースってむずかしいなあとため息をつきながら八方尾根のゲレンデを後にして、近くにあるNorth Face Gravityというイカしたお店でくつろいでいる奥さんと合流した。パタゴニアの店も見て回り、外国人ばかりのラーメン屋でラーメンを食べ、宿に戻って荷物をまとめて次なるスキー場、野沢温泉へと向かった。

 

 

怒涛のスキー合宿 前編の写真ダイジェスト!

 

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白馬岩岳にある山荘やまびこ。すべてがパーフェクトな時間が流れる宿です。奥さんのフェバリット宿です。

 

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オーナーの手作りの宿。落ち着く。

 

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試合後の疲弊した心も安らぐぜ。

 

 

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第74回リーゼンスラローム大会。雪不足により合計2分くらいのコースが半分になったということだが、あの地獄があと1分続いていたなら僕は確実にレースの途中で休憩したことだろう。来年リベンジ。

 

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完走した自分へのご褒美IPA

 

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街に向かってダイブする感じの八方尾根リーゼンコース。

 

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一応、内傾出てます。

 

 

 

 

次回は中編 「野沢温泉で座禅スキー?」 編です。