スキーブログ 2023-24シーズン 9 and 10th Run @イオックスアローザ and たいら

1月5日 IOXアローザ 晴れ アイスバーン

1月9日 たいら 晴れ サラサラ極上バーン

 

地元でスキー。近所でスキー。5日のアローザは上部のみの営業だったが、短いリフトで中斜面の練習をあほみたいにした。たいらは積雪維持のため圧雪しないとインスタで言っていて、荒れた斜面がカチカチに凍って危険です!って言ってたので、アローザに行ってみたんだけど、正解だった。圧雪のアイスバーン。いい練習になった。

 

9日は雪が積もって復活したたいらに。極上ソフトバーンだったので、ずっと感覚がいまいち掴めないまま時は過ぎたが、頂上へ向かうリフトに乗って急斜面の練習をしたら楽しかった。スピードコントロールカービングを練習してて、前半ずらしの後半カービングの意味がなんとなくわかってきた。

 

14日には白峰で国体(国スポ)予選がついに始まる。タイムスケジュールと今回のコースがアップされてて、震えた。これにおれが出るんかーという震え。恥かきたくねえなーという恐れ。でもがんばるしかねーぞーという勇気。猛者の中に入っていく緊張。みなさん、応援してください。

 

次は11日にダイナランドで今シーズン初のGSゲート練習に参加してきます。

 

ぶるぶるぶる。

 

下部ははげはげ。上部は75cmの積雪。IOXアローザ

 

最後まで締まったアイスバーンで練習できた。

 

安定のたいら。ボーダーはみな全面滑走可能になったIOXへ行ったか。ボーダーほぼいなかった。いや、スキーヤーもほぼいなかった。今季はインターハイがあるらしく、スキー場をしばらく閉鎖するらしいので、2月は近寄れないようだ。たいら。

 

Ben

スキーブログ 2023-24シーズン 6,7,and 8th run @ダイナランド

12月26−28日 ダイナランド 晴れ 雪質良好

 

結論:

フリースキーレッスンはめっちゃ重要。さらにレースを意識したフリースキーレッスンが僕にとっては目から鱗がぼろぼろと落ちるくらいに勉強とヒントと改善の連続だった。がむしゃらに一人孤独に3日間を滑りまくらずに済んだ。

レッスンはほんと1ターン1ターンずつ練習するのでリフト一本乗って下まで降りてくるのに30分くらいはかかる。そこに1ターンの重みが増していく。客観的に見てもらい、客観的な指導を受け、修正できたりできなかったり、プライドなんてものは捨てて、コーチの一言一言に耳を傾けまくる。

前回、自分で書いた練習後記にいくらかの誤りがあることに気づき、反省と自責の念と開き直りで持ちこたえ、ここに修正した部分を書き加えたい気持ちなのだが、その前にこの2泊3日の旅で感じたことなどを書きたい。

 

コロナで自粛していた長い時期を乗り越え、久しぶりに2泊3日という旅をしてみて思ったのは、旅というのはタイムトラベルであり時空のトンネルであり、そこをくぐり抜けると今までの自分はまるで違う世界にたどり着いているということだ。同じ自分でありながら、同じ世界でありながら、それでも今までとはまったく新しい世界に行くことができる。旅は浄化であり、発見であり、これからの人生を生き抜くエネルギーとなる。大袈裟だけれど、そんな気分だった。

ところで今回はスクールが高鷲エリアのダイナランドスキー場にあるということで、ダイナランドをメインにすることにしたのだけど、このスキー場はすごくいい!ということに気づいた。隣で連結している高鷲スノーパークはかなりの人気でほとんどの車がそっちに向かうのでかえってダイナランドはちょっと空いた感じになるので、リフト待ちはほとんどないし、コースレイアウトが豊富で練習の内容に沿ってスロープをどんどん選べるのもまたよい。短めのクワッドもあり乗車時間が約4分なので、じれったくない。僕は2000メートル長の長いリフトが案外苦手で、リフトに乗っている間にもじもじしてしまう。

 

さて、練習後記に修正を加えよう。

ポジションがすべて!と言いながら、コーチにポジションが高すぎると注意された。ビデオでチェックしたらほんとにポジションが高すぎて口があんぐりだ。

つぎに外向傾を意識しすぎていた。これはYoutubeの「鼻血ドバドバスキーチャンネル」の解説を間違って理解してしまったせいかもしれない。

あとはターン後半の滑り方だが、これが今回一番の収穫だった。これでもか!というくらいに膝と腰をターン内側に真横に入れていくのだが、これがたいへんむずかしい。体の固さも手伝ってか、なかなか折れ曲がらない。自分では恥ずかしいくらいにぼっきりと折ってるつもりでも、ビデオで確認するとぜんぜん折れてない。

そんなこんなでレッスンが終わったあともリフトの最終までしこたま習ったドリルを練習し、つぎの中日もしこたま練習し、3日目もレッスンに参加し、そのあとも帰る間際までしこたまドリルをし、ぼくにとってのストックは2本重ねて平行に持つことのほうが自然になってしまうくらいだった。

まだまだ練習が足りないが、今回習ったことを完全にマスターできれば、スキーに行く回数を減らしたっていい。それまではしっかり練習!

最後に、ダイナランドでのスキー合宿が天気や雪質や客の数など、すべてが完璧すぎて、これは奇跡なんだと思った。暖冬の中の大寒波も奇跡であり、妻のおかげで2泊3日できたことも奇跡であり、仕事を休みにできたことも奇跡(努力)であり、自分がスキーをすることが奇跡のうえに成り立っていることに、すごい不安定感を感じつつ、感謝の念を忘れてはいけないと心に誓いつつ、今日は上越まで来て一泊して、上越のスタバでこれを書いている。目の前には雪を冠った妙高山が見える。今からスキーに行くわけではなく、妻と娘の待つ新潟へと向かう。

働いてばかりいるとゆっくりと休んでいることに罪悪感を覚えたりするのは、ひどく間違っている。休みは堪能したまえ!おれ。

 

写真ダイジェスト!

これでもまだ曲げれてないが、滑走ラインがきれいに2本出ているのは今までなかったこと!

 

とにかく天気にめぐまれた3日間。

 

10月に予約した宿。結局客はおれ一人に対して猫一匹。すごい適当で解放的な宿でした。

 

こういうレッスンを受けるのはほとんど初めてだけど、ほんとためになりました。

 

元旦早々地震となり、なんとも言えない2024年の幕開けとなりました。

金沢は物損以外はわりと無事な感じです。

Ben

スキーブログ 2023-24シーズン 5th Run @たいらスキー場

12月24日 たいら 晴れ

 

年内にたいらで滑れるとは思ってなかった。暖冬の大寒波襲来。2晩で140cm積もるのはさすがにたいらだ。しかし、年末年始はしっかり暖冬傾向。

それにしても暖冬とか暖かい冬って言う表現は間違っている。けして暖かいわけではなく、あんまり寒くないのだ。

ウェザーニュースなどは表現に気を配っているのか、「寒気が入りにくい」という言葉でまとめることが多いように思う。そうなのだ、お天気ニュースたちは「暖かい」を連呼して僕を貶めようとしている。やめてくれ。

 

たとえ今シーズンが暖冬だとしても、いや暖冬ならばこそ、滑れるうちに滑っておきたい!ということで、先に娘2歳と里帰りした妻のおかげで、久々に独身気分を満喫できることになった僕は彼女たちを駅に届けたほとんどそのままの足でたいらスキー場へと向かった。

 

午後券。めったにリフト最終まで滑ることはないが、これはいいチャンスと思い、わりかし最後まで滑ってみた。雪質がいい。持ってきたGS板がバタバタしすぎてもう少しRの大きい板にすればよかった。それにしてもたいら、リフト1本分が非常に短く感じてしまう。斜面がわりと急だから?

結局、暴走カービングで終始明け暮れ、バトンは明日からの2泊3日の高鷲・ひるがのエリア合宿にたくされた。井上春樹レーシングのフリースキーレッスンなるものに参加予定!

 

続きは乞うご期待!

 

リフト最終。雰囲気がいい。

 

親とはぐれたうり坊ちゃんたちに遭遇。かわいそう。除雪道路で森に戻れないのだろう。

 

Ben

スキーブログ 2023-24シーズン 4th Run @ホワイトピア高鷲 『練習後記』

12月14日 ホワイトピアたかす 晴れ

 

この日は放射冷却でバーンも締まっていて良い練習になった。

ところでゲレンデで吉本さん(知人)をみかけた気がしたのですが、連絡する手段がないので、ここで問いかけています。吉本さん、いましたよね???

 

今日はラジオで青学の駅伝部の監督が言っていたらしい言葉を思い出して、それを自分なりに再現してみよう。ちなみに監督が言っていたのは、「自分がやっていることややりたいこと、技術は正確に言葉に表すことができてはじめて実践につながるのだよん」みたいなことです。

 

アルペンワールドカップの中継の解説で吉岡大輔さんがいつも「板が体からあまり離れてはいけない」と言うんだけど、いまいち何を言っているのかよくわからん。スキーって説明する人と受け手の解釈が結構ずれるので、誰それが言っていたことを自分なりの滑りから自分なりの解釈に繋げていきたいな、と。

ちなみに「板が体から離れる」状態ってつまり内倒のことだと思います。内倒すると内足に乗って外足がずいぶん体から離れていく気がします。

さて、今日の滑りのまとめをここに書いておきます。自分用に。何かヒントになることがあればこれ幸いです。

 

1. ポジションがすべて

 つま先、かかと、足首、ひざ、腰、胸、肩、頭、このうちだいたい「頭、胸、腰、ひざ、かかと」の位置がばしっと決まるポジションからすべてが始まる。正しいポジションにない場合はたぶん何をやっても無理!スキーってそれなりに強引にターンできるのでどこにポジションの正解があるのかわかるまで非常に時間がかかるが、わかり始めると、それをベースにして理論的な体の使い方がわかってくる。しかし、この感覚をどうやって人に伝えればいいのかはまだ謎のまま。

 

2. 全身をぞうきんのようにしぼる。

  いわゆるひねりというやつ。ひねるので板がたわむ。ひねり方は、胸の外向傾、ひざによる角付け、それを追うように腰の正対、ここで胸がついていかないように踏ん張るとぞうきんしぼりができる。

 

3. 内足は始動のようで、始動ではなく、しかしながら操作が必要で、かかとから小指球のあたりを線としてアウトエッジを立てる。あくまでも外足荷重なんだけど、内足の角付けが決まると気持ちがいい。内足の操作には肩の動きも連動していたり、畳んだりと、なにかと忙しい。

 

4. 上半身はあくまでもリラックス

正しいポジションで動作をしていく段階で上半身からのむやみな働きかけは禁物よ。とくにアイスバーンやらザクザク雪などは、変に圧をかけるとターンの後半はズレる。後半はズレてはいけない。ズレていいのは前半のみ。たぶん。

 

要はただしく板がたわんでいれば、それが正解なんだと思う。

 

次の課題は、前半ズラしの後半カービング。どうやってやるんじゃ?

 

以上です。

 

P.S 思い出した。今日、ストックを使ったドリルで大回りをしていたら、かっ飛び系のじーさんスキーヤーがほんとうにギリギリで僕を追い抜いていって、ほんとうにあとほんの少しで僕のスキー人生が終わるところだった。見つけ出してしばきあげてやろうと思ったけど、過去の自分も結構あのじーさんと同じだと自分に言い聞かせているうちに、上が黄緑色のウェアを着てるじーさんがたくさんいて、どれが本人かわからなくなって、どうでもよくなった。それ以後、大回りのスキーヤーカーバーのボーダーはぜったいに抜かないようになったのであった。

 

Ben

 

 

スキーブログ 2023-24シーズン 3rd Run @ホワイトピアたかす

12月7日 ホワイトピア高鷲(岐阜)天候 小雨&雪

 

 

早いもので3回目のスキー。今回のホワイトピアのゲレンデは空いているだろうと予測していた。案の定空いていた。なぜなら、翌日は真向かいのダイナと高鷲SPが同時オープンでしかもゲレンデが広く滑走距離が長いのでみんなそっちに行くだろうし、なにより木曜日は天気予報がよろしくない。気温は低めだがおおかた雨予報だ。来るわけがない。

そう踏んで行ってみたらほんとに人が少なかった。駐車場もぜんぜん少なくて、予想通り。練習に来ていると自分に言い聞かせて雨ガッパにゴム手袋をしてゲレンデへと向かう。

結果、すごい練習できた。何本も何本も。GSの板でも滑ってみた。そういやどこかの高校のアルペンチームも来ていてしこたま滑っていた。

 

さて、来週は高鷲SPかなって思っていたけど、ホワイトピアはペアリフトの乗車時間が短い割に滑走距離が1kmと比較的長く、効率よく練習できることに気づいたので、もしかしたら来週もしこたま練習するためにホワイトピアに来るかも。しかもこっち側は北側斜面なので雪もあまり緩まないような気もする。高鷲はレジャー感が強く、ゴンドラで上がるのも少しだるいし、クワッドが平日でもわりと混む。ホワイトピアいいね!

 

岐阜は標高が高いので帰りに耳抜きに失敗すると耳がつまる。よって耳がつまらないように私、帰りはガムをひたすら噛んだり大声で歌ったり英語を話したりして耳抜きしながら帰ってくるんです。

 

BEN

スキーブログ 2023-24シーズン 2nd Run@ホワイトピア高鷲

11月30日 ホワイトピア高鷲

天候 雪

 

暖冬と言われているものの、コンスタントに寒気が入って、標高の高いスキー場はその恩恵を受けているようだ。

今季2回目となるホワイトピア高鷲も真っ白に雪化粧し、先週の秋スキーから一気に冬スキーモードへと突入していた。

この日はストレスなく滑ることができ、太ももがぱんぱんになるのを合図になるまでたくさん滑った。節約もうまくいき、自炊・水筒・自分で淹れるコーヒーと徹底したので、毎週行くのであればそうしないとこの物価高ではやっていけぬ。

 

それにしても各地のスキー場がオープンからハイシーズン並みのコンディションで盛り上がってる様子が僕にはぎゃくに怖かったりする。暖冬は暖冬だもの。今週の天気予報は軒並み気温が高く、せっかく積もった雪が溶けてしまいそう。そんなことをもうすでに心配しているのだけれど、無駄な不安か。滑れるときに滑れるだけ滑る。毎年のことだけれど、12月の後半くらいまで、各地のスキー場が全面滑走可能になるまで、なんとなく不安なのである。偏西風の北寄りの蛇行が心配なのである。

 

さて、そういえば、この日はボーダーをぎりぎりで追い抜いたら思わぬ方向に向かってきて、激突はしなかったけれど、板と板がぶつかり、お互いこけた。怪我してないか一応声をかけると、大丈夫だとのこと。向こうも後方確認しないですみませんと謝っていて、感じのよいボーダーだった。

その後追い抜くのはやめにして、抜きそうになったら止まることにしたのだけど、後方確認して止まったら、「いきなりそこで止まるかふつう〜!?」って叫びながらぎりぎりで僕を横切っていく女ボーダーがいた。お前らどんだけ突然目の前でグラトリし出しとるかわかってんのか?おい?って感じでさすがに睨まずにはいられない筆者。ゴーグル越しの怒りの視線に気付いたのか気付いてないのか、女ボーダーはゲレンデの彼方へと消えていった。共存のむずかしいボーダーとスキーヤーの幅狭スキー場ブルース。

 

最近は腰の正対と外向傾をテーマにやっております。国体予選出ます。がんばります。

 

いきなりハードな雪道。バイクでダート走行に慣れたせいで、車が多少スリップしても動揺しなくなった。

条件ばっちり。

 

ねぎとあげと豚肉を持参。うまい。

挽いた豆に湯を注いで飲む。安上がりだが最高にうまい。

 

以上!

 

BEN

スキーブログ 2023-24シーズン 1st Run「楽しくなければスキーじゃない」編

11月24日 ホワイトピアたかす(岐阜)

 

さて、ついにシーズンINしました。INです。来週行く予定を1週間前倒しにして行ってきたよ、人工造雪マシーンで作り上げられたきしめんゲレンデに。

今シーズンはウイングヒルズがきしめんゲレンデを作らず11月のオープンをしなかったのと、ホワイトピア・鷲ヶ岳・ダイナランド・高鷲スノーパークの4つのスキー場で使える共通平日シーズンパスを持っているということで、初めてホワイトピアに行ってみた。

なんか暗いスキー場だったけど、滑ってる人、リフトに並んでいる人たちの顔はみな楽しそうで明るかった。わたしはおひとりさま黙々スキーヤーですが、心はそれでも踊っていたりするのです。

しかし、とにかく狭くて混雑しているので思うように滑れないのが現実。あきらめて基礎練でもしようかと思ったが、混雑したきしめんゲレンデで基礎練ってかなり空気を読めてない感じがして、そんなの嫌いなので、わたし、そんな時は基礎練なんてしません。よく、「シーズン初めがすごく大事!ポジションが最初の滑りでシーズン最後まで固まっちゃうからね!」とか皆さん言ってますが、だからと言って、きしめんゲレンデで低速の基礎練などしていたらスノーボーダーに激突されるに決まっている。実際、顔見知りのスキーヤーがシーズン初めの滑りで斜滑降できしめんを横断してボーダーにまんまと激突され、鎖骨骨折、シーズン終了と相成りました。

そんなわけで、混雑に心を折られ、一度は帰りそうになったものの、「楽しくなければスキーじゃない」を合言葉に、カレーライスを食って復活し、やや空いたきしめんゲレンデに点在する流しそうめん状態のボーダーとスキーヤーカービングでノンストップで抜いて下まで滑り切るという偉業を2本達成したら、満足することができて、シーズン幕開けを無事終えることができた。

基礎練は12月になったら広いゲレンデでやろうと思います。

 

きしめんゲレンデと点在する流しそうめんボーダー&スキーヤー

 

Ben