スキーブログ 2023-24シーズン 6,7,and 8th run @ダイナランド

12月26−28日 ダイナランド 晴れ 雪質良好

 

結論:

フリースキーレッスンはめっちゃ重要。さらにレースを意識したフリースキーレッスンが僕にとっては目から鱗がぼろぼろと落ちるくらいに勉強とヒントと改善の連続だった。がむしゃらに一人孤独に3日間を滑りまくらずに済んだ。

レッスンはほんと1ターン1ターンずつ練習するのでリフト一本乗って下まで降りてくるのに30分くらいはかかる。そこに1ターンの重みが増していく。客観的に見てもらい、客観的な指導を受け、修正できたりできなかったり、プライドなんてものは捨てて、コーチの一言一言に耳を傾けまくる。

前回、自分で書いた練習後記にいくらかの誤りがあることに気づき、反省と自責の念と開き直りで持ちこたえ、ここに修正した部分を書き加えたい気持ちなのだが、その前にこの2泊3日の旅で感じたことなどを書きたい。

 

コロナで自粛していた長い時期を乗り越え、久しぶりに2泊3日という旅をしてみて思ったのは、旅というのはタイムトラベルであり時空のトンネルであり、そこをくぐり抜けると今までの自分はまるで違う世界にたどり着いているということだ。同じ自分でありながら、同じ世界でありながら、それでも今までとはまったく新しい世界に行くことができる。旅は浄化であり、発見であり、これからの人生を生き抜くエネルギーとなる。大袈裟だけれど、そんな気分だった。

ところで今回はスクールが高鷲エリアのダイナランドスキー場にあるということで、ダイナランドをメインにすることにしたのだけど、このスキー場はすごくいい!ということに気づいた。隣で連結している高鷲スノーパークはかなりの人気でほとんどの車がそっちに向かうのでかえってダイナランドはちょっと空いた感じになるので、リフト待ちはほとんどないし、コースレイアウトが豊富で練習の内容に沿ってスロープをどんどん選べるのもまたよい。短めのクワッドもあり乗車時間が約4分なので、じれったくない。僕は2000メートル長の長いリフトが案外苦手で、リフトに乗っている間にもじもじしてしまう。

 

さて、練習後記に修正を加えよう。

ポジションがすべて!と言いながら、コーチにポジションが高すぎると注意された。ビデオでチェックしたらほんとにポジションが高すぎて口があんぐりだ。

つぎに外向傾を意識しすぎていた。これはYoutubeの「鼻血ドバドバスキーチャンネル」の解説を間違って理解してしまったせいかもしれない。

あとはターン後半の滑り方だが、これが今回一番の収穫だった。これでもか!というくらいに膝と腰をターン内側に真横に入れていくのだが、これがたいへんむずかしい。体の固さも手伝ってか、なかなか折れ曲がらない。自分では恥ずかしいくらいにぼっきりと折ってるつもりでも、ビデオで確認するとぜんぜん折れてない。

そんなこんなでレッスンが終わったあともリフトの最終までしこたま習ったドリルを練習し、つぎの中日もしこたま練習し、3日目もレッスンに参加し、そのあとも帰る間際までしこたまドリルをし、ぼくにとってのストックは2本重ねて平行に持つことのほうが自然になってしまうくらいだった。

まだまだ練習が足りないが、今回習ったことを完全にマスターできれば、スキーに行く回数を減らしたっていい。それまではしっかり練習!

最後に、ダイナランドでのスキー合宿が天気や雪質や客の数など、すべてが完璧すぎて、これは奇跡なんだと思った。暖冬の中の大寒波も奇跡であり、妻のおかげで2泊3日できたことも奇跡であり、仕事を休みにできたことも奇跡(努力)であり、自分がスキーをすることが奇跡のうえに成り立っていることに、すごい不安定感を感じつつ、感謝の念を忘れてはいけないと心に誓いつつ、今日は上越まで来て一泊して、上越のスタバでこれを書いている。目の前には雪を冠った妙高山が見える。今からスキーに行くわけではなく、妻と娘の待つ新潟へと向かう。

働いてばかりいるとゆっくりと休んでいることに罪悪感を覚えたりするのは、ひどく間違っている。休みは堪能したまえ!おれ。

 

写真ダイジェスト!

これでもまだ曲げれてないが、滑走ラインがきれいに2本出ているのは今までなかったこと!

 

とにかく天気にめぐまれた3日間。

 

10月に予約した宿。結局客はおれ一人に対して猫一匹。すごい適当で解放的な宿でした。

 

こういうレッスンを受けるのはほとんど初めてだけど、ほんとためになりました。

 

元旦早々地震となり、なんとも言えない2024年の幕開けとなりました。

金沢は物損以外はわりと無事な感じです。

Ben