12月14日 ホワイトピアたかす 晴れ
この日は放射冷却でバーンも締まっていて良い練習になった。
ところでゲレンデで吉本さん(知人)をみかけた気がしたのですが、連絡する手段がないので、ここで問いかけています。吉本さん、いましたよね???
今日はラジオで青学の駅伝部の監督が言っていたらしい言葉を思い出して、それを自分なりに再現してみよう。ちなみに監督が言っていたのは、「自分がやっていることややりたいこと、技術は正確に言葉に表すことができてはじめて実践につながるのだよん」みたいなことです。
アルペンワールドカップの中継の解説で吉岡大輔さんがいつも「板が体からあまり離れてはいけない」と言うんだけど、いまいち何を言っているのかよくわからん。スキーって説明する人と受け手の解釈が結構ずれるので、誰それが言っていたことを自分なりの滑りから自分なりの解釈に繋げていきたいな、と。
ちなみに「板が体から離れる」状態ってつまり内倒のことだと思います。内倒すると内足に乗って外足がずいぶん体から離れていく気がします。
さて、今日の滑りのまとめをここに書いておきます。自分用に。何かヒントになることがあればこれ幸いです。
1. ポジションがすべて
つま先、かかと、足首、ひざ、腰、胸、肩、頭、このうちだいたい「頭、胸、腰、ひざ、かかと」の位置がばしっと決まるポジションからすべてが始まる。正しいポジションにない場合はたぶん何をやっても無理!スキーってそれなりに強引にターンできるのでどこにポジションの正解があるのかわかるまで非常に時間がかかるが、わかり始めると、それをベースにして理論的な体の使い方がわかってくる。しかし、この感覚をどうやって人に伝えればいいのかはまだ謎のまま。
2. 全身をぞうきんのようにしぼる。
いわゆるひねりというやつ。ひねるので板がたわむ。ひねり方は、胸の外向傾、ひざによる角付け、それを追うように腰の正対、ここで胸がついていかないように踏ん張るとぞうきんしぼりができる。
3. 内足は始動のようで、始動ではなく、しかしながら操作が必要で、かかとから小指球のあたりを線としてアウトエッジを立てる。あくまでも外足荷重なんだけど、内足の角付けが決まると気持ちがいい。内足の操作には肩の動きも連動していたり、畳んだりと、なにかと忙しい。
4. 上半身はあくまでもリラックス
正しいポジションで動作をしていく段階で上半身からのむやみな働きかけは禁物よ。とくにアイスバーンやらザクザク雪などは、変に圧をかけるとターンの後半はズレる。後半はズレてはいけない。ズレていいのは前半のみ。たぶん。
要はただしく板がたわんでいれば、それが正解なんだと思う。
次の課題は、前半ズラしの後半カービング。どうやってやるんじゃ?
以上です。
P.S 思い出した。今日、ストックを使ったドリルで大回りをしていたら、かっ飛び系のじーさんスキーヤーがほんとうにギリギリで僕を追い抜いていって、ほんとうにあとほんの少しで僕のスキー人生が終わるところだった。見つけ出してしばきあげてやろうと思ったけど、過去の自分も結構あのじーさんと同じだと自分に言い聞かせているうちに、上が黄緑色のウェアを着てるじーさんがたくさんいて、どれが本人かわからなくなって、どうでもよくなった。それ以後、大回りのスキーヤーやカーバーのボーダーはぜったいに抜かないようになったのであった。
Ben