2月13日 戸隠 ポールトレーニング 晴れ
戸隠スキー場は長野市内からわずか40分で来れるということで、長野市民はこんなに素晴らしいスキー場が近くにあってなんと幸せなんだろう。
戸隠は雪質がいい。今回訪れた土曜日は気温が春のように高かったが、雪質は最後までゆるむことなく、キュッキュッと乾いたままだった。
石川県のスキー場とは大違いだ。
白峰は雪も多いが雨も多い。雨が降ってから気温が下がると凍るかと思いきや、新雪の下に変なガタガタなシャーベット状のバーンが現れるので、そんな状況の中でレースに出ると、石川県民として情けないような不甲斐ないような気持ちになる。長野県ではまずないような悲しい石川県の雪質。雪があっても今度は雪質にいちゃもんをつけるわたくし。嗚呼、長野が輝いて見える。
今回も以前にお世話になったスノーアーネスト戸隠というレーシングチームに参加させてもらった。斜度のゆるいところでのGSゲートをつかった基本練習。タイム計測をしながら何本も滑ったが、何本滑っても、たとえ会心の滑りでも、自分のタイムが30秒台を切ることは一度もなかった。前を滑っていたマスターズの人もつねに30秒台だったが、常に僕より0.数秒だけ速く、彼を抜くことは一度もなかった。
このゼロコンマ何秒が縮まらないということに何かしらの限界があるのだろう。精一杯やっても伸びないタイム。こういった原因をさぐって修正していくのもまた競技スキーの楽しみなんだと思う。
昼食を挟んで午後はSLの練習だった。SL用の道具は一式持っているので、おっさんながらに若い選手にまじってSLのトレーニングにも参加した。昼飯を食い過ぎて、プロテクターの下に隠れてしまったブーツのバックルを締めようとするたびに胃が半分に折られて胃の中のものが全部出そうになる。昼飯の食べ過ぎを猛省。
SLはターン数が一気に増え、運動量もはんぱない。何本も滑っているうちに泣きそうになり、コーチに早帰りを宣言し、汗だくのまま長野から石川県へととんぼ返りした。
今回もビデオをたくさんとってもらい、自分の滑りがやや上達しているのを見て嬉しい気分である。それでもまだまだだけど、次の試合も今回の経験をもとにがんばりたいと思う。
それでは写真ダイジェスト!
フルカービングとはいかないが、それっぽい滑りになってきた。(スラローム)
美しや。
この日は技術選の人たちの練習の聖地と化していた。
昼飯にカップヌードルカレーBIGサイズとシーチキン巻きとウインナーパンとバナナ食べたら胃がみっちりになった。今度からは昼飯を控えめにしよう。
つらら。戸隠は最低気温がかなり低い。
マンション6階からの移動はつらい。
さて、次回もオープンシニア。タイム縮めたる。
Ben