スキーブログ 2021-2022シーズン 18th Run @たいらスキー場『ひたすらフリー』編

2月28日 たいら くもり 小雪 ミディアム

 

暦の上では3月から春なんだそうだ。そして季節はちゃんと春みたいな空気を漂わせている。

 

前回、Aフレームとシェーレンに滑りが戻ってしまったので、今回のたいらでは徹底的にすべりを改善するつもりで、たいらに到着してリフトが動き出すまでの間、持参したスキーノートやスキーグラフィック某号の『武田力流滑りの極意』みたいなのを真剣に読んだりし、改善点をメモ書き風に自分のメールに送るストイックな私。

 

ちなみにこんなことを改善点にあげてみた:

1. ターン前半の外足から上体にかけてのパワーライン、内傾、トップリング

2. 切り替えでのニュートラル状態をしっかり作る。上体はフラット、山側でも谷側でもない、上体はあげない。

3. トップを揃える。内膝の同調、ローテーションしない

 

ということを実践しつつ、6日にやってくるたいら大回転の急斜面部分も何度か滑ってみた。

急斜面がやはりうまく行かないので、ズラしのショートターンで切り替え後の上体の内傾をわざと大きくしてみたら、面白いくらい板がたわんで、なんか閃いた。これくらい内傾は必要なんだな。

その内傾のもと、パワーラインができたあと板がフォールラインに向いたところで荷重すると、おお、これが縦に踏むということか!とまた閃く。上体は山側でも谷側でもなくフォールラインにむかって落ちていくイメージ、それをスキー板が追いかけてくる感じ。また閃く。おお、これが板が走るってことか!

 

収穫の多いフリースキーとなった。ちなみに自分メモの3.に書いた内膝の同調に関しては、どうしても切り替え直後に甘くなって、それが原因のAフレームとシェーレン現象が起きていたが、とにかくこの日は流れの中のターン動作がよく理解できた、素晴らしい一日となった。

 

しかしながら、その日の仕事中に何気なくくしゃみをしたら、先日ポールにぶつけた肋骨が死ぬほど痛くなって立てなくなってしまうくらいだった。

 

念のため今日医者に行った。折れてはないということで、肋骨バンドと痛み止めをもらってきた。今週、白峰の最終戦があり、日曜日は平大回転だ。天気予報によると平は吹雪になるらしい。いやーん。

 

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キャプチャにだまされてはいけない!